SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

国内初!セルラー通信内蔵「AWS IoT 1-Click」対応ボタン「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」の販売を開始

ボタン好きな、ソラコム 松下(max)です。

7月に発表しました「SORACOM LTE-M Button powered by AWS」が、本日よりご購入いただけるようになりました!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS | lte-m-button-launch / button

気になる出荷は 11月初旬を予定 しています。お手元に届くまで、もう少々お待ちください。

SORACOM ユーザコンソールからご注文いただけます

SORACOM LTE-M Button は SORACOM ユーザーコンソール からご注文いただけます。
ログイン後したら「(画面左上の)Menu」→「発注」→「新規注文」→「デバイス」とお進みください。

lte-m-button-launch / order

なお、SORACOM ユーザコンソールを使うためには「登録無料/オンラインで作成可能な SORACOM アカウント」が必要となりますので、まだお持ちでない方はこの機会にお作りください。

「3,980 円」で限定販売します!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS の通常販売価格は 7,980円 ですが、 個数・期間限定キャンペーン価格 3,980円 でお求めいただけるようにいたしました!

7月の発表以来、すでに多くのお問合せをいただいており、より多くの皆様に使っていただけるようにするために限定販売としておりますので、ご理解いただけるとありがたいです。

※価格は税別、送料別です
※キャンペーン価格での1人あたりのご購入台数には上限(10台)です。上限を超えるご注文も可能ですが、超過分については通常販売価格が適用されます

その他に必要なもの

SORACOM LTE-M Button は AWS 1-Click を利用するため、AWS アカウントも必要となります。こちらも登録はオンラインで行っていただくことができます。作成の際、サポートプランを聞かれますが、どのプランでもご利用いただけます。

作成は AWS アカウントを作成 からお進みください。

SORACOM LTE-M Button を SORACOM アカウントへ紐づけましょう!

お手元に届いた SORACOM LTE-M Button を SORACOM アカウントに紐付けることで、ボタンの残クリック数残契約期間最後にボタンを押した時間 といった運用に必要な情報が得られるようになる他、契約の自動更新もされるようになり、管理の手間が軽減されます。ぜひご登録ください!

また、SORACOM Harvest の Publish API を利用することで、 ダッシュボード作成・共有サービス / SORACOM Lagoon を統合することができるため、SORACOM LTE-M Button のデータの可視化や通知の仕組みを構築するのに、他のサービスが不要になるのもメリットです。

lte-m-button-launch / architecture

SORACOM Harvest の Publish API の詳細は 開発ドキュメント をご覧ください。

SORACOM LTE-M Button powered by AWS に関する情報の整理

ここまで紹介してきました SORACOM LTE-M Button ですが、改めて仕様などの確認をしたい方へリンクをまとめました。

おわりに

ボタンが活用できるシーンは数多くあります。
例えば「商品の発注」や「スタッフや機材の呼び出し」だけでなく「お客様アンケート」や「スマートキーの開錠」といった、他のデバイス連携も考えられます。

多くのアイデアが実現できるボタン、ぜひ面白アイデアを形にしてみてください!

ソラコム 松下(max)

表面実装向け小ロット調達可能な LTE-M モデム「BG96 (LGA)」の販売を開始

ハンダ付けは正直苦手な、ソラコム 松下(max)です。

ほぼ1年前に 3G モデム “UC20-G” の小ロット調達向け LCC パッケージを発売開始しました。そして今日、新たに 表面実装向け小ロット調達可能な LTE-M モデムの販売を開始 いたします。

LTE-M とは

LTE-M とは携帯キャリアの運営するセルラーネットワークを用いた LPWA 規格の1つで、既存の LTE 基地局をベースに全国エリアをカバーしているため、広域で省電力なセルラー通信を実現可能な通信です。

SORACOM では LTE-M を 9/27 より 1回線からお使いいただけるようになり、同日より LTE-M モデムを搭載したプロトタイピング向けマイコンボード Wio LTE M1/NB1(BG96) を販売してきました。

表面実装向け小ロット調達可能な LTE-M モデム「BG96 (LGA)」

bg96-lga / bg96

BG96 は Quectel Wireless Solutions からリリースされている LTE-M 対応モデムです。 (Quectel 社 BG96 のページ)

今回 SORACOM では BG96 の LGA (Land grid array) パッケージ をご注文いただけるようになりました。

BG96 (LGA) と SIM スロットと組み合わせてデバイス製作することはもちろん可能ですが、より適した実装方法としてはチップ型 SIMと共に基板へ実装することで、従来の SIM スロット型との組み合わせでは難しかった、 極端な温湿度条件や耐振動といった環境性能が高い工業向けデバイス を作ることができるようになります。

bg96-lga / step

ポイントは赤い点線で描いたような製品の成長か可能なところにあります。 初期段階は評価用ボードを使用して開発しますが、同じモデムを利用できるためソフトウェア資産を持ち越すことができます。

また、製品化前の検討段階においては LTE-M モデムを搭載したプロトタイピング向けマイコンボード Wio LTE M1/NB1(BG96) が利用可能です。

プロトタイピング向けとは言っておりますが、同じ Wio シリーズの Wio LTE JP Version においては、ウィンドサーフィンのワールドカップでも使われており (事例のページ)、本番でもお使いいただくことができます。

SORACOM サービスの活用で、開発速度を加速できます

LTE-M を単純に通信として利用するだけでも良いのですが、さらに SORACOM が既に提供している様々なサービスを利用することで、デバイス上のソフトウェア(ファームウェア)開発の支援を受けることができます。

「短納期でシステムを構築したい」「クラウド連携に必要な開発工数の削減や、認証情報の取り扱い」「閉域網による閉じたシステムが欲しい」といった IoT システム開発ならではの課題を、SORACOM で解決していただければ幸いです。

bg96 / structure

それぞれのサービスの詳細へのリンクをご紹介しておきます。

また、通信データサイズを劇的に削減しつつもクラウド連携を容易にする「バイナリパーサー機能」も SORACOM ならではの機能です。

bg96 / binary parser

BG96 (LGA) のご購入や詳細仕様について

BG96 (LGA) は SORACOM の ユーザーコンソール からご購入いただくことができます。

  • 型番: BG96MA-128-SGN
  • 価格: 2,480円 (500円分のクーポン※を含みます) (税別・送料別)
  • 標準納期: 6~8週
  • 納品形態: リール

※上記は 2018年10月 現在の情報です。最新情報やこちらに記載されていない情報は BG96 (LGA) 商品ページ をご覧ください。

付属のクーポンについて

6ヶ月使用可能な500円分のクーポンが付きます。クーポンは Air SIM の基本料金、データ通信量、SORACOM Beam、Canal といったソラコムのすべてのサービス料のお支払に適用できます。ただし、SIMカードやデバイスといった物品の購入には適用されません。また、異なるカバレッジには適用されません。

詳細仕様や AT コマンドマニュアルの掲載場所

詳細な仕様書は Quectel 社 BG96 のページ に掲載されております。(無料のユーザ登録が必要です)

おわりに

UC20-G の時にも紹介しましたが、 IoT は最初の決め事よりも「検証と成長の繰り返し」「小ロット生産」を活用して、スモールスタートと成長モデルが大切になります。 本日紹介した BG96 だけでなく UC20-GEC21-J を活用し、素早い検証&製品化のお手伝いをしてまいります!

ソラコム 松下

SORACOM Lagoon に Dynamic Image Panel が追加されました!

[日本語版] English follows after Japanese

みなさん、こんにちは。ソラコムの山口です。 本日、SORACOM Lagoon の新パネル Dynamic Image Panel をリリースしました!! 当開発をリードしてくれたソラコムエンジニアの Christian のブログを翻訳しました。ところどころ不自然な言い回しがありますが、そこは私の翻訳のせいですので、目をつぶってお読みください!


私たちが新機能を追加するたびに、私たちの想像を超える利用方法のフィードバックいただいております。できる限り汎用的な機能を開発し、ユーザー自身が多彩なソリューション開発するためのサービスを提供しようと心がけています。

今回、SORACOM Lagoonに新たに追加するのパネルSORACOM Dynamic Image Panelも同様です。この新しいパネルでは、センサーのデータの組み合わせに基づいて様々な画像を表示することができます。

Lagoon Panels

このパネルの特筆すべきは多数のセンサーデータの組み合わせによって表示する画像データを出し分けることができます。直感的にメッセージを伝えることができるようになりました。

このパネルのユースケースを例をあげて説明していきます。

例えば SORACOM Lagoon にデータを送信する電気自動車を持っているとしたら、充電ステータスをすばやく伝えるためのバッテリー表示を作りたいと考えています。 バッテリーの残量を表示し、現在充電中かどうかを確認する必要があります。

電気自動車は2つのセンサー値「バッテリー」を表す0から100までの値および「バッテリー充電」を表す値「0:充電していない」「1:充電中」を送信します。

表示をシンプルにするために低、中、高の3つのバッテリレベル状態を表示することにします。

Lagoon Panels

Dynamic Image Panelではセンサーデータとして上がってくる動的な値を利用して、選択する画像データのURLをダイナミックに指定することができます。 具体的なURLの指定方法は以下の通りです:

https://yourserver.com/images/sensor-${センサー1の値}-${センサー2の値}.png

先ほどのバッテリーの例では以下のように指定します。

Lagoon Panels

最初にバッテリーレベルを表す変数を追加します。 最小値を0、間隔を50、最大値を100として設定します。間隔の値はどれだけの精度で画像を表示するかを決める値となります。 この例では3つの状態しか表示されないので50の間隔としています。 25より小さい値は0(小)に丸められ、75より大きい値は100、その他の値は50(中)に丸められます。

Lagoon Panels

次に充電ステータスを表す変数を追加します。 今回は「0:充電していない」「1:充電中」の2つの値を利用します。

さて、私たちは画像を表示するための変数を設定することができました。 バッテリーレベルは3つの値をとる可能性があり、充電ステータスは2つの値をとる可能性があるため合計6枚(3×2)の画像が必要です。

Lagoon Panels

最後に、サーバー上のフォルダに画像をアップロードし、背景画像のURLテンプレートを更新します。

Lagoon Panels

おっと、これは早く車を充電した方が良いですね。

複数の変数を追加して独自の画像データを表示することができるので、ダイナミックかつ汎用的なイメージビューアーとしてパネルの作成ができます。 考えられるユースケースは視覚的なアラート、天気予報などが考えられます。実際にこのアイディアは風の方向と速度に応じて表示する画像を出し分けたい。というお客様の声から生まれました。

私たちはあなたがこのDynamic Image Panelを使ってくれることをとても楽しみにしています。いつものようにご質問やご意見をお待ちしています。

Christian (Keith訳)


[English version]

Whenever adding a new feature at Soracom we know some of our customers will want to use them in unforeseen ways. As such we try to make everything as flexible as possible, providing services to enable you to build your own solutions.

This is certainly the case with our latest Lagoon addition, the Soracom Dynamic Image panel. What this new panel allows you to do is display different images based on incoming sensor data combinations.

Lagoon Panels

The beauty of this panel is it can take a possibly large number of sensor values and allow you to convey the message using a finite number of images.

The potential uses of this panel are probably best explained through an example.

Imagine we have an electric car sending data to SORACOM Lagoon and we would like to build a battery display to quickly convey the charge status. It needs to display battery level, and also whether or not the car is currently charging.

Our car transmits two sensor readings, Battery, a value from 0 to 100 representing the charge in the battery, and Charging, with two possible values, 0: not charging, and 1: charging.

To make display simple we choose to display three battery level states, low, medium and full charge.

Lagoon Panels

The Dynamic Image Panel allows you to specify a url pointing to your server of choice with a dynamic section that can be populated with your sensor data. Allowing you to build image urls in this fashion:

https://yourserver.com/images/sensor-${SENSOR1-VALUE}-${SENSOR2-VALUE}.png

So for our battery example we add the following to our Dynamic Image Panel

Lagoon Panels

First we add a variable that reflects the battery level, with a minimum value set to 0, an interval of 50 and a max of 100. The interval value is the true determining factor in how many images (potentially how accurately) you would like to represent your data. In our example we only have 3 states to display, so an interval of 50 gives us the perfect incrementer. Any value lower than 25 will be rounded to 0 (low) and any value higher than 75 will be rounded to 100 (full charge). Any other value is rounded to 50 (medium).

Lagoon Panels

Next we add a variable to reflect the charging status, this time we want only two possible values, zero and one.

Ok now we have a variables setup we need our images. Battery level had 3 possibilities and charging status had 2, meaning a total number of 6 images (3 x 2) required.

Lagoon Panels

Finally we upload the images to a folder on our server and update the background url template to suit.

Lagoon Panels

Oh, I think we need to charge our car 😉.

Since you can add multiple variables and use your own images, this really allows you to build completely custom displays. Possible use-cases range from visible alerts to weather reporting. In fact the idea initially spawned from one of our customers needing to display wind direction and speed as an image.

We look forward to seeing what you create, and as always please don’t hesitate to contact us with suggestions or queries!

Christian

社員レポート#5 〜 OpsDev エンジニア 〜

みなさまこんにちは、ソラコムの平です。

ソラコムの職種や”中のひと”の実際の姿をみなさまに具体的にお伝えしたく7月より実験的に進めていた社員レポートですが、今回で前半は最後となります(1回目2回目3回目4回目はこちら)。

前半のフィナーレを飾る今回は、外からは最も見えにくい職種の一つである OpsDev エンジニアを特集します。これまでに発表した新規サービスの数やイベント、お客様数の増加スピードなどから、攻めのイメージが強いソラコムですが、これがないとサービスが成り立たないという大事な守りの部分ももちろんあります。それを担っている職種の一つが今回紹介する OpsDev エンジニアです。さて、どんなメンバーがどのように守備を固めているのでしょうか。早速担当の五十嵐に聞いてみたいと思います。

ーash よろしくお願いします。

ソラコム五十嵐(ash)です。どうぞよろしくお願いします。

ーまずはashというニックネームが今まで登場いただいたメンバーと比べると一風変わったように聞こえますが、簡単に説明いただけますか?

(15分後)

ー・・・非常に興味深く面白い話だったのですが、残念ながら今回の趣旨には関係ないので、ばっさりカットさせていただきます。お問い合わせフォーム に要望がきたらまた別の記事にしましょう。

ええ、いきなりのカットですか・・!

ーでは自己紹介含め、担当している職種について簡単に紹介いただけるでしょうか?

十分に自己紹介したつもりですが。。。。。前職では通信キャリアで自社クラウドの開発運用を行っていました。ソラコムでは OpsDev(タイポじゃないです)= 運用に主眼をおいた開発及び、ソラコムのコアシステムの保守を行っています。

ーOpsDev というのは私はソラコムに入ってから初めて聞いたのですが、一般的な用語なのでしょうか?

簡単に言うと Google の SRE(Site Recovery Engineer)に似ていると思います。一方で、ソラコムでは創業当初からエンジニアバックグラウンドを持っている CEO の玉川や CTO の安川が運用の大切さを理解していたため、SRE が一般的なる前から OpsDev というポジションがあって今日もソラコムでは OpsDev という言葉を使っています。OpsDev については安川の資料があるので、こちらも参考にしていただけると幸いです。

report-ash1 (写真:Discovery 2017 SORACOM ブースにて)

ーソラコムの運用開発の特徴について教えてください。

通常の運用というと24時間/365日で輪番を組んでやるというのがあるのですが、これを一般的にやると最低で10人とか必要になります。一方で創業間もないソラコムでは、人数は限られている中で、通信という信頼性が求められるサービスを提供する必要があったため、人に頼らない運用を追求してきました。

ー確かに少ないメンバーで24時間/365日の運用はどうなってるんだろう、とずっと気になっていました。いくつか具体的な方法について紹介していただけますか。

目新しさは無いとは思いますが、徹底的に監視を行い、自動復旧することを心がけています。弊社のサービスはマイクロサービスの集合体なのですが、各サービス単体を再起動してもシステム全体としての整合性が保たれるように全てが設計されています。そのため、監視側は起動順などを気にせずにプロセスの起動/再起動ができるので、自動復旧が容易になっています。また、Design for Failure の思想のもと、システムが最低3重化されているため、基本的に単一故障で OpsDev エンジニアが War Room に集まることはありません。休日や深夜帯に起こった自動復旧しない単一故障であれば、十分に寝て日勤帯に復旧作業に取り掛かります。

一方で緊急時には、全員に通知が行く slack の #andon チャネルでしかるべき対応を行います。ソラコムではいろいろと検討した結果、自社で PagerDuty に似た自社の電話システムで緊急連絡及び、対応可能か否かをダイヤルプッシュで回答できる仕組みが入っています。また slack から例えば、 /telephone kenta とコマンドを送ると弊社 CTO の安川の apple watch に通話することが可能になっているので、気軽にモーニングコールをすることもできます。緊急連絡よりかはミーティングを忘れてる/寝坊?の際の連絡に多く使われているような気もしますが。。。。

ー確かに朝に弱い社員も一定数いますね。(モーニングコール、いいなぁ。。) また、私はオフィスの端においてあるお弁当箱みたいなものが気になるのですが。

言わせてしまったようですいません。Raspberry Pi(通称 RPi タワー)なんですが、システムのブラックボックス監視、要は実際のユーザに合わせた監視を行っています。

report-ash2 (写真:RPi タワー)

弊社ではクラウドを徹底的に使うことが奨励されており、ブラックボックス監視を行うことになった当初、皆さんの家にも普通にある19インチラックを購入して、ラックマウントサーバを使おうと思ったら社内からものすごい拒否反応があって、しょうがないのでハンズオンに利用していた古い Raspberry Pi で監視を始めたのがこのタワーの最初になります。

実は Raspberry Pi で遠隔監視を行いたいというお客様はたくさんいらっしゃって、このタワー開発で培った USB ドングルを差したら自動で起動するするスクリプト、世界中にある RPi タワーの監視スクリプトを更新する方法、ネットワークが切断されたときに自動で復旧する方法など、遠隔監視で重要となる機能の開発と知見を得られることができました。

今日でも SORACOM Air のプランが増える毎に Raspberry Pi が追加されるため、ソラコムサグラダファミリアとも呼ばれ、まだまだ開発チケットが尽きそうにない OpsDev チーム自慢のシステムです。PagerDutyPrometheus が社内のツールの延長でサービスになったように、OpsDev チームで培った知見がサービスにフィードバックされていることもあります。

ーよく言われる開発と運用の壁についてはどうでしょうか。

OpsDev エンジニアと開発エンジニアは基本的に全てが同等で、スキルセットも同じものが求められます。新たなサービスのアーキテクチャ決めには必ず OpsDev チームも参加して、時にはコードレビューや pull request も出します。運用開発のチケットを我々は Aegis と呼んでおり、開発エンジニアも稼働の15%を Aegis チケット割り当てることが求められています。一方で OpsDev エンジニアが作ったサービスもあります。(盾だけに)矛盾という言葉がよく頭に浮かびます。

ーなるほど。サッカーで言うとプレーヤーがゴールも守り、時には点も取りに行くと言うことですね。OpsDev エンジニアはベッケンバウアーみたいですね。

知ってる世代でしたっけ?日本人的には三杉君ですね。

ー・・・・・。

えーと。。。。。気を取り直して。ただ基本的には全員が質の良いコード/システムを提供するというのが根幹にあると思います。流石に毎日電話がなったら、禁句を連発すると思います。先程いくつかの壁をなくす仕組みを紹介しましたが、根幹にあるのは安らかな眠りを提供してくれる安定したシステムの構築にあると思います。

ーどんな人が向いていると思いますか?

詳しくは募集要項を見てもらいたいとは思いますが、経験しているというのは強いと思います。私も今までの人生で、障害の電話がなったので監視システムを見てみたら警告が1000個以上出ていて、ああこれは夢だと思ってそっとパソコンを閉じそうになった経験があり幸いに少しぐらいの問題で動じることがなくなりました。悩みは現状システムが安定しているので、弊社では修羅場を経験できないことですかね。弊社も Netflix の chaosmonkey を日々は走らせられるぐらいのシステムに早く持っていきたいです。

もう一つ大事なのは、問題が発生しないようにするのが仕事なので、認知されることが少くないので、セルフモチベートできる強い心が必要です。未然に障害を防いだ場合は、チーム内でなるべくハイテンションで褒め称え合うので、変な集団と思われていますが、OpsDev チームは You’ll Never Walk Alone の精神でこれからもやっていきます。

ーash の視点から見てソラコムはどんな組織ですか

ソラコムリーダシップステートメントDevelop Dream Team というのがあるのですが、全ての方面でレベルが高く尊敬できるメンバが集まっていると思います。エムバペやメッシ級のプレーヤーが11人いればチャンピオンズリーグでも優勝できると思うので、これからもどんどんエムバペ/メッシを採用して世界一になれたらと思います。

ーキーパーもエムバペ/メッシで良いのでしょうか?

キーパーはクルトワで。

ー最後に、2年後、3年後の ash はどんな仕事をしていると思いますか?

これまでの2、3年が予想できなかった様に、今後の2、3年をイメージするのは非常に難しいですね。よく言われることですが、年齢とともに仕事量は減ってしまうかもしれないですが、経験から最短経路を見付けられる効率化、またこれまでの様に着実に自動化を推進していくので、仕事の絶対量を積み上げていけるのが強みだと思っています。まあ究極的には SWAS ですね。

ーSWAS?????

Sleep Well Admin System です。

ー。。。。。最後はベッドの CM みたいになってしまいましたね。このまま締めちゃって良いでしょうか?

綺麗に締めたつもりですが。。。。。 OpsDev エンジニアも絶賛募集しているので興味がある方は是非応募してください。また10月9日(火)にオープンハウスを行います。こちらもぜひご参加ください。

ーところどころ微妙な空気になりつつも、めげない ash の心の強さ = OpsDev エンジニアの適正というのが垣間見られたインタビューになりました。今日はどうもありがとうございました。

この返しに動揺せず、冷静でいられる asako も適正ありますよ。

ーSWAS が完成したら考えます。

がんばります。

9月の IoT 記事まとめ

みなさんこんにちは。ソラコムnaoです。

もうすでに10月、秋の季節になってきましたね。 \実は9月30日はSORACOMがこの世に誕生した日です🎁/

2015年9月30日に誕生してから、ようやく3歳になりました。皆様、これまで支えて下さり本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、9月は日本全国のUser Groupが集まって初めての「SORACOM UG Explorer 2018」を開催しました。 別のレポートでも報告しましたが、大変多くの方にお集まりいただきアットホームな雰囲気で終了しました。さて、この大事なデザインを担ってくれたのも、UG ロゴを作ってくださったくろにゃんこたんです。 UG Explorer ロゴにまつわるあれこれをブログでも紹介してくださいました。

explorer

SORACOMUG Explorer のデザインを作りました

宇宙感あふれるこちらのかっこいいExplorer デザインと、スタッフメンバー・スピーカーが着用したTシャツのデザインもしてくださいました。個人的には、右下の宇宙飛行士がとってもお気に入り。 デザインいただいたTシャツもどーんとロゴがカッコよく映し出されてます。

Explorer 2018に参加してきました。

SORACOM UG Explorere 参加してくださった方がblog書いてくれました。今年の12月もおそらくアドベントカレンダーやるかな?!と思いますので、ぜひご寄稿お待ちしてます^^ 他にも、私も書いたよ!という方がいたら、Twitter でハッシュタグ #soracomug #soracom をつけてお知らせください。

水温計測システム

車海老の養殖業を営む方が、メカトラックス社の3つの製品、3G通信モジュールの”3GPi”、太陽光発電でRaspberry Piが利用を可能にする”Pi-field”、タイマー動作で必要な時だけRaspberry Piを起動し消費電力を抑えることを可能にする”slee-Pi”と、SORACOM Air for セルラーを活用し、電源環境のない場所でも動く水温計測システムを作ってくださいました。可視化にはSORACOM Harvest と SORACOM Lagoonを活用いただいてます。

こちらの記事に書かれているこの文章、既にそしてこれからもっと日本企業が直面していくチャレンジになっていきそうですね。

情報を取得するのはあくまで出発点。取得した情報を元に自動で状況に対する動きしてくれるところまで作りたいもんだ。車海老の養殖業界は、働き手の高齢化が半端ないもんで、作業は自動化をしていかないとキツい。。

MicroPythonなM5StackからSORACOM HarvestのPublish APIでデータを入れる最小手順

エバンジェリストの松下が、データの蓄積・可視化ツールである SORACOM Harvest にM5Stackから簡単にデータを送る手順を書きました。 SORACOM Harvest が Wi-Fi などの回線でも手軽に使えるようになったので、SORACOM Air SIMを使い通信していない場合でもご利用いただけます〜!

SORACOM KryptonでSORACOM Inventory AgentをBootstrap

デベロッパーサイトに掲載されている、SORACOM Krypton を使用してセルラー回線を使用せず SORACOM Inventory にデバイス登録するを実際に試してくださいました。 知ってる人は知ってる、知らない人はしらないSORACOMのDevサイトは、各サービスごとの利用方法から、SORACOMコンソールから購入可能なリファレンスデバイスの使い方ドキュメントを掲載しています。

[構想]郵便受けポストに郵送物があるか無いかを遠隔で知る

こちらのQiitaに書かれていた記事は、構想段階でまだ試されてはいないようです。10月ごろに実装しようと書かれているので、10月のIoTまとめ記事には出てくるかも?!楽しみに待ってますー😎

皆さんのIoT作ってみたや、SORACOM試してみたよの記事引き続きお待ちしてます。

過去の IoT 記事まとめリンク 3月の IoT 記事まとめ 4月の IoT 記事まとめ 5月の IoT 記事まとめ 6月の IoT 記事まとめ 7月の IoT 記事まとめ 8月の IoT 記事まとめ

ソラコム nao

soracom-cli が API Sandbox に対応しました

先日開催された SORACOM UG Explorer 2018 で API Sandbox について LT させていただいた ogu です。

LT の中で「soracom-cli の Sandbox 対応版、近日リリース予定です」とお伝えしましたが、ようやく準備が整い、リリースいたしましたのでお知らせいたします!

使い方

まずは soracom-cli をインストールします。すでにインストール済みの方はアップデートしてください。

インストールの方法は簡単です。soracom-cli リポジトリの README を参照してください。

アップデート方法は、Mac で Homebrew を使ってインストールした場合は brew update コマンドを実行するだけですし、それ以外の環境であればインストール時と同じ方法でバイナリをダウンロードして上書きするだけです。

インストールもしくはアップデートできたら、バージョンを確認します。

1
soracom version

0.3.6 以降のバージョンが表示されたら Sandbox 対応版です。

バージョンを確認したら、API Sandbox 用のプロファイルを作成します。 詳しいことはこれも soracom-cli リポジトリの README に書いてありますが、以下のように Sandbox 専用のプロファイルを作ります。

1
soracom configure-sandbox

メインで利用するカバレッジタイプ、本番環境の AuthKey ID と AuthKey (secret)、および Sandbox 環境に作成するユーザーのメールアドレスとパスワードを聞かれますので入力してください。

デフォルトでは sandbox という名前のプロファイルが作成されますので、以後はそれを使って以下のようにコマンドを実行していきます。

1
soracom subscribers list --profile sandbox

SIM の注文や利用休止、解約など、実際にお金がかかってしまったりやり直すことができない操作も、Sandbox 上であれば安心して試してみることができます。

架空の SIM やクーポンを作成するといった Sandbox 専用のコマンドも使うことができます。

1
2
soracom sandbox subscribers create --profile sandbox
soracom sandbox coupons create --profile sandbox

他にもいろいろと Sandbox 専用コマンドがあります。 引数など詳しくは soracom コマンドのヘルプを参照していただくか、API Sandbox 利用ガイド をご参照ください。

使い方でわからないことなどがございましたら、Twitter でつぶやいていただくか、サポートへお問い合わせください。 「こんな機能があったらな〜」というご要望もお待ちしております。 (#ソラコムサンタ にお願いするのも良いかもしれませんね!)

ogu

IoTシステム構築・運用のノウハウを公開!SORACOM Technology Camp 11月開催

soracom-technology-camp

こんにちは。ソラコム広報・マーケの田渕です。今日は「SORACOM Technology Camp 2018」の11月開催のお知らせです。

私は普段イベントを担当していますが、夏以降、「お客様にIoTシステムを提案する準備をしている」、「本番を踏まえた設計を知りたい」という声を本当によく聞くようになりました。

しかし、まだまだデバイス・通信・アプリケーション・クラウドなど全てに精通した、IoT エンジニアは世の中にはまだ多くありません。それぞれの専門分野から少し手を伸ばして別の分野の技術知識も習得していく必要があります。

IoT プラットフォーム SORACOM は、お客様のフィードバックをうけてそのサービスと機能を100回以上 update してきました。先に IoT に取り組んだ方がの共有知が反映されています。

そこで、創業3年、IoT の最前線を見てきたソラコムが、IoT システム構築・運用のノウハウを共有して、IoT システム構築・運用の勘所と SORACOM の活用方法を解説するイベント「SORACOM Technology Camp 2018」を開催します。

SORACOM Technology Camp 2018へのお申込みはこちら

SORACOM Technology Camp 2018 秋 の見どころ

セッションは、「ベーシック」と「アドバンス」に分かれています。

「ベーシック」はIoTシステムをこれから学ぶ方向けで、基本的なシステム構成パターンや、プロトタイプ制作など、IoTシステムの構成要素を学び、それらを迅速に組み立てるといったことを学ぶことができるトラックです。

  • 事例で整理! IoT ソリューションの開発/導入検討の進め方
  • そのデバイス、どうしたら IoT 化できますか?事例に見るセンサー/デバイスのオンライン化デザインパターン
  • 今日から始めるセンサーデータの可視化
  • SORACOM LTE-M Button の始め方

「アドバンス」は、本番稼働するシステムをお客様に提案するときに必要となってくる、ネットワークセキュリティやデバイス管理、デバイスの双方向通信、システム開発をどう作りながら変えていくかといったIoTシステムに求められる要件をどうシステムで実現するかといったことを学ぶことができるトラックです。

  • モバイル回線で作るイントラネット 業務システムにもセキュアに連携
  • 売れば売るほど大変"を防ぐ!「IoT デバイス初期設定の工数削減」手法
  • デバイス-クラウドの双方向通信デザインパターンと実践
  • スモールスタートの次の一手は?成長できるIoTシステムの実例と回避したいポイント ―IoTシステム開発における試行錯誤の記録

SORACOM Technology Camp 2018は、この春にも一度開催していますが、多くが新セッションです。そしてタイトルからあふれる「現場感」、それぞれの立場やフェーズにあわせてセッションをお選びください。

IoT の現場に向き合う講師陣

ソラコムの選りすぐりのエバンジェリストやソリューションアーキテクトの5名がセッション講師を担当します。

soracom-technology-camp-speakers

エバンジェリストの松下は、年間100回以上の登壇をこなし、SORACOMのサービスと IoT システム活用について最も知り尽くしています。シニアエンジニアの松井はハードウェアとクラウドの両方に精通しソラコムが発売予定の「SORACOM IoT Button powered by AWS」のデバイス開発もリードしています。

そして、ソリューションアーキテクトの今井、須田、松本の3名は、お客様の求めるシステムの実現をシステム面からサポートするスペシャリストです。ソラコムの中でも最もお客様のニーズに近いところで、デバイス・通信・クラウドなどの全体最適や具体的な課題解決と向き合っています。

ここでしか聞けない具体的なノウハウを学べる機会です。会場でお待ちしています。

SORACOM Technology Camp 2018へのお申込みはこちら

ソラコム 田渕

SORACOM 認定デバイスについてのアップデート

こんにちは、ソラコムの山口です。 すっかり涼しくなってきました。この勢いで氷点下まで突き刺さっていただきたいところです。

さて、今日は認定デバイスについてのアップデートです。

おかげさまで100を超えるデバイスが認定デバイスとしてご登録いただいております。 本日は 認定デバイスページのリニューアルplan-K/plan-KM1/plan01sの認定デバイス開始 についてご案内させていただきます。

認定デバイスページのリニューアル

認定デバイスページでは、お客様が利用したい用途の沿ったデバイスをスムーズに発見できるよう「デバイス種別」「対応プラン」「対応電波種別」でフィルターいただけるようになりました。

certified-device-fillter

また、各デバイスをクリックすると対応機能や対応しているプランごとの対応周波数をご確認いただけるようになりました。

certified-device-detail

この項目が欲しい。等ございましたらお気軽にSNS等でご要望いただけますと幸いです。

plan-K/plan-KM1/plan01sの認定デバイス開始

さて、先日発表のあったplan-KM1についてももちろんですが、plan-K, plan-KM1, plan01s それぞれ認定デバイスの募集を開始致します。

ぜひSORACOM AirのSIMを組み込んだ新しいデバイスを作りたい!今あるデバイスを掲載したい!という方、従来よりご登録いただいている認定デバイスが「実はplan-Kでも利用できるよ」「plan01sでも動作するよ」というパートナー様はSORACOM パートナースペースの認定デバイスページより申請をお待ちしております。

従来より登録いただいている認定デバイスのうちplan-Kで接続確認の取れたデバイスを1つご紹介させていただきます。

ISR-100 (株式会社CHO&Company)

株式会社CHO&CompanyISR-100 です。(ソラコム認定デバイス掲載ページはこちら

検証した私の所感となりますが圧倒的に小さく、また50gという軽量でありながら機能的なwebインターフェース、WiFi/有線ポートx2といった充実した接続インターフェースに加えplan-D/plan-Kのマルチキャリア対応と、誰でも何にでもどこでも利用できる機能美溢れるデバイスでした。

isr-100

ソラコムはSPS パートナーやデバイスを選定されるお客様からのフィードバックを元に日々改善を行って参ります。
ユーザーグループ会やハンズオンセミナーでお会いできた際にはぜひお話させてください。

ソラコム 山口

【新発表】SORACOM Air に省電力LPWAセルラー通信「LTE-M」が追加、合わせて2種のデバイスや新機能をリリース

週末は省電力な生活を送っているソラコム 松下(max)です。

今年 7/4 に開催された SORACOM Conference “Discovery” 2018発表させていただいた「LTE-M」が、ついに本日よりご利用いただけるようになりました!

発表のサマリー

今回は多くの事を発表したので、まずサマリーをご案内します。

SORACOM Air に省電力LPWA通信 "LTE-M" が追加!
サブスクリプション名 (プラン名) は "plan-KM1"

LTE-M とは携帯キャリアの運営するセルラーネットワークを用いた LPWA 規格の1つで、既存の LTE 基地局をベースに全国エリアをカバーしているため、広域で省電力なセルラー通信を実現可能な通信です。

ソラコムでは、この LTE-M を plan-KM1 というサブスクリプション名(プラン名)で SORACOM Air のラインナップに加えることで、省電力・小容量通信である LPWA の拡充を行いました。

lte-m-launch/soracom-air

料金体系は下記の通りです。

  • 初期費用: 1,500 円/回線
  • 基本料金: 月額 100 円/回線(101 回線から月額 90 円)
  • データ通信料: 0.5円/KiB
  • SIM サイズ: nano SIM

特徴は以下の2点になります。

  • 回線を 「利用開始待ち」ステータスにすることで基本料金が無料 となります。製品に plan-KM1 を組み込んだ際の在庫期間中における保管費用の低減などに役立ちます。
  • 他の SORACOM Air 同様に 1回線からオンラインでご注文いただくことができ、また、 SORACOM BeamSORACOM Harvest といった すでにある SORACOM サービスが利用可能 です。

lte-m-launch/features

IoT における省電力の必要性

ところで、なぜ IoT デバイスでは省電力が必要なのでしょうか? IoT の目的は「遠くに離れたモノや、現場で起こっているコトをデジタル化する」ことにあります。これを実現するためには、あらゆる場所にデバイスを配置しセンシングする必要がありますが、課題の1つが電力です。

当然、電力が確保しづらい環境というのも存在します。(むしろ、電力が確保できるケースの方が少ないのかも) バッテリーで稼働させるということが要件となるケースが出てきますが、高効率・大容量なバッテリーの採用はコストがかかり、「あらゆる場所」での利用が難しくなります。

lte-m-launch/anywhere

一方、デバイスを省電力化することで、例えば 乾電池のような安価なバッテリーで稼働ができるようになれば、あらゆる場所にでの利用が可能になる のです。

省電力のカギは eDRX と PSM

LTE-M における省電力性を実現するには eDRX と PSM の活用が不可欠です。

平たく紹介すると eDRX (extended Discontinuous Reception) は、待ち受け時における着信電波の確認間隔を減らすことで省電力化を実現する手法です。 また PSM (Power Saving Mode) は、モデムを電源 OFF に近い状態にすることで省電力を実現します。

IoT においては、データ収集における「送信時以外はモデムは OFF でもいい」というケースが多いため、 eDRX よりも PSM の活用が有効な場面が多くなると考えています。

アプリケーションの例

7/4 の Discovery で発表させいただきました LTE-M 内蔵ボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」 は、今回の LTE-M を活用したアプリケーション例の一つです。

SORACOM Harvest へのデータ送信も、先日リリースされた「SORACOM Harvest Publish API」を通じて可能となります。

lte-m-button/publishapi

デバイス全体の省電力性を実現するためには

デバイス全体の省電力化はを実現するためには、 LTE-M といった通信部分だけでなく、マイコンにおけるディープスリープモードや、センサーのセンシング頻度の低減といった複数の技術や手法を用いて、全体バランスよく実装することで達成できます。

局所最適よりも全体最適を心掛けて、省電力な IoT デバイスを目指しましょう!

plan-KM1 で利用可能なデバイス2種の販売開始

plan-KM1 が利用可能なデバイスを、2種類お使いいただけるようにいたしました。 ここで紹介しているデバイスは SORACOM Web コンソールから、そして1台からご注文いただくことができます!

Wio LTE M1/NB1(BG96)

Wio LTE JP VersionWio 3G SORACOM Edition といった Wio シリーズの兄弟分として Wio LTE M1/NB1(BG96) が登場しました!

lte-m-launch/wiolte m1/nb1

見た目だけでなく、基本スペックも Wio 3G SORACOM Edition と同じです。搭載しているモデムが 3G か LTE-M といった点や、カード型 SIM のスロットの有無というのが違いになります。 他の Wio シリーズ同様に Arduino IDE を用いた開発が可能です。

価格は 9,800 円 (税別・送料別)です。 (plan-KM1 の SIM は別売りです)

ちなみに、商品名である Wio LTE M1/NB1(BG96) というのは、最後の (BG96) まで含めて正式な商品名だそうです。豆知識です。

BG96-TE-A および開発ボードキット

Wio LTE M1/NB1 はどちらかというと単体でお使いいただくワンボードマイコンですが、ここでご紹介する [BG96-TE-A および開発ボードキット] は、 plan-KM1 を製品に組み込んでいく事をゴールとした、本格開発ボードとBG96(モデム)のセットです。

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PC と UART で接続し、 LTE-M モデムである BG96 を AT コマンドなどで操作して開発を進めていきます。 SIM スロットを装備している他、BG96 が持っている I/F の操作もこのボード上で開発可能です。

価格は 34,800 円 (税別・送料別)です。(plan-KM1 の SIM は別売りです)

plan-KM1 を含めた「すべての SORACOM Air for セルラー」でバイナリパーサー機能が利用可能に

1年前の7月に LoRaWAN や Sigfox といった LPWA 向けの機能として「バイナリパーサー機能」をリリースしました。この機能は「これを待っていた!」というお声を 一部の熱い方々より いただいておりました。(個人的な観測範囲)

セルラーLPWA としての plan-KM1 の提供開始に伴い、バイナリパーサー機能をセルラー通信全体に広げ、 全ての SORACOM Air でバイナリパーサー機能が利用可能となりました!

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バイナリによるデータフォーマットの重要性

通信量を削減することは、通信料金を下げるだけでなく 消費電力を下げる事にも寄与します。 これは、通信している時間=モデムが起動している時間となるためです。1秒でも早く通信が終了すれば、その分モデムへの電力供給をいち早くカットできるため、バッテリーによる稼働時間を長くすることができます。

バイナリデータにすることで、人間には読みづらくなりますが※絶対的なデータ量削減が可能となります。 (※一部には「バイナリアン」もしくは「邪眼持ち」と呼ばれる方々もいらっしゃるそうです)

SORACOM Air のオプションであるバイナリパーサー機能を ON にしてデータを送信すると、 SORACOM プラットフォームに予め設定されたフォーマットに従ってデータパース(解釈)と処理が行われる仕組みです。

上記の例では9バイトのバイナリデータの中に unsigned int のデータ1つ と float のデータ2つを格納しているところを、バイナリパーサーで展開した結果です。 出力された JSON はスペースなどを削除して約 60 バイトになります。一方入力側のデータは 9 バイトです。この例では、おおよそ 85% のデータサイズ削減に成功しています。

フォーマットに使用できる文字列など、詳しい情報はブログドキュメントをご覧ください。

あとがき

自分自身で「読みやすいブログは “1つの記事には1つの物事や結論になるようにスコープを小さくする"」と言っておきながら、今回は3つの事柄をご紹介するという事態になりましたが、どれもこれも LTE-M を活用するにあたって不可分ということで一気にご紹介することになりました。

個人的にはバイナリパーサーの SORACOM Air for セルラー対応にグッときたのですが、みなさんはどのあたりにグッと来たでしょうか? 全国で行われているユーザーグループ “SORACOM UG” などで語り合えるとうれしいです!

ソラコム “MAX” 松下

SORACOM UG Explorer 2018 参加レポート

みなさんこんにちは、ソラコムnaoです。 先日9月17日、SORCOM User Groupの全国規模のイベントである SORACOM UG Explorer 2018が永田町のGRIDで開催されました!

今回は、日本各地のUser Groupのメンバーが集まり、IoTに関わる技術から企画担当者を巻き込んだ1Dayイベントには関東に限らず、東海、関西、九州のエリアから多数の方が3連休の祝日最終日に永田町に集合しました。KYOSO様、テプコシステムズ様、Fusic様にスポンサーいただき、熱量の高くそれでいてアットホームな会となってました☺️ Twitter のまとめ記事はこちら

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今回のセッションは、IoTの新規事業への取り組み方や、どのように周りを巻き込んできたかと言ったセッションから、IoTデバイスやバックエンドに取り組むお話し、エンタープライズ企業でIoTを推し進めいてるパネルディスカッション、と様々な層に届くセッションが用意されていました。さらに、隣の会場ではハンズオンやミニシアター、Ask the Engineerのコーナーなど、休憩時間も楽しめる要素が盛り込まれてました。 soracomug-explorer

実際にIoTに取り組んでいるからこその、現場感あふれる内容に溢れていました。

製造現場を既存のスマートウォッチやグラスを使いこれまで紙やストップウォッチで計測していたものを自動化させたAGC高橋さんのお話しでは、パッションを持って新規事業を社内で伝えていたらフォロワーが生まれビジネスとして生まれてきた。その中で「面白い」のかどうかはとても重要。

大阪から参戦されたトーア紡コーポレーションの中井さんのお話は、ある展示会でIoT.Kyotoを提供するKYOSOさんに展示会で会ったことをきっかけに想像していたよりリーズナブルな価格で課題が解決出来るシステムがあるということを知り、実現まで進んでいったとのこと。消費電力が可視化されることで、製造現場にいるメンバーの「自分ごと化」が生まれ、自発的に気をつけるようになり節電にも寄与した。中井さんのスライドは既に公開されてるので、ぜひこちらもご覧ください。 soracomug-explorer

テクノロジーセッションの最初は、電機計測機器を提供している日置電機の舩原さんが、ユーザーのセキュリティポリシーや、スキルを考えることなく設置して電源をさしたらすぐに使える計測機器のために、SORACOM を使ってくれています。SIMに認証機能をもたせているため、デバイスが壊れても新しいデバイスにSIMを入れ替えるだけで誰でも復旧が可能!最後は「SORACOM 刺しときゃなんとかなる!」いただきました。

テプコシステムズ 本郷さんからは、社内の会議室の稼働率を可視化するためにRaspberry Piを利用したりOpenBlocksデバイスへ変更したり、システムを作る上での様々な試行錯誤をお話しいただきました。身近な課題を解決し、それをサービスとして提供するテプコシステムズさんのお話し、とても学びになりました。 soracomug-explorer

テクノロジーバックエンド側では、ウェブ上で Javascript を使って IoT が実現できるデバイスを提供するObnizサービスのお話をCambrianRobotics 木戸さんがしてくださいました。簡単にIoTが始められる世界が広がり、Webディベロッパーの方にとってハードルが下がってきてると思います。

続いては、abejaの大田黒さんが IoT x AI を活用し店舗の解析サービスを作る上で、実際にぶつかった課題を具体的な事象とともにお届けしてくださいました。参加者の方からは、知見の塊、現場で必ず役立つ話が満載でしたのお言葉いただきました。大田黒さんのスライドは既にアップされてるので、ご覧ください。 soracomug-explorer

フジテック友岡さん、ニチガス松田さん、MAGLAB武市さん、モデレーターにKYOSO辻さんと豪華なメンバーでの開催となった「エンタープライズIoTプロジェクト成功の秘訣」パネルディスカッションでは、巻き込み力・巻き込まれ力、何か動くものを示す影響力、IoTをグローバルで展開していく上でのローミングの問題、社内・社外に任せることの境界線はどこかなど、IoTに限らずどのように事業を前に推し進めていくかのエッセンスが詰まってました。 soracomug-explorer

先ほど紹介したまとめ記事からもお話いただいた内容を垣間見ることができますので、ぜひご覧ください。

ソラコムメンバーは、今回社員7名でリレー形式で登壇し、SORACOMのユニークな点と、みんなが知らない便利な機能5つをpickupしてご紹介しました。エンジニアは、この日に合わせて便利な機能をさらに便利にするための機能アップデートもいくつかご用意してました!当日利用したスライドがあるので是非ご覧ください。

ちなみに1~5位はこちら

最後は、懇親会!サントリー様とラ・カンティネッタ多摩川様にドリンクスポンサーをしていただき、参加者同士の交流も進み、お酒も進み、話が絶えない時間となりました。 soracomug-explorer

運営メンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした〜!是非来年もこういった会を楽しみにしてます^^

参加いただいた皆様、東京以外でもユーザーグループの活動が進んでいます。SORACOM User Group の Facebookconnpass のページをご確認ください。 ユーザーグループを立ち上げてみたいという方は、是非ソラコムにコンタクトをいただければと思います。

ソラコム nao