SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

SORACOM Conference “Discovery” 2018 満員御礼

7月4日 ANA インターコンチネンタルホテル東京で開催された SORACOM Conference “Discovery” 2018 にお越しいただいた皆様、ゲストスピーカーの皆様、パートナーの皆様、展示企業の皆様、誠にありがとうございました。 当日は、2000名を超える皆様にご来場いただき、大変盛況のうちに終了いたしました。

2016年7月に始まったDiscoveryは、3年めを迎え、規模を拡大してお届けしました。セッションは7トラック 27セッション、2種類のハンズオンが試せる自習コーナー、37社のパートナー様展示、ソラコム社員が作った電子工作デモコーナー、皆様からのご要望を聞くリクエストボード、IoT製品を体感いただける IoT Touch and Tryをご用意し、聞いて学び、実際に触って試していただく場をご用意しました。

Discovery2018

本ブログでは、ソラコムの新発表・新機能のご紹介に加え、当日のイベントの様子をおしらせします。当日参加できなかった方も、少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。

<新発表>セキュアプロビジョニングサービス SORACOM Krypton

SORACOM Kryptonは、IoT デバイスに対してさまざまなクラウドサービスに接続するための初期設定をセキュアに実現するセキュア・プロビジョニングサービスです。

<新発表>ダッシュボード作成/共有サービス SORACOM Lagoon

SORACOM Lagoonは、SORACOM Harvestで蓄積したデータをソースとし、グラフや表、地図などを描写するダッシュボードを作成、他者にダッシュボードを共有することが可能なサービスです。現在多くの方にご利用いただいている SORACOM Harvest をご利用のお客様から頂いたフィードバックを元に開発を進めてきました。

<新発表>LTE-M 内蔵ボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」

SORACOM の LTE-M セルラー通信内蔵、日本で初となる AWS IoT 1-click 対応のボタンデバイスです。

その他にも、Air のCHAP認証、Inventoryを利用したSORACOM Harvestの利用、Beam のmulti credentials per group 機能、SORACOM Global SIMを使ったUSSDデータ送信のサポート、アイコンセットの追加、販売デバイスの追加、SORACOM コミュニティ拡大と盛りだくさんな新発表が続きました。

キーノートスライドはこちら

午後からは、7箇所の会場で27のセッションが行われました。こちらのレポートページより、各セッションの登壇資料をご覧いただけます。 SORACOM Conference “Discovery” 2018 レポートサイト

ホワイエでは、37社の展示ブースが立ち並び、大変多くの方がパートナーブースにお立ち寄りいただきました。初の試みとなった、一部屋丸っとハンズオン会場として利用した自習コーナーは、初めてSORACOMを試す方から、Wio LTEをせっかくの機会なので試してみたいという方など多数の方にご参加いただきました。 第一回目のDiscoveryから開催している IoT 製品に触れられる IoT Touch and Tryコーナーは、合計23社の製品を展示し、今年も大盛況となりました。 IoT Touch and Try 展示製品一覧

今回、グローバルメンバーがアメリカ、フランス、オーストラリア、モーリシャスと様々なエリアから日本に集まり、SORACOM を使った電子工作デモを展示する Try! SORACOM コーナーに持ち寄った電子工作展示を飾ってくれました。実際にデモを作ったエンジニアがブースを対応し、こちらも多くの方にご覧いただけました。

SORACOM Conference “Discovery” に参加した方やパートナーの皆様からも参加レポートを書いてくださってます😉

ダッシュボード作成・共有サービス SORACOM Lagoon をリリースしました

こんにちは、SORACOM の清水です。

今日は 1年に一度のソラコムのお祭り、 SORACOM Discovery 2018 です! 数々の新発表がありましたが、私からは SORACOM の新サービス、SORACOM Lagoon をご紹介させていただきます。

SORACOM Lagoon

ダッシュボード作成・共有サービス SORACOM Lagoon

ソラコムのデータ可視化の手段として今までにリリースされているのは 2016年11月に発表した SORACOM Harvest です。

SORACOM Harvest の機能は可視化が本質ではありません。 データをクラウドやお客様の環境にお届けする SORACOM BeamSORACOM Funnel と異なり、 SORACOM Harvest は SORACOM プラットフォームにデータを蓄積・保存できます。

この特徴が評価されて、SORACOM Harvest は現在多くのお客様にご利用いただけるようになりました。 SORACOM Lagoon は、この SORACOM Harvest を提供したなかで得られたフィードバックを元に開発されたダッシュボード作成・共有サービスです。

SORACOM Harvest をデータソースとして、 OSS のダッシュボードツールとして支持されている Grafana とインテグレートしました。 これを SORACOM がホスティングすることによって、お客様ご自身でホスティングいただくのに比べて手軽に、安価にご利用いただけます。

SORACOM Lagoon は本日、7/4 から小規模なダッシュボードを作成可能な Maker プランを Public Beta として提供開始します。

主なサービス内容は以下のとおりです。詳細については、SORACOM Lagoon のサービスページをご確認ください。

ダッシュボードの作成

create dashboard

1アカウント 3つまでダッシュボードを作成できます。 ダッシュボードにはグラフや表、地図などを描画できます。 ダッシュボードのデータソースには SORACOM Harvest のみがご利用いただけます。

ダッシュボードの共有

share dashboard

編集用の Lagoon ユーザーの他に、 1アカウント 2つまで閲覧専用の Lagoon ユーザーを作成できます。 Lagoon ユーザーはアカウントに紐づくすべてのダッシュボードを閲覧することができます。 Grafana で対応しているスナップショットには対応していません。

アラートの設定

alerts

データにしきい値を設定し、その条件を満たした場合にアラートを発することができます。 アラートはメールや webhook, Slack などの WEB サービスに対応しています。 アラートの上限数は 10 となっています。 Grafana で対応している画像の出力には対応していません。

UIの日本語化

一部の UI を日本語対応しました。

ご利用にあたって

ご利用料金は オペレーター単位、カバレッジタイプ単位の課金となっています。日本カバレッジでのご利用は 980円/月 となっています(グローバルカバレッジは USD 9.8/月)。データを表示するためには、 SORACOM Harvest のご利用が前提となっています。その利用料金は別途必要ですので、ご注意ください。

また、SORACOM Lagoon は初回契約時に限り、契約月とその翌月の利用料金が無料となります。 SORACOM Harvest は 1 アカウントあたり 1 日 2,000 リクエスト分が毎月の無料使用枠としてご利用いただけます。(参考: SORACOM Harvest のご利用料金

上位プランについて

SORACOM Lagoon は Maker プランの上位プランとして、 Pro プランの提供を予定しています。 機能の詳細や提供時期は未定ですが、Limited Preview にご興味のあるお客様はお問い合わせください。

SORACOM Lagoon は今後も活発に機能追加や変更を行う予定です。みなさまのフィードバックをお待ちしています。

清水

新サービス セキュアプロビジョニング SORACOM Krypton リリース!

みなさん、こんにちはソラコムエンジニアのKengoです。

本日、Discovery2018で新サービスSORACOM Kryptonを発表しました!

私は、この SORACOM Krypton の ProductOwner であり、ArchitecuteOwner であり、そして、ベイスターズファンでもあります。 新サービスSORACOM Kryptonを発表できたことを大変うれしく思っています。

SORACOM Krypton

背景

Kryptonはセキュア・プロビジョニングサービスです。 なぜこのサービスを提供することになったのか、背景を少し説明したいと思います。

IoTシステムにおいて最も重要な課題の1つがセキュリティです。 通信の盗聴、サーバーやクラウドサービスへアクセスするための認証情報の漏れ、デバイスにリモートアクセスされるリスク、マルウェアを仕込まれるリスクもあります。IoT/M2M ではデバイスが数千〜数万におよぶため、セキュリティのリスクはより一層高まります。

ソラコムはこれまで、BeamやFunnelといった認証情報をデバイスに保存することなく、ソラコムプラットフォームでクラウド認証を付加してクラウドサービスに転送するサービスを提供してきました。 認証情報をデバイスにもたせる必要はなくなりましたが、一方でクラウドサービスから認証情報を事前に取得し共有することは必要です。

セキュアプロビジョニング

Kryptonはプロビジョニング(初期設定)をサポートします。 例えば、 IoT ゲートウェイから 「AWS IoT」に接続するシステムの場合、IoT ゲートウェイの起動時に「Krypton」の API を呼び出すことで、「AWS IoT」の証明書を発行し、デバイスに登録することができます。あらかじめ証明書を発行し、デバイスやソラコムプラットフォームに保存する必要はありません。起動時のBootstrapとして証明書を発行します。

また「Amazon Cognito」では、「Krypton」経由で 「Amazon Cognito」から取得した 一時的な認証情報を使って、Amazon S3 や Amazon Kinesis など、AWS の各種サービスへ接続することが可能です。今後、「Krypton」を利用できるサービスは、SPSパートナー様のサービスや、各種クラウドサービスなど、順次対応を拡大していく予定です。

プロビジョニングのための認証方法

IoT デバイスがクラウドサービスやSORACOMサービスとの間で認証情報や設定情報を共有するためには、IoT デバイスを認証する必要があります。Kryptonはプロビジョニングのための認証方法を以下の2種類用意しています。

  • SORACOM Air のセルラー回線を使用した認証
  • SORACOM Endorse による SIM 認証

SORACOM Air のセルラー回線を使用した認証では、これまでのソラコムのサービスと同様にAirSIMをすることで、AirSIMに含まれるIMSIを特定し認証に使用する方法です。 SORACOM Endorse による SIM 認証では、SIM に外部から読めない形で保存された秘密情報と SORACOM 側に構築されたSIM認証基盤を用いて任意のアクセス回線上で認証を行うことができます。SORACOM Krypton はこの特徴を活かすことでセルラー通信をつかわなくても WiFi や Ethernet 等が利用可能な場合にはそれらを利用してプロビジョニングを行うことも可能です。

SORACOM Endorse による SIM 認証の流れ

料金

料金は以下のとおりです。

  • プロビジョニング費用: 180 円 (税別)
  • 利用料: 40 円/月 (税別) 翌月以降、プロビジョニングを行った場合(利用した月のみ発生します。)

利用料は最初にプロビジョニングをおこなってから、翌月以降にプロビジョニングを使用した場合に発生します。 仮にAWS IoTの初期設定で、1度だけしか使用しない場合は、180円となります。 数ヶ月に一度ファームウェアのアップデートのためにCognitoを使用して認証情報を取得した場合は、使用した月のみ40円が発生します。

詳細は、SORACOM Krypton 開発者ガイド をご確認ください。 https://dev.soracom.io/jp/krypton/what-is-krypton/

ぜひお試し下さい!

ソラコム kengo 酒井

LTE-M 内蔵ボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」

ボタンを見たら押したくなる ソラコム 松下(max)です。

AWS IoT 1-Click というものをご存知でしょうか?物理的なボタンを押すことで AWS Lambda を起動できる仕組みです。

今日、この AWS IoT 1-Click の対応デバイスSORACOM LTE-M Button powered by AWS が加わりました!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS

今まで AWS IoT 1-Click に対応しているボタンデバイスには AWS IoT エンタープライズボタン、そして AT&T LTE-M Button の2機種でした。 Wi-Fi を用いる AWS IoT エンタープライズボタンはアクセスポイントが必要になるなど、主に屋内向けのソリューションです。一方 AT&T LTE-M Button は LTE ネットワークを利用する LTE-M を用いるため、屋外でも利用が可能なソリューションなのですが、米国向けということ日本では使えず歯がゆい思いをしましたが、それも今日までです!!

通信回線は KDDI の LTE-M

SORACOM LTE-M Button powered by AWS は、その名の通り通信回線に “LTE-M” を用いています。 LTE-M はスマートフォン等で使われる LTE を利用した IoT 向けの無線通信で、アクセスポイントなどの設備を必要とせずに SORACOM LTE-M Button powered by AWS から直接 AWS へデータを送ることができます

LTE-M 部分は KDDI IoT 通信サービス LPWA を利用しており、全国で利用することが可能です。LTE を利用した通信ですが、 スマートフォンで利用できる範囲とは異なります ので、利用可能な通信エリアはエリア検索のページでご確認ください。

LTE-M については、 SORACOM Air for セルラー plan-KM1 (LTE-M) とデバイス群を発表 でも解説していますので、ご覧ください。

サイズ感や使い勝手、そして開発

サイズは 97mm x 33mm x 13.7mm で、ミントのお菓子ケースをちょっと長くしたくらいです。重量は電池込みで約 65 gで、Lサイズの卵1つ分と持ち運びも余裕です。しかもストラップを付ける穴がついているあたりが絶妙です! IoT で課題となる電源ですが、皆さん自身で交換可能な単四電池2本で動作します。この電池で約 300 回を超えるイベント送信が可能です。単四電池は SORACOM LTE-M Button powered by AWS に同梱されてますので、別途用意する必要が無いのもグッドポイントです!

ストラップと乾電池ホルダーの様子

※ 防水・耐衝撃といった性能はありませんので持ち歩く際にはご注意ください。

開発面から見てみますと、送信可能なボタンイベントは「シングルクリック」「ダブルクリック」「長押し」の3種類です。 SORACOM LTE-M Button powered by AWS に対応する AWS Lambda の設定は、他の AWS IoT 1-Click デバイスと同じで、 AWS マネージメントコンソールの他、iOS または Android アプリケーションから簡単に設定できます。 そして「どのボタンから、どの種類のイベントが送られてきたのか」を AWS Lambda 上で検知できるので、シーンに合わせたカスタマイズ開発が可能になります。

例えば…

  • 塾通いのお子さんに持たせて「お迎えよろしく!」ボタンとしてメッセンジャーアプリに通知する。
  • 風邪で寝込んでしまった時の「家庭内ナースコール」。しかも「長押し」は「喉乾いたよー」に割り当てるなど。
  • MicroBot Pushのようなデバイスを組み合わせて「物理ボタンのリモート化」でガレージのシャッターを開ける。

面白い使い方を思いついたら是非ブログに書いてみてください!

販売場所と価格

SORACOM LTE-M Button powered by AWS は「SORACOM ユーザコンソール」の他、「Amazon.co.jp」でも販売を準備しております。 また価格は 8,000円となりますが、初回特別キャンペーン として 3,980円 でご提供予定です!これを機会にアカウントを作成しておくことをお勧めします!

※ SORACOM LTE-M Button powered by AWS の販売価格の中には 初回通信時から1年間の通信費用 もしくは 1,500 回分のデータ通信費用 が含まれています。1年以上利用する場合は SORACOM ウェブコンソールから更新のお手続きが必要となります (更新費用: 1,200円/年) ※ SORACOM LTE-M Button powered by AWS を実際に利用するためには、 SORACOM LTE-M Button powered by AWS だけでなく AWS アカウントが必要になります。また AWS IoT 1-Click とそれらに付随する費用も必要となりますので、 AWS IoT 1-Click の料金 を確認するようにしてください。 ※金額はすべて税別、送料別です。初回特別キャンペーンは、お一人様 10 個までの購入制限があります。

事前登録サイトがオープン!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS は 2018年度下期の販売を予定しております。 販売開始の連絡をいち早く受け取ることができる事前登録サイトをオープンしました!

SORACOM LTE-M Button powered by AWS 事前登録サイト

ご注意: このページからのご登録は事前販売や予約を確約するものではなく、あくまで「販売開始のご案内」をいち早くご連絡するためのものです。販売開始後に改めてご注文いただくことになりますのでご留意ください。

あとがき

今回の SORACOM LTE-M Button powered by AWS の実現は、 LTE-M 回線の KDDI 様のみならず AWS IoT 1-Click の AWS 様のご協力あっての事であり、大変感謝しております! そしてこのような取り組みが、SORACOM のカルチャーである「テクノロジーイノベーションで世の中に非連続な革新を」を実現し続けていく、その一環として皆様に感じていただければ幸いです。

私はまだ AWS Lambda に始まるサーバレスな仕組みについてあまり理解していないので、 Qiita に蓄積された AWS Lambda の記事を眺めながら、「なにができるかな?」とニヤニヤすることにします!

ソラコム “MAX” 松下

SORACOM Air for セルラー plan-KM1 (LTE-M) とデバイス群を発表

LTE Cat. M1 の俗称が LTE-M でわかりやすい!と思っているソラコム 松下(max)です。

IoT 向けの省電力無線通信の一つとして注目されている “LTE-M” が SORACOM Air for セルラーで利用可能 になります!

LTE-M とは

LTE-M は LPWA (Low Power Wide Area-network; LPWAN とも言われる) の一種で、 LTE の通信網や基地局を利用する「ライセンス系 LPWA(セルラー系 LPWA)」に分類される通信です。

LPWA の分類

ライセンス系 LPWA には他に LTE Cat.1 や NB-IoT があります。 省電力ながらも基地局の切り替えが行えるハンドオーバーができたり、通信距離や品質を確保する技術が盛り込まれており、IoT デバイスの可能性を押し広げる通信規格です。

セルラー系 LPWA の表

通信の要となる基地局は既存の LTE 設備が流用可能で、基地局のソフトウェアアップデートを行うことでサービスエリアを広げていく事ができるというのも利点です。

LTE-M の省電力技術

LTE-M では PSM (Power Saving Mode) および eDRX (extended Discontinuous Repetition) という技術で省電力を実現しています。こちらの技術概要は KDDI LPWA IoT ポータル に掲載されていますのでご覧ください。

実際に LTE-M を活用してデバイスの省電力化を行うためには、これら PSM や eDRX の積極的な活用で達成できます。 LTE-M といえども高頻度・大容量の通信を行えば、それに比例して消費電力が上がります。そのためユースケースによっては LTE Cat.1 等の他の通信規格の方がトータルで有利となりえることもあるため、特性をご理解いただきつつ LTE-M を有効に活用ください!

SORACOM Air for セルラー plan-KM1

SORACOM における LTE-M は SORACOM Air for セルラーの plan-KM1 というサブスクリプション名でご提供となります。

通信の仕組みには KDDI IoT 通信サービス LPWA を利用しており、全国で利用することが可能です。 サービスエリアは先にも解説した通り現在のスマートフォンで利用できるエリアと異なりますので、具体的なサービスエリアはエリア検索のページでご確認ください。

SIM と料金

SIM は カード型 および チップ型 (eSIM) の二種類をご用意しております。 カード型は 9月中の販売を、 チップ型は受注生産となっておりますのでお問い合わせください。

料金については下記を予定しております。

  • 初期費用
    • 1500 円/枚 (カード型、チップ型)
  • 基本料金
    • SIM のステータスが “使用中” “休止中” の場合: 100 円/月 (plan-KM1 のご契約は月毎です)
  • データ通信料金
    • 0.5円 / KB

※金額はすべて税抜き、送料別です

plan-KM1 (LTE-M) 向けリファレンスデバイス

SORACOM では通信の提供だけでなく、その通信を活用するためのデバイスもご提供してきました。 LTE-M においても同様に、以下のデバイスの提供を計画中です!

BG96 モジュールと開発ボード

BG96 は LTE-M に対応している Quectel 社のモデムモジュールです。

BG96

BG96 は、すでに販売している EC21-JUC20-G 同様に UART 等のインターフェイスから制御し、AT コマンドだけで HTTP や TCP/UDP が送受信できる拡張 AT コマンドも用意されているため、マイコン側の実装工数を減らすことができるモジュールになっています。 ※ EC21-J および UC20-G とはフォームファクタが異なりますのでご注意ください

また、データシートや AT コマンドリファレンスもQuectel 社のページに掲載されているため、開発しやすいというのも特徴です。(要ユーザー登録)

そして開発ボードも準備中です。

EVB board

BG96 の AT コマンドリファレンスを見ていると PSM 設定を行う AT+CPSMS や eDRX 設定を行う AT+CEDRXS があるのがわかります。

出荷開始時期は plan-KM1 と共にお届けできるように 9月中の販売を、そしてもちろん1つからご購入いただけるように準備しておりますので、続報をご期待ください!

Wio LTE M1/NB1(BG96)

BG96 と開発ボードで量産向き開発を行うことが可能となりますが、もう少し手軽に LTE-M 通信を用いた開発もしたいものです。

SORACOM ではプロトタイプ向けボード Wio シリーズ として Wio LTE JP Version そして Wio 3G SORACOM Edition を販売し、すでに事例が出るなど実際の現場でもお使いいただいております。

もちろん LTE-M についても Wio シリーズが Wio LTE M1/NB1(BG96) として登場予定です!

Wio LTE M1/NB1(BG96) 開発中

出荷時期や価格については鋭意準備中です。こちらも後日のお知らせという事でご期待いただければと思います!

あとがき

SORACOM は 試作から量産までスケーラブルに IoT デバイスに関わっていただきたいという思いから、表面実装モジュールだけでなく Wio シリーズ等のプロトタイプ向けデバイスを提供しています。

試作から量産までスケーラブルに

このような環境を活用して IoT デバイス製作にお役立てください。 個人的には、Wio LTE M1/NB1(BG96) の登場が待ち遠しい!

ソラコム “MAX” 松下

plan-D と plan-K 対応 USB ドングルと plan-K SIM の Micro サイズ販売開始

一台で何役もこなすデバイスが大好きな、ソラコム 松下(max) です。

SORACOM が提供しているセルラー通信 “SORACOM Air for セルラー” を日本国内でお使いいただく時には、ご利用者は NTT ドコモ回線 (plan-D) もしくは KDDI 回線 (plan-K) 2つのキャリアをお選びいただけます。

一台で plan-D と plan-K で通信できる USB ドングル型モデム GREEN HOUSE 社製 GH-UDG-MCLTE の発売開始と共に、IoT/M2M で良く使われる micro サイズの SIM が KDDI 回線の plan-K に追加 されたことをご紹介します。

USB ドングル型モデム GH-UDG-MCLTE

これまで SORACOM では plan-D 対応の USB ドングル型モデム AK-020 を販売していますが、様々な環境でご利用いただけるという事もあり大変好評をいただいております。

今回ご紹介する GREEN HOUSE 社製 GH-UDG-MCLTE は、 これ一台で NTT ドコモ回線である plan-D に加え、KDDI 回線の plan-K と二つのキャリアの LTE 通信に対応しています。

GH-UDG-MCLTEC

取り付けられる SIM のサイズは micro

GH-UDG-MCLTEC に取り付けられる SIM のサイズは micro です。 SORACOM Air 日本向け SIM の plan-D は既に micro サイズを販売しています。また plan-K におきましても micro サイズの SIM を販売開始 しましたので、そちらをご利用ください。

SORACOM Air for セルラーでの利用方法

GH-UDG-MCLTEC の対応 OS は Windows 7 以降、もしくは macOS 10.7 以降となっています。 接続インターフェイスは USB Type-A ですので Type-C のみの PC で利用する場合は Type-C アダプタをお忘れなく。

GH-UDG-MCLTEC は AK-020 のようなシリアルポートモデム型のデバイスではなく、 GH-UDG-MCLTEC 自体がルーターのように振舞うデバイスです。そのため OS からはシリアルポートではなく、ネットワークインターフェイスとして認識されます。

設定方法は PC に接続した後にブラウザから http://am.webcm にアクセスして行います。 SORACOM Air の APN 等の設定情報は アクセスポイント名(APN)の設定 に記載されています。

その他、具体的な設定方法は GH-UDG-MCLTEC / 取扱説明書 などをご覧ください。

plan-K で利用する際の注意事項

KDDI 回線を利用する plan-K を GH-UDG-MCLTEC で利用する場合は APN 設定の他に「ネットワーク選択」が必要になります。 詳しい設定方法は GH-UDG-MCLTEC / KDDI系MVNOのSIMを利用する場合の注意点 (PDF) をご覧ください。

また NTT ドコモ回線を利用する plan-D を利用する場合は、「ネットワーク選択」を 自動 にしてください。

購入方法と価格

GH-UDG-MCLTEC は SORACOM コンソールより 1 個からお買い求めいただけます。 価格は 14,780円 (税別・送料別) で、本日 (7/4) 販売開始、出荷開始いたします!

SORACOM Air 日本向け SIM plan-K の micro サイズ SIM を販売開始

2017年5月に SORACOM Air 日本向け SIM の KDDI 回線を利用する plan-K の提供を開始し、すでに多くのお客様にご利用いただき始めております。

これまではは nano サイズのみの提供でしたが、本日より micro サイズもご利用いただけるようになりました!

plan-K micro

先ほどご紹介した GH-UDG-MCLTEC も micro SIM サイズですので、こちらをお求めいただくのが良いでしょう。

購入方法と価格

SORACOM Air 日本向け SIM plan-K micro サイズは SORACOM コンソールより 1 枚からお買い求めいただけます。 価格は plan-K nano サイズと同じになります。詳しくはご利用料金 - 日本向け Air SIM / plan-Kをご覧ください。

おわりに

各社のサービスエリアを見比べてみると首都圏においてはほぼ100%ですが、地方では差異がある事に気づかされます。 NTT ドコモ / サービスエリア / KDDI サービスエリア

SORACOM では2つのキャリアを選択しながら IoT の無線ネットワークを構築できます。しかもどのキャリアや通信回線を選んでもクラウドとの連携に影響することのない仕組みをご提供しています。

Wireless and Cloud Agnostic

「電波状況を改善するために別のキャリアに変えてみる」このような試行錯誤を GH-UDG-MCLTE を使う事で、手軽に行っていただけます!

ソラコム “MAX” 松下

SORACOM Beam の Multi Credentials Per Group 機能をリリースしました

こんにちは。ソラコム サポートエンジニアの田中(tana)です。

本日、SORACOM Beam に multi credentials per group 機能が追加されましたのでおしらせします!

SORACOM Beam とは

通常、IoT デバイスとメガクラウドが用意している IoT 向け接続 PaaS (AWS IoT Core や Azure IoT Hub、Google Cloud IoT Coreなど)で安全に通信させるためには、IoT デバイスに認証情報や SDK 等を配置し、IoT デバイスで暗号化処理を行う必要がありました。

SORACOM Beam は上記のような IoT デバイスにかかる暗号化等の高負荷処理、および接続先の設定をクラウドにオフロードできるサービスです。

Beam は Air SIM を使用したデバイスからのデータ・アップロード時にプロキシーサービスのようにご利用いただけます。また、暗号化処理に使用する認証情報もソラコムプラットフォームに配置するため、認証情報の管理が楽になります。

Beam

IoT デバイス毎に認証情報に応じてポリシーを使い分けたい場合

Beam は認証情報の管理の面でも有用な機能となりますが、 1 つの SIM グループに対し 1 つの認証情報のみしか設定ができませんでした。

そのため、IoT 向け接続 PaaS (AWS IoT Core や Azure IoT Hub、Google Cloud IoT Coreなど)で各 IoT デバイス毎に認証情報に応じてポリシーを使い分けたい場合、デバイスが使用する SIM 毎に SIM グループを用意して、それぞれの SIM グループの Beam 設定で認証情報を指定する必要がありました。

multi credentials per group 機能の登場

そこで、Beam に今回ご紹介する multi credentials per group 機能が追加されました!

multi credentials per group 機能は Beam で使用する認証情報の設定に「#{imsi}」や「 #{imei} 」といったプレースホルダーを使用できる機能です。 あらかじめ IMSI 番号や IMEI 番号を含んだ名前で認証情報を登録しておくことで、1 つの SIM グループで SIM 毎や IMEI 毎に認証情報を使い分けることができるようになりました。

詳しいご利用方法は下記のドキュメントをご参照ください。 SORACOM Beam の multi credentials per group 機能を利用してAWS IoTに接続する

この機能で何ができるの?

例えば SORACOM Beam と AWS IoT Coreを使用して大量のデバイスを MQTTS で制御する場合に、デバイス毎に topic に対するアクセスポリシーを設定できます。

AWS IoT Core 側では必要なポリシーを各デバイスのクライアント証明書に紐づけて設定しておきます。

ソラコムプラットフォーム側では各デバイスのクライアント証明書の登録さえしてしまえば、 Beam の multi credentials per group 機能により 1 つの SIM グループ設定でデバイス毎にクライアント証明書を使い分けられます。

以前は同様の設定を行いたい場合デバイス毎に SIM グループを大量に作る必要があったため、設定がとても簡単になりました。

また、上記は AWS IoT Core を使用する場合の例ですが、 接続先の IoT 向け接続 PaaS が AWS IoT Core 以外でも同様に SIM 毎に認証情報を使い分けられます。

余談

現在のところ、Beam の multi credentials per group 機能は SORACOM API での設定のみ可能です。

API で設定 !? となると敷居が高いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、API Reference のページを使用すると、Web から簡単に SORACOM API を使用して設定の参照や投入を行えます。設定方法はSORACOM Beam の multi credentials per group 機能を利用してAWS IoTに接続するをご覧ください。

また、 SORACOM API についてご興味がございましたら、SORACOM API 利用ガイド にて SORACOM API のご利用方法や API 呼び出し例をご確認いただけます。 今回ご紹介した multi credentials per group 機能に限らず、SORACOM API をご活用いただければ幸いです。

multi credentials per group 機能はユーザ様からのご要望から実現された機能です。 SORACOM では、今後もユーザ様のご要望を元ににどんどん機能強化、改善をしてまいります。 機能要望などがありましたら、ぜひお知らせください!

ソラコム tana

インターネット経由でSORACOM Harvestにデータが入れられるようになりました。

ソフトウェアエンジニアの片山(yaman)です。

データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」はもうお試しになりましたでしょうか? デバイスから送った情報を非常に手軽に蓄積して可視化できるサービスす。また今回のSORACOM Discoveryにおいては、より高度な可視化を行える「SORACOM Lagoon」のデータソースとしても利用できるようになり、より一層利用の幅が広がっています。

従来、このSORACOM Harvestへデータを入れる場合は、セルラー回線内にあるエンドポイントへのデータの送信が必須でした。セルラー回線で暗号化できる分、デバイスの処理を簡潔に出来るためご好評を頂いておりましたが、いくつかのお客様から、wifiや有線でもHarvestにデータを入れられないか?というお問い合わせをいただきました。

あるお客様は、セルラー回線以外でつながっているデバイスもHarvestにデータを入れて同じく可視化したいというご要望で、またあるお客様は、テスト時に有線を使ったり、シミュレーターを使って送信データをフォーマットする部分を開発したい、というようなご要望でした。

今回この様なご要望を受け、SORACOM Harvestにインターネット経由(HTTPS)でデータを入れることが出来るようになりました。

データを入れる際には、デバイス管理サービスであるSORACOM Inventoryで生成したキーを利用します。

この際、作成したデバイスのHarvest利用設定を忘れずに行います。

あとはコンソールで生成したデバイスID(deviceId)とシークレットキー(deviceKey.secret)を使って、データ送信先のエンドポイントを組み立てます。

https://api.soracom.io/v1/devices/${deviceId}/publish?device_secret=${deviceKey.secret}

準備は以上で完了です。あとはcurlや好きなHTTPクライアンを使って、JSONを上記URLにPOSTするだけです。 非常に簡単ですね。GETのみにしか対応していないデバイスもありますので、HTTP GETでもデータ送信することができるようにしています。

以下のガイドもご確認ください!

SORACOM Harvest、SORACOM Inventoryともに無料枠がありますので、是非活用してみてください。

ソラコム片山

新機能:SORACOM Air が CHAP認証 に対応しました

これまで Air SIMでセルラー通信するには、以下のAPN設定が必要でした。

APN : soracom.io ユーザー名 : sora パスワード : sora PDP Type : IP 認証タイプ : CHAP or PAP

このたび CHAP 認証機能(以下、本機能)として、お客様で任意の ユーザー名, パスワード を設定できるようになりました!

すでにIMEI ロック機能で利用できるデバイスを固定できますが、本機能は Air SIM の所属グループ毎にユーザー名、 パスワードを設定できるため所属グループ内であればデバイスを融通したり、初期設定手順を共通化するなどより柔軟なワークフローに対応することができるようになりました。

CHAP認証

また本機能は IMEI ロック機能と合わせてご利用いただけます。
特定のSIMと特定の業務用端末をユーザー名、 パスワードを通知した特定の利用者のみに許可するといった、より利用者を限定したユースケースも可能です。

CHAP認証&IMEIロック

コンソールの利用については、Air SIM で Username/ Password 認証機能を有効化するをご確認ください。 また、本機能は、ユーザーコンソールおよびAPIから設定することができます。

本機能は、SIM 1枚あたり3円/日でご利用頂けます。2018年7月はリリース記念で無料でご利用頂けますのでこの際に是非試してみてください!

ソラコム 山口

SORACOM アイコンセットに工場装置・建物が追加!

こんにちは。ソラコム田渕です。

毎回大きなソラコム主催イベント毎に、少しずつバリエーションを増やしてきた「SORACOM アイコンセット」。Discovery2018に合わせて、今回もアップデートしました。

SORACOM アイコンセットとは

SORACOMが提供する、IoTに特化したアイコンセットです。無料で、に関連するシステム構成図などの図を書くときにご利用いただけます。 https://dev.soracom.io/jp/docs/sis/

SORACOM 新サービスアイコン

SORACOM NEW ICONSET

毎回新サービスが増える度に、アイコンも増えています。毎回ソラコムの社員は、新サービスの名前をみんなでアイディアを出し、投票して決めています。アイコンのイメージは、プロダクトオーナーが主導して、伝えたいメッセージなどを考え、デザイナーさんに作ってもらっています。

セキュアプロビジョニングサービス「SORACOM Krypton」は、宝箱のアイコンです。セキュアに認証情報をやりとりするというところから、RPGにでてくる、最後の鍵を得るための”鍵”が入っている宝箱をイメージしています。

ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」は、「SORACOM Harvest」が蓄積したデータをグラフなどわかりやすい可視化を実現します。Lagoonをイメージして、入江、データを囲い込んでグラフにして共有するという、機能そのものがわかりやすく表現サれています。

追加アイコン「工場におけるIoT活用」

SORACOM NEW ICONSET

今回のDiscovery2018のセッションにもあるのですが、今年に入って製造業の現場のIoT活用のお話が増えてきています。その中でもお客様からよく伺う、現場にある既存の装置、例えばデータを取り出すことのできないようなレガシー装置、さらにはデータは蓄積サれているけれどインターネットには接続されていないPLC、さらには発電機などの電力ログといった装置のデータを、クラウドに集約することで新しいデータ活用・分析が始まっています。

そこで今回は、工場でSORACOMによって繋がり始めている装置類から、PLC、7セグパネル、アナログメーター、発電機、信号灯、ベルトコンベアーや、ロボットアームなど、工場装置ののアイコンをご用意しました。

追加アイコン「街中のIoT活用」

街中の設備にもIoTが活用されています。今回は、踏切、自販機、スマートメーター、店舗、POSやハンディターミナルなどのアイコンをご用意しました。これに車などのアイコンを組み合わせると街中でのIoTも表現できます。

セキュリティ強化につかえる「不届き者」アイコン

SORACOM NEW ICONSET

また、本番稼働フェーズが増えていく中で、話題になるキーワードの一つ「セキュリティ」。システム構成図を書く際も、この部分のセキュリティにリスクがある、その対処をするには・・・という表現が必要になることがあります。このリスクを、わかりやすく、かつユーモアも織り交ぜながら表現しているアイコンが「不届き者」です。余談ですが、世界的なセキュリティコンテストのアイコンも帽子をかぶっているそうです。

見える化アイコンは前回アップデート済み

今回SORACOM Lagoonが発表となり、見える化の選択肢が一気にひろがりました。前回のアップデートのときには、まだ新しいサービスがどうなるか決まっていませんでしたが、データ分析のニーズが増えてきていることを受け、見える化のアイコンを大幅アップデートしています。ぜひ、SORACOM Lagoonとともに使ってみてください。

SORACOMアイコンセットを使いこなして、IoTシステム図を書こう

ぜひ、アイコンセットを使って、いろいろなIoTシステムを書いてみて下さい。

広報マーケティング 田渕