SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4)

みなさんこんにちは、ソラコムマーケティングの熊崎です。 先日行われた LoRaWAN Conference 2017のキーノートの講演を書き起こしブログをお届けします。当日来られなかった方、ご都合の合わなかった方に是非、新発表の詳細、ソラコムの思いを感じて頂ければと思います。

  1. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(1)
  2. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2)
  3. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3)
  4. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4) ← 本記事はこちらです。

LPWA のシェアリングエコノミー LoRaWAN共有サービスモデルの開始

玉川:所有モデルは便利ですが、無線資源は有限です。特にLoRaWANの無線のテクノロジーは、非常に距離が飛ぶので、将来的に闇雲に沢山のゲートウェイが立っていくことが、必ずしも良いことではないと思っています。最近の世界的な動向を見ても持続可能な社会に向けて、取り組んでいくことは、非常に重要な考え方です。ソラコムも設立当初からリーダーシップステートメントとしてこのような行動様式を大切にしようとしています。15個ある内の一つが、Avoid Mudaというものです。無駄なことは避けるという考え方です。

LoRaWANのゲートウェイは、例えプライベートモードであってもパブリックモードであっても、無線としてはデータを拾っています。考え方によっては、プライベートモードを使っていただくのも良いですが、パブリックモードにしていただければ、ゲートウェイを経由して、皆が自分に暗号化されたデータを届けることができます。

このことからLPWAのシェアリングエコノミーを考えました。所有するのではなくて、利用する。共有し、皆でWinWinを作っていく仕組みも考えられる、ということで今回、所有モデルと共に、共有サービスモデルを発表します。

所有モデルはお客様にゲートウェイを買っていただきお客様の所有物としてお客様の敷地内に置き自営のネットワークを張るという考え方です。それに対し共有サービスモデルは、SORACOMが持っているゲートウェイをお客様と契約し、サービスモデルとして提供します。ゲートウェイはSORACOMの所有物ですが、お客様の指定した敷地内に置き、それを使いお客様はデータを送ることができます。ただしゲートウェイはSORACOM所有物なので、パブリックモードになります。契約いただいたお客様が使えるだけでなく周りのお客様も、そのゲートウェイを使い実際にデータを送ることができるという考え方です。お客様自身には場所と電源を提供いただき、SORACOMの所有物であるゲートウェイ自身をサービスとして利用いただく形です。

所有モデルと共有サービスモデルを下図で説明します。

private or shared

所有モデルの場合、A社のお客様に買っていただくとA社が所有し、A社所有のデバイスでデータを送ります。恐らく通常はプライベートモードに設定されていると思いますので、他のお客様はこのゲートウェイを経由してデータを送ることはできません。 共有サービスモデルの場合はB社が契約しSORACOMのゲートウェイをサービスで提供し、設置します。この場合B社のみならずC社もD社も個人も、そこを経由してデータが転送できます。 電電波としては所有・共有モデルいずれの場合でも、ゲートウェイまでは届いています。ただ所有モデルの場合、SORACOMがA社以外のデータは落としています。共有サービスモデルの場合は、B社以外のC社のデータや、開発者D氏のデータも通して、それぞれのお客様の元に届けます。

SORACOM LoRa Space にて共有サービスモデルゲートウェイの情報を公開

この共有サービスモデルのゲートウェイに関しては、SORACOM LoRa Spaceというウェブサイト上で、設置場所の情報を公開します。地図上で公開されているため、ゲートウェイを持っていないお客様でもLoRaデバイスを買っていただければ、公開されているゲートウェイの圏内ではデータ送信ができる仕組みです。シェアリングエコノミーです。 既にパートナー様と協業し、検証スポットとして北海道から沖縄まで共有ゲートウェイを置いています。SORACOMのオフィスやcloudpack様やウフル様等のオフィスに置いています。赤坂辺りにも三つ置いており、この圏内ではLoRaデバイスを使ってデータが送れます。今日時点で既に日本全国十数箇所でパートナー様と協業し、この共有ゲートウェイを配置しいます。 これから多くのお客様が、共有サービスモデルを契約し共有ゲートウェイが増えてくると、SORACOM LoRa Spaceの地図上に共有ゲートウェイの設置場所が見え、ここにあるのであれば別に立てなくても使えるんだなということがわかります。

共有サービスモデルを契約すると自分が契約したゲートウェイなのに、他の人に帯域を使われるのではと心配される方がいると思いますが、後ろのセルラー通信部分はSORACOMが提供しており、お客様側にコストが掛かることがありません。またゲートウェイ自身の処理能力が心配だという声もあるかと思いますが、LoRaのデータは、11バイトを数秒間に1回送る程度なのでゲートウェイをフルに使い切るというのは、逆に難しいことです。むしろ多くのゲートウェイやデバイスが乱立し、無線のリソースを取り合うより、共有ゲートウェイを公開しそれを皆で使う方が、特に開発・検証、個人のスキルアップを含めたエンジニアの環境としては非常に良いと思います。

共有サービスモデルのゲートウェイの利用料金は、こちらは購入いただく形ではないので、価格も安価です。まず初期費用は、登録費用として2万4,800円。月額利用料金は、所有モデルは3万9,800円でしたが、共有サービスモデルは9,980円です。この料金の中に、先ほどと同様にLoRaWANの利用料金もゲートウェイが通信するためのセルラーの利用料金も、SORACOMのアプリケーションサービス、Beam、Funnel、Harvestの利用料金も込みになっています。9,980円分はBeam、Funnel、Harvestも使えるというようなモデルです。

共有サービスモデルの場合のユースケースは、先ほどの所有モデルと同じです。水道メーターの場合で比べると、ゲートウェイ10個置いて3万個なので、一つのゲートウェイ当たり3,000個ぶら下がるので、大体月当たりのコストが1デバイス当たり3.3円です。ゲートウェイのコストがぐっと下がるので、デバイスの単価もぐっと下がります。ただし気を付けなければいけないのが、通信頻度が上がると値段も上がります。 usecase-shared

例えば一番上の電灯監視は、ゲートウェイ1台当たり200台がぶら下がり、通信頻度1分に1回と頻繁に打ち込んでいます。1分に1回ということは、1日当たり60分×24時間、一ヶ月にすると10万回弱ぐらい打つことになり、BeamやFunnelの利用料金が9,980円を上回ります。その分使用が上がるので、月当たりの単価も80円ぐらいになります。ゲートウェイ当たり、どれぐらいのデバイスがぶら下がるのか、データを打つ頻度によって値段が違ってきます。 private vs shared 所有モデルと共有サービスモデルをかなり細かく比較したものが上図です。簡単に説明します。所有モデルはお客様がゲートウェイを持っています。共有サービスモデルはSORACOMが持っています。契約期間、所有モデルは任意です。共有サービスモデルの場合SORACOMが事業者として運営する形になりますので、こちらは、最短1年間契約期間とします。設置場所、所有モデルは任意でどこでも動かせます。自営の、自分のためのネットワークです。 共有サービスモデルは、申請していただき場所を変えるときにはお知らせいただきます。設置場所の公開は所有モデルは不要ですが、共有サービスモデルは必要です。共有利用も、所有モデルの場合は通常プライベートモードになっているので、共有する必要はないですが、共有しようと思えばできます。共有サービスモデルの場合、共有利用が必要です。利用可能時間ですが、所有モデルの場合は自分で電源を入れたり消したりできますが、共有サービスモデルの場合は基本的には常に電源を入れていただくことになります。

共有サービスモデルは制約が大きいですが、その分初期費用や月額費用には安価です。所有モデルのメリットは、プライベートで使えることです。好きな期間だけ共有もできますし、どこで使うか・どの時間帯で使うか、電源入り・切り、全て自由に決めていただけます。 共有サービスモデルの場合は、費用が安い分だけ公開しなければいけないという制約がかかります。このような形で共有サービスモデルの共有ゲートウェイが増え、もしくは所有モデルでも、共有してみようというお客様が増えていきます。共有されたゲートウェイの範囲内であれば、ゲートウェイを所有しなくてもSORACOMのLoRa Spaceのウェブサイト上に設置を確認できた場合は、デバイスだけ購入し既設のゲートウェイを経由してデータを送り届けることができます。

LoRaのデバイス、水位計のメーターなど、いろいろなデバイスが展示会場に展示してあります。昨日の夜、既に東京近郊に設置しているゲートウェイを経由して、データはSORACOMのほうに上がってきておりました。このような形でシェアリングエコノミーが広がってくると、いろいろ面白いと考えています。

LoRaデバイスだけを使うときの利用料金ですがデバイスを買っていただけば、実際に使うときには、SORACOM Air for LoRaWAN利用料金自体は無料です。SORACOMに登録しデバイスはコンソールの上に見え管理できても、無料です。データを送ると、SORACOM Beamなどの料金に1回毎に0.0018円掛かりますが様々な用途で使っていただけると考えています。今回、このLoRaのデバイスの最初の第1弾目であるArduino 開発シールド、通常価格7,980円ですが、期間限定先着順で4,980円に設定していますので、ぜひ使い始めてください。

どちらも2月7日15時から、SORACOMのウェブコンソールの発注ボタンから購入可能です。

新発表まとめ

本日の新発表のまとめですが、SORACOMのプラットフォームをLoRaWAN対応しました。

SORACOM Airというのは、IoT向けのモバイル通信サービスでしたが今日から位置付けが変わりました。SORACOM Airの中には、SORACOM Air for セルラーと、SORACOM Air for LoRaWANが存在しています。

そして2月7日15時より、LoRaゲートウェイ、デバイスの個別販売を開始します。また、これまでSORACOMで提供されているアプリケーションサービス、データ転送支援のSORACOM Beam、クラウド連携のFunnel、データ収集・蓄積のHarvestは、LoRaWANに対応します。これにより、LoRaデバイスから簡単にデータ収集、システム連携できます。

またLPWAのシェアリングエコノミーを目指して、ゲートウェイの共有サービスモデルを発表しました。所有モデルを好んで使われるお客様もたくさんいると思います。自営のネットワークを作りビジネスをし、自社の効率化を図ることもとても良いと思います。 一方で、共有サービスモデルのような新しい考え方を取っていただくお客様もいらっしゃると思います。共有サービスモデルの場合は、値段を下げて使いやすい形を提供させていただきます。また今後、共有されたゲートウェイがどこにあるのかという情報が公開されていく、SORACOM LoRa Spaceも本日から公開します。こちらは、どんどん機能を拡張していきます。LoRaデバイスのArduino開発シールドは、今日から初回キャンペーンとし2月いっぱいのキャンペーン価格での販売を予定しています。お早めにご購入ください。

今回、LoRaゲートウェイのインドアゲートウェイとLoRaデバイスのArduino開発シールド、この2種類を発売します。今後は屋外用のゲートウェイや、センサーが付いたLoRaデバイス等の販売も計画しており、パートナー様と一緒に利用できるLoRaデバイス、ゲートウェイは拡充していきます。

最後になりましたが、ソラコムのビジョンは、「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会」へということで、できるだけIoT向けの通信を使いやすい形で、できるだけ安く提供し、日本だけでなく世界から、たくさんのイノベーションが起こってほしいと思います。それをソラコムが少しでもお手伝いできれば、非常に光栄です。ご清聴ありがとうございました。

玉川 憲

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3)

みなさんこんにちは、ソラコムマーケティングの熊崎です。 先日行われた LoRaWAN Conference 2017のキーノートの講演を書き起こしブログをお届けします。当日来られなかった方、ご都合の合わなかった方に是非、新発表の詳細、ソラコムの思いを感じて頂ければと思います。

  1. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(1)
  2. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2)
  3. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3) ← 本記事はこちらです。
  4. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4)

SORACOM プラットフォームLoRaWANの対応

玉川:ここからは、いくつか新発表をさせていただきたいと思っております。

まずSORACOMプラットフォームは、本日よりLoRaWANに正式対応します。SORACOM AirというSIMを使ったセルラー通信を提供してきたサービスですが、SORACOM Air for セルラーと、SORACOM Air for LoRaWANという二つのサービスを内包する形でSORACOM Airが進化します。 soracom air for lora これまでSORACOMのウェブのコンソール上で、SIMの管理ができましたが、新たにLoRaWANデバイス、LoRaWANの設定が行え、デバイス自体の管理も行えます。もちろんAPIも提供していますので、プログラムを使ってLoRaWANデバイスを管理することも可能です。またSORACOMのウェブのコンソールから、LoRaのゲートウェイやデバイスを1個単位で購入できるようになりました。本日から発売開始となります。LoRaのゲートウェイは下図のようなスペックで、LoRaWANの一番新しい1.0.2というものに対応しています。 gateway もちろん技術適合試験も日本のものを取っており、3Gの通信も提供しますので、このゲートウェイも裏側はセルラー通信でつながるようになっているため、セルラーの圏内であれば、どこでも繋がるというような形になっています。またLoRaのデバイス側は、第一弾として、LoRa Arduino開発シールドを提供します。非常に著名な開発キットとしてよく使われているワンボードマイコンのArduinoですが、市販されているArduinoをくっつけていただいて、すぐにお試しいただけます。こちらも1個単位で買えます。(購入はこちらから

device このLoRaゲートウェイは、セルラーの通信部分が込みになっているという話をしましたが、ゲートウェイの月額利用料金の中に、SORACOMのセルラー回線の料金全て含んでおります。どれだけデータを流してもセルラー通信部分の料金は必要ありません。通常ゲートウェイを設置する場合、何らかの形でインターネットもしくは専用線につながるものを敷設するのか、別途セルラー回線を調達するかが必要ですが、このゲートウェイはもうSORACOMのセルラーとその利用料も含んでいます。

SORACOM アプリケーション Beam, Funnel, HarvestサービスがLoRaWANに対応

アプリケーションサービスとの連携については、HTTPやHTTPSで転送するSORACOM Beam、クラウドに直接入れるSORACOM Funnelは既にLoRaWANに対応しました。今回新たにSORACOM Harvestにも対応します。

SORACOMは基本的にデータを転送、モバイル通信やLoRaであれ転送するサービスを持っていますが、お客様によっては自身でサーバーも立てたくない・ストレージも持ちたくないが、データを入れてすぐ可視化したいという方もいます。このHarvestはスイッチをONにするだけで、既にLoRaから送ったデータが溜まっていって、それをグラフ上で見ることができます。 LoRaデバイスを購入いただき、そこからデータを送ればすぐに可視化までできます。このようなBeam、Funnel、Harvestの設定もコンソール画面上から簡単に行えます。 application for lora 少し細かい話ですが、LoRaゲートウェイを所有する場合、利用範囲設定もできます。標準設定ではプライベートモードになっていますので、買っていただいたお客様のデバイスのみからしかデータが送れません。完全にプライベートネットワークをすぐに構築できるという設定です。自社の工場や敷地内に置いたり、特定の農場や地域に置き、すぐにサービスを開始できるモデルです。また、お客様Aが購入したが、別の特定のお客様Bにのみ共有したい場合、シェアードモードが利用できます。

private-price 今回提供するLoRaのインドアゲートウェイは、初期費用が6万9,800円です。月額利用料金は、プライベートモードの場合は3万9,800円/月。2台目以降は2万9,800円/台です。月額利用料金の中にSORACOM Air、LoRaWANの利用料金、セルラーの利用料金も含んでいます。SORACOMのアプリケーションサービス、先ほどBeam、Funnel、Harvestという話をしましたが、その利用料金も同額分、この3万9,800円、もしくは2万9,800円の中に含んでいます。このゲートウェイを自営すると、ぶら下げて使うLoRaデバイス、データを送信時に利用するBeamやFunnelの利用料金を同額分含んでいます。

LoRaデバイスは、今回発売するArduinoの開発シールドが7,980円です。このデバイスに関しては、基本料金を設定していません。デバイスを使うときに登録いただいても、今のところお金が掛かりません。データをLoRaから転送する時に、どのサービスを使うかによってお金が掛かります。

Beamを使いHTTPS等でウェブサーバーに転送する場合は、1リクエスト当たり0.0018円と非常に安く設定しています。Funnelを使いクラウドに転送する場合は、0.0018円です。データも溜め可視化するHarvestを使う場合は5円/日です。 利用料金のイメージですが例えば、LoRaのデバイスからBeamを使い1日1回程度のデータ送信であれば、0.054円/月です。1時間1回なら1.296円/月と非常に低コストです。

ゲートウェイを置きデバイスをたくさん買い、色々なことをやりたい場合の試算ですが、ほとんどがゲートウェイの料金です。ユースケースによってゲートウェイやデバイス個数が変わってきます。 例えば、電灯監視のような何らかのインフラ監視は、ヘルスチェックをかけ1分ごとに頻度高くデータを取る場合、1台のゲートウェイ当たり200台ぶら下げると、ゲートウェイの価格は3万9,800円となり、月額利用料は1台当たり199円です。 usecase-private

一方でもっと頻度が少なく、ゲートウェイ当たりのぶら下がるデバイスが多い水道メーターのようなものは中規模の都市で、10個ゲートウェイを立てて水道メーターの監視し、1ゲートウェイ当たり3,000台ぶら下げると、ゲートウェイ10台分のコストを3万で割ることになるので、月額コストは10円ぐらいになります。これらはユースケースによって変わりますが、自営ネットワークをこれぐらいのコストで設営できるのは、LoRaの魅力です。

本日よりSORACOMのユーザーコンソールから、LoRaゲートウェイのデバイスを購入いただけます。ぜひSORACOMアカウント作り、クレジットカードまたは請求書払いに切り替えて、ご購入ください。購入いただいた順に発送予定です。LoRaWANを自営し、いつでもどこでもプライベートネットワークを構築できるメリットを最大限生かせるような構成になっております。ぜひ、お試しください。

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4)に続きます。

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2)

みなさんこんにちは、ソラコムマーケティングの熊崎です。 先日行われた LoRaWAN Conference 2017のキーノートの講演を書き起こしブログをお届けします。当日来られなかった方、ご都合の合わなかった方に是非、新発表の詳細、ソラコムの思いを感じて頂ければと思います。

  1. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(1)
  2. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2) ← 本記事はこちらです。
  3. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3)
  4. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4)

SORACOM のLoRaWAN への取り組み

玉川:今日の本題、LoRaWANへの取り組みです。昨年5月にLoRa Allianceの参入メンバーであるM2Bコミュニケーションズ様に出資し、私も取締役としてビジネスの協業を開始しました。このLoRaWANの特徴は無線のテクノロジーで、免許不要な920メガヘルツ帯を使い、Wi-Fiのようにどこでも置けて、数キロ飛びます。そのため、モジュール側は小さく作り込めるので、単価が安くなり約数百円ぐらいと言われ、乾電池で数年動く低消費電力です。一方で送れるデータの容量は非常に少ないです。11バイトを数秒間に1回ぐらい送れる程度で、低消費電力で、距離が飛ぶというメリットがあります。更にLoRaWAN自体は、LoRaのネットワークサーバーと言われるサーバー側の仕組みも込みになっているので、データを上げるときに、IPで変換され、受け取る所の標準まで決まっています。そのため、全て自分で設計する必要がありません。八王子でM2Bが実験をした際、58万人が住んでいる八王子市を、LoRaの基地局5個でカバーできたそうです。通信距離を補うテクノロジーです。我々は日本の中でも、初期からLoRaWANに取り組んでいます。 hachioji

LoRaWANPoCキットを使った面白い取り組み

ソラコムでは2016年の7月にLoRaWANのPoCキット(実証実験キット)を発売開始しました。LoRaWANは若い標準で様々な会社が参画できるため、デバイス、ゲートウェイ、LoRaWANのネットワークサーバー、アプリケーションサーバー等が存在しています。お客様が使い始めると、その組み合わせを自分で選定・検証し、使い始めなければいけません。それは非常に大変なので、ゲートウェイ(LoRaの基地局)、デバイス、ネットワークサーバー、それからコンサルティングとトレーニングもパックにしてPoCキットという形で提供を開始しました。

より簡単に使っていただくために、ソラコムではLoRaのPoCキットではLoRaゲートウェイにSORACOM AirのSIMカード入れた状態で提供しているので、ゲートウェイをどこでも置いて始められます。ゲートウェイ設置場所から数キロ、LoRaデバイスがつながります。LoRaデバイスからデータを送ると、ゲートウェイを経由して、SORACOMのSIMを経由して、セルラー回線でSORACOMのネットワークサーバーに入り、そこからお客様のサーバーもしくはSORACOMのストレージに入れることができます。より簡単に使うために、SORACOMのプラットフォームと統合していますので、お客様はLoRaデバイスをウェブのコンソールで管理して使うことができます。SORACOMプラットフォームにはアプリケーションサービスがあると話ました。例えば、SORACOM BeamはLoRaで送ったデータを、既存・新規のサーバーにHTTPやHTTPSでデータを送信でき、簡単にシステム連携が出来ます。クラウド利用時は、SORACOM Funnelを利用することで、例えばAmazonのKinesisというIoTサービスや、AzureのIoT Hubを使い簡単にデータが送れます。

このPoCキットは、既に多くのお客様が使っています。例えば、北海道の帯広のファームノート様は、酪農・畜産業向けに非常にスマートなアプリサービスを提供されています。牛管理のアプリとしては、マーケットシェアNo.1の会社です。ファームノート様にもLoRaの実証実験で活用いただきました。牛の首にLoRaデバイスを付け、この牧場にLoRaゲートウェイを設置し、牛の位置情報を1分ごとに取得しています。牛がどこで草を食んでいる所から、搾乳場所まで戻っているかというデータを取っています。牛にもいじめがあるらしく1頭はぐれているような牛がいると、乳の出が悪い事がわかってきたと聞いており、非常に面白い取り組みだと思っています。 また博報堂アイ・スタジオ様は、携帯通信網がつながらないような山で、LoRaのデバイスを登山者に持ってもらい、登山者データを取る新しいサービスを今年提供開始予定です。

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3)に続きます。

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(1)

みなさんこんにちは、ソラコムマーケティングの熊崎です。 先日行われた LoRaWAN Conference 2017のキーノートの講演を書き起こしブログをお届けします。当日来られなかった方、ご都合の合わなかった方に是非、新発表の詳細、ソラコムの思いを感じて頂ければと思います。

  1. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(1) ← 本記事はこちらです。
  2. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2)
  3. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(3)
  4. LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(4)

5000のお客様が利用する IoT通信プラットフォームSORACOM

玉川:本日は、LoRaWANカンファレンスにお越しいただき、誠にありがとうございます。今回1,000名以上の方にお申込みいただきました。

昨今、IoTが非常に注目されています。あらゆるものがネットワークにつながり、クラウドのようなコンピューターリソースが出てきて、ビッグデータが集められるようになり、コンピューターの上で分析をし、今まで分からなかったことが分析できるようになり、その結果を次のアクションにつなげていくというIoTの世界観に、私も非常にわくわくしています。ただ、IoTをしっかり実現しようとすると、通信部分に困るお客様がたくさんいます。今、今回のカンファレンスのテーマであるLoRaWANのようなIoT向けのラストワンマイルが非常に注目されています。 keynote

最初にソラコムがどういう取り組みをしているのか簡単にご紹介します。ソラコムはLoRaWAN対応を開始する前から、IoT向けのデータ通信に取り組んできました。2015年9月30日、モノ向けの通信サービスSORACOM Airの発売を開始し、Amazonでも我々のウェブサイトでもどなたでも1枚から買えるようになっています。そしてSIMカードですので、タブレット・スマホのみならず、モバイル通信が使えるあらゆる端末で使えます。ウェブ上のユーザーコンソールで、速度変更や開始休止の管理など、通信を全てコントロールできます。これまでに沢山のアワードをいただき、今では5,000以上のお客様にご利用いただいています。事例の公開許諾をいただいているお客様の中から、面白い事例をいくつかご紹介します。

5000customers

まず、帯広のバス会社の十勝バス様です。全てのバスにSORACOMを使い、バスの位置情報をクラウドに上げています。十勝バス様のスマホアプリで、リアルタイムのバスの運行情報がわかります。北海道では雪の影響でバスが遅れがちなので、お客様にとっては非常に便利です。

楽天Edy様。クレジットカードの決済端末にSORACOMをご利用いただいているので、どこでも決済できます。特に仙台の楽天koboスタジアムでは、球場のビールの売り子の方々に使っていただいています。試合があるときだけ端末を使えばいいので、無駄に通信料を払わなくて済みます。

日本交通のIT子会社のJapanTaxi様。タクシー利用時に、後部座席にタブレットがある場合がありますが、タブレットで乗車されたお客様に向け動画広告が配信されます。その通信にSORACOMを使っています。

新しい事例、コマツ様です。IoTの一番前を走られています。スマートコンストラクションで建機とクラウドのデータ通信において、SORACOMを使っています。

このような事例は全て我々の従量課金モデルでできるだけ安く使った分だけお支払いいただくというモデルです。例えば十勝バス様の位置情報を送るようなユースケースのデータ通信料は約300円です。決済端末は、1日1,000決済したとしても、毎月約350円。広告配信などデジタルサイネージは、仮に16MBのデータを夜中に送ると、約400円。業務端末では、毎月300MBのデータ通信をした場合500円ぐらいと。こういった価格帯であらゆるものをつなぐための通信プラットフォームを提供しています。 soracom-price

共にIoTに取り組むパートナー様もたくさん申請いただき、現在260社以上。実績や事例のある認定パートナー様は57社。組み込み系のデバイスを使えるデバイスパートナー様やクラウドのソリューション等を提供されているソリューションパートナー様、システムインテグレーションを行われているインテグレーションパートナー様、ネットワークをご提供いただくネットワークパートナー様。多くのパートナー様に支えられて、ビジネスを展開しております。 SORACOMが使える認定デバイスも、60種類以上になっています。 certified partner

IoTに特化した SORACOM のサービス

ソラコムのようなベンチャーがどういった通信プラットフォームを提供しているかというと、物理的な資産を持たずバーチャルキャリアという位置付けです。基本的に、携帯通信事業を提供するためには多くの基地局、大規模なデータセンターを資産として持つのが普通です。ソラコムは、携帯通信事業者から基地局を借りL2接続という契約を行い、そこから専用線をクラウドに引き、クラウド上でソフトウェアを実装し、拡張可能なソフトウェアとして、この携帯通信コアシステムを作っています。資産を持たない分、できるだけ安くお客様に還元するという考え方で事業を行っています。

2015年9月にSORACOM Airを提供開始してから、多くのお客様のフィードバックをいただき、フィードバックを元に新しいサービスや機能を開発することを続けています。下図の赤字部分が新しいサービスです。

service road map

1年間半で10個新サービスを発表しています。提供開始したサービスも、お客様のフィードバックに基づき、34回新機能を発表しています。特にIoTということで、セキュリティーに対する要望が非常に大きいです。皆さん様々なものを繋ぎたいと思われていますが、セキュリティーのリスクがあります。その対策をということで、セキュリティーに関するご要望をいただき、新しいサービスに反映させています。

例えば今一番引き合いが多いのが、SORACOM Canalです。Canalは運河という意味で、SORACOMのSIMを入れ、データは携帯通信を通り、専用線を通って、SORACOMの中に入ってきます。SORACOMがAWSというクラウド上で動いているため、そのままお客様のAWSクラウドにデータを流し込むことができます。つまり閉じたネットワークの中でデータを送り、1度もインターネットに出ない環境を作っています。これが簡単に提供できるということで、このSORACOM Canalは非常に注目をしていただいております。

またクラウドに入れるのでなく、自社のデータセンターに入れたい場合は専用線でつなぐSORACOM Directや、専用線を引くまでではないが、閉域網でつなぎたい場合は、VPNでつなぐSORACOM Doorがあります。元々SORACOM Airを持っており、その上にネットワーク系のサービス4種、アプリケーション系のサービスが4種あり、合計9個のサービスを、全て従量課金で提供しています。 service map

また2016年の春に30億円の資金調達をして、トヨタ自動車も出資する未来創生ファンド様、三井物産様等から資金調達して、グローバル展開を発表しました。SORACOMの仕組みはソフトウェアでできていますので、海外展開にはこの資産を活かせます。海外展開は既に始めており昨年の11月、アメリカでSORACOMのSIMを提供開始しました。アメリカのAmazonでも販売しており、AT&TとT-Mobile、両方のネットワークが使えます。このSIMカードは、グローバル版ということで、1枚で120の国と地域で使えます。まだ日本では販売していませんが、年内に販売できればと思います。ソラコム自体もグローバルなチームに発展しています。

LoRaWAN Conference キーノート 全文書き起こし(2)に続きます。

LoRaWAN関連のメディア掲載まとめ

ソラコム 広報マーケティングの田渕です。

2月7日に発表したLoRaWANに関する2本のリリース、 「SORACOMプラットフォームのLoRaWAN対応」と、 「LPWAのシェアリングエコノミー」 について、様々なメディアでニュースとしてとりあげていただきました。

同日開催のSORACOM LoRaWAN Conferenceについても3本のレポートを書いていただいています。お越しいただけなかった方は是非ご覧ください。

また、日経コンピュータ 2017/2/16号 は、LPWA特集。ソラコムも取材を受けています。 LPWAについて今から学びたい方には、よい入門書になると思います。ぜひご覧になってください。

ニュース

LoRaWAN 所有モデルと共有サービスモデル

TechCrunch Japan 牛の個体管理や橋梁センサーにも―、ソラコムが低消費電力IoTに新技術を採用

THE BRIDGE 「通信量込月額9980円」で15キロ圏内の広域ネットワーク構築を可能にーーSORACOM LoRaWAN がシェアリングの概念で安価な IoT 通信を実現

ASCII.jp オープンな利用も視野に入れたSORACOMのLoRaWAN対応

publickey ソラコム、LoRaWAN通信サービスを国内で正式に開始。免許不要、数キロ先まで無線通信、乾電池で数年稼働のIoT向け通信。デバイスとサービスを展開

@ IT 「所有モデル」と「共通サービスモデル」:ソラコム、ユニークなモデルで事実上LoRaWANのIoT接続サービス事業者に

クラウドwatch インプレス ソラコム、LPWA技術「LoRaWAN」に正式対応 機器の販売に加えゲートウェイ共有モデルを提供へ

MONOist 製造業IoT:LoRaWANの商用利用を開始、ゲートウェイ1台当たり年間15万円で導入可能

CNET japan IoT通信キャリア「SORACOM」、省電力で広域通信のLoRaWANに対応

gihyo.jp SORACOM,省電力広域通信LoRaWANに正式対応,LoRaゲートウェイの共有サービスも開始

IT Search+ マイナビニュース ソラコム、LoRaWANサービスを正式スタート - 「共有サービスモデル」で裾野広げる

WirelessWire News SORACOMがLoRaWANに正式対応、LPWAネットワークをシェアする新しいモデルを提案

fabcross 「SORACOM」が「LoRaWAN」に対応、共有ゲートウェイ提供サービスも開始

カンファレンスレポート

SORACOM LoRaWAN Conference2017 SORACOM LoRaWAN Conference2017

ASCII.jp 低速・長距離・省電力なLoRaWANが実現する、ちょっと先の未来

IOT News ソラコムのLoRaWANのシェアリングエコノミーが面白い。IoT向けモバイル通信サービスから、IoT向けデータ通信サービスへ ーSORACOM LoRaWAN Conference 2017レポート(1)

ソラコムのLoRaサービスを活用した具体事例 ーSORACOM LoRaWAN Conference 2017レポート(2)

ケータイwatch インプレス SORACOM、免許要らずのIoT向け無線「LoRaWAN」で基地局をシェアする新サービス

広報マーケティング 田渕

SORACOM LoRaWAN Conference 2017 満員御礼!

皆さん、こんにちは。ソラコムマーケティングの熊崎です。

2月7日、今回日本で初めてLoRaWANに関する大きなカンファレンスを開催し、なんと400人の枠に1000名のお申し込みを頂きました! 満員御礼、盛況のうちに終了いたしました。お越し頂いた皆様、誠にありがとうございます。

新発表に加え、LoRaWANを使ったデータ収集方法、デバイス開発、事例など最新のLoRaWANに関する情報をお届けし、大きな驚きとともに市場に受け入れて頂きました。 今回の発表資料や会の様子はこちらのSORACOM LoRaWAN Conference 2017開催レポートページに順次アップしてまいります。

keynote

新発表★

  1. SORACOMプラットフォームのLoRaWAN対応
  2. LPWAのシェアリングエコノミー

シェアリングエコノミーが活発な今、LoRaWANのシェアリングモデル(共有ゲートウェイ)は皆様からポジティブかつ驚きの反応を頂きました。IoTの最新の規格を、皆さんと一緒にまずは日本全国に作り上げていき、こういったLoRaWANの共有モデルに皆さんが乗っかることで、これまで難しかったことを実現し、新しいIoTの未来を共に作り上げていきたいなと思っています。

キーノートにてLoRaゲートウェイ・デバイスの販売を発表しましたが、販売開始した15:00から大変多くの方にお買い求めいただいてます。 現在キャンペーンを実施し、LoRaデバイスの開発シールド、通常7980円のところなんと4980円でのご提供です😎お手頃なうちにどうぞお買い求めください。

今回の新発表に関して、様々なメディアに取り上げていただき反響も多くいただきました。

SORACOMプラットフォームのLoRaWAN対応 〜データ取得とクラウド連携〜

session1

LoRaゲートウェイとデバイス 〜デバイス開発と、無線連携〜

session2

LoRaWAN活用の展望 〜パネルディスカッション〜

session3

Air for LoRa ページはこちら 当日参加頂いたたくさんの方につぶやいて頂いた tweet togetterまとめページはこちら

今回の新発表の共有サービスモデルは、我々ソラコムがどうしても実現したいと思っていたサービスの一つでした。共有サービスモデルを使い全国にLoRaゲートウェイを設置することで、個人のディベロッパーやスモールスタートを始めてみたい企業の皆さんに始めるハードルを下げることができ、誰もがアイディアを形にできる、そんな未来を目指し今後も邁進して参ります。

LoRaゲートウェイ、デバイス買った見たい方、まずはSORACOMのユーザーコンソールよりアカウントを作成し、メニュー内の発注画面よりご希望の製品を選択ください。

セルラーとLoRaWANと共に、IoTの新しい可能性を作り上げていくことができれば幸いです。 今後とも、ヒトとモノをつなげ共鳴する社会を目指し、チーム・パートナーの皆様と共に取り組んでまいります。

みなさまのご支援・ご協力のほど、引き続きよろしくお願いいたします!

熊崎

機械学習とデータ分析をテーマに、ブレインズテクノロジーとソラコム共催セミナー:開催レポート

みなさん、こんにちは。ソラコムマーケティングの熊崎です。

先日ブレインズテクノロジー様と共催でセミナーを開催し、大変多くの方にご来場いただきました。ありがとうございます。

さて、前半はソラコム今井より、IoTの構築に必要な通信を提供するSORACOMプラットフォームサービスをご紹介をさせていただきました。 資料はこちらから soracom

後半では、ブレインズテクノロジー株式会社 代表取締役社長の濱中さまより、機械学習を活用したリアルタイムの異常検知を実現する分析プラットフォームImpulseについて、さらにそれを活用した運用シーン(事例)についてご紹介いただきました。

これまでは、人を経由したデータが多く利用されてきたが、今後は機械が出すデータが大半となり、データのノイズも減ってくると言われています。 さて今回のセミナーのテーマにもなっている異常検知は、機械学習の一つであり、機械学習による遠隔モニタリングの応用はすべて異常検知を活用しているそうです。 ブレインズテクノロジーさんの資料はこちら brainstech

すべてのデータが機械学習によって利用可能なのではなく、たくさんあるデータのうち、機械学習を必要とするものを線引きし活用していきます。さらには機械学習により出てきた結果に対して、人が判断・線引きをしていきます。機械と人間の知能両方を使って、さらに良いものを作り上げてますね。

ブレインズテクノロジーさんのImpulseは、これまで高額だった機械学習の費用も他社に比べ使いやすい料金設定を実現し身近に活用いただくことを可能にしています。機械学習を使ってみたいが高額なので躊躇っていた方も、眠っているデータを活用したい方も、ぜひブレインズテクノロジー様のサービスをご覧ください。

ソラコムでは、FacebookTwitterで最新のイベント情報をお届けしてますので、ぜひこちらもフォローをお願いします😎

ソラコム 熊崎

[発表] SORACOMプラットフォームのLoRaWAN™対応

ソラコムの玉川です。本日は、SORACOMプラットフォームのLoRaWAN™対応を発表させていただきました!

前置き

2017年2月7日にSORACOM LoRa Conferenceを開催しており、そのキーノートで、沢山の新サービスを発表させて頂きました。このブログポストでは、キーノート資料を抜粋して、新発表のポイントを解説させていただきます。

関連ブログ

関連プレスリリース

これまでのソラコムのLoRaWANへの取組

ソラコムは、2016年5月に、M2Bコミュニケーションに出資をして戦略的業務提携を行い、 LoRaWANを利用した通信事業に参入を発表しました。また、2016年7月には、LoRaの実証実験を円滑に行うために、LoRa モジュール、ゲートウェイはもちろん各種セットアップやコンサルティングを含んだパッケージ、LoRaWAN PoCキットを販売開始し、多数のお客様にご利用頂いてきました。

LoRaWANの特徴

LoRaWAN™ は LPWA(Low Power Wide Area Network) と呼ばれる無線通信規格です。特徴としては、アンライセンスバンド(免許がいらない)であるサブギガ帯域(920MHz帯域)を利用しているため、数km 程度の長距離通信が可能です。例えば、八王子市の実験では、ゲートウェイを5基設置することで、八王子市全体をカバーできるという実証実験も行われました。また、LoRaWANは、低消費電力のためバッテリー等の電源設備の負担を低減できます。モジュールも小型化が期待でき、将来的に数百円を下回る価格で製造できます。 一方で、通信速度は非常に限られており、11バイトを数秒に一度程度しか送れないという欠点がありますが、IoTのラストワンマイルの通信の一手段として非常に注目されています。

SORACOM Air for LoRaWAN発表

今回の発表により、IoT向けデータ通信を提供するSORACOM Airは、SORACOM Air for セルラーと、SORACOM Air for LoRaWANへと拡張しました。

SORACOM Air の LoRaWAN 対応

これまでSIMカードを提供し、3G/LTEのセルラーデータ通信を提供してきたSORACOM Airは、SORACOM Air for セルラーとなり、このたび、LoRaWAN対応したことで、SORACOM Air for LoRaWANが新たに提供開始となります。

SORACOMのユーザーコンソール(Webコンソール)から、従来のSIM管理が行えるだけでなく、LoRaデバイスの一括管理や設定も行えるようになりました。

SORACOM Air for LoRaWAN コンソール

左のメニューの中にLoRaWANが追加されていることがわかります。

SORACOM Air for LoRaWAN コンソール

個別のLoRaデバイスもデバイス管理画面からコントロール可能です。 もちろんAPIでコントロールすることも可能です。

SORACOM Air for LoRaWAN API

LoRaデバイスもコントロールできるのは胸熱ですね!

LoRaゲートウェイ、デバイスの個別販売開始

ソラコムのコンソールから、1個単位で、LoRaゲートウェイとLoRaデバイスの購入が可能になりました。

LoRaゲートウェイとLoRaデバイスの購入が可能に

現状、どちらも在庫数が限られているので、購入していただいた皆様から順序3月を目処に発送を開始する予定です。

LoRaインドアゲートウェイ

ゲートウェイの第一弾としては、LoRaインドアゲートウェイを販売開始します。3Gドングルが付属しており、セルラー通信でつながるのでどこでも設置できます。

LoRa Aruduino開発シールド

デバイスの第一弾としては、LoRa Aruduino開発シールドを販売開始します。Arduinoに接続して開発することができます。Arduinoの開発用スケッチも公開予定です。

この開発シールドは、期間限定でキャンペーンを実施していますので、是非、ソラコムコンソールの発注画面を確認ください。また、LoRaモジュール単体をご要望の方は問い合わせフォームにお問い合わせください。

LoRaゲートウェイはセルラー通信込み

LoRa ゲートウェイはセルラー通信込

LoRaゲートウェイには、セルラー通信料金(ソラコム回線)が込になっていて使い放題なので、セルラーの通信料金を気にすること無く任意の場所に設置して、自営のプライベートネットワークを簡単に構築できるようになっています。

SORACOMアプリケーションサービスとの連携発表

もちろん、SORACOM Beam、 SORACOM FunnelといったSORACOMアプリケーションサービスもLoRaWANに対応しているので、LoRaデバイスからのデータを簡単にWebサービスやクラウドに転送することができます。

LoRa ゲートウェイはセルラー通信込

SORACOM Beamを使うと、LoRaWAN → HTTP/HTTPSに転送できるので、既存サーバーや新規のサーバーへのデータ転送が簡単に行えます。また、SORACOM Funnelを使うと、Amazon Kinesis/Firefoseもしくは、Azure Event Hubに連携できるので、LoRaからクラウドへデータを直送できます。

今回、あらたに、SORACOM Harvestへも対応しました。Harvestを使うと、サーバーなどを構築することなく、Harvestの中にデータを収集して蓄積できます。そして、下記のグラフのように可視化まで行えます。

SORACOM Harvestへの対応

LoRaデバイスから送られてくるデータを、Beam/Funnel/Harvestの設定を行うのは下記の設定画面からセットするだけなので簡単です。

SORACOM Harvestへの対応

例えば、Beamを使うときは、LoRaデバイスから送られてきたデータを送り込みたいURLを設定するだけとなります。Funnelの場合は、クラウドを指定して設定します。Harvestの場合、スウィッチをONにするだけです!

SORACOM Air for LoRaWAN (所有モデル)の利用料金

SORACOM Air for LoRaWANにおいて、ゲートウェイを所有して利用する(所有モデル)の利用料金は、以下の通りです。

LoRaゲートウェイ(所有モデル)の利用料金

LoRaインドアゲートウェイの初期購入費用は、69,800円。月額の利用料金は上記の39,800円ですが、SORACOM Air for LoRaWANの利用料金(コンソールでのデバイス管理、ゲートウェイ管理など)と、ゲートウェイのセルラー料金が含まれています。お客様アカウントで2台目以降をお持ちのときは、29,800円となります。

また、月額の利用料金と同額分をSORACOMアプリケーションサービス利用料としてお使い頂けます。次の、LoRaデバイスの利用料金のほとんどに充当することができます。

LoRaデバイスの利用料金

LoRaデバイスのSORACOM Air for LoRaWANの利用料金は、無料です。今回のArduino開発シールドの場合、初期の購入費用は7,980円となります。 SORACOMアプリケーションサービスの利用料金は、通常の利用料金と同じなので、LoRaデバイスからBeamを使ってデータを送るのは、1リクエストあたり0.0018円となっています。ですので、例えば、1日1回データを送るユースケースだと1月30日計算すると0.054円となり、非常に安い料金でLoRaデバイスをお使い頂けます。

ユースケース毎の利用料金

ユースケース毎の利用料金の試算です。ハードウェア購入費などの初期コストは入っていません。よほど沢山のデータをLoRaデバイスから送らない限りは、ゲートウェイの利用料金が支配的なコストになるので、1台のゲートウェイあたりどのくらいのデバイスを用いるか、によって月額費用例が変わってきます。例えば、電灯監視のような1台のゲートウェイで200台の場合、デバイス1台あたり199円となります。逆に、水道メーターのように中規模の都市にゲートウェイをはりめぐらせて計測する場合は、1台あたり3000個のデバイスとなるので、1月10.2円となります。

シェアド・モード

所有モデルでは、プライベートネットワークを容易に構築・自営することができます。これに加えて、LoRaゲートウェイの所有者は、LoRaゲートウェイをシェアド・モード、パブリック・モードにするかを設定することができます。

シェアド・モードでは、特定のお客様と共有することが可能となります。 パブリック・モードでは、共有されたゲートウェイの範囲内であれば全ての LoRa デバイスにゲートウェイを公開することも可能です。

まとめ

SORACOMプラットフォームのLoRaWAN対応の発表、いかがでしたでしょうか? LoRaWANはオープンな標準であるため、誰でも参入でき試すことができるテクノロジーである一方、お客様自ら、デバイス、ゲートウェイ、ゲートウェイの通信手段(ISP、セルラー通信)、LoRaのネットワーク・サーバー、管理コンソール/API、転送先のシステムと、全て取り揃えると非常に手間がかかってしまうのが現状です。

今回の発表により、SORACOMのコンソールから、動作検証ずみのデバイス、ゲートウェイを購入・調達でき、セルラー通信付きのゲートウェイを任意の場所に設置でき、自営のLoRaのプライベートネットワークを迅速に構築できるようになりました。

また、LoRaデバイスから送られたデータを、SORACOM Beamを使ってHTTPSのWebサーバーに転送するか、SORACOM FunnelでAmazon Kinesisにデータをいれるか、もしくは、SORACOM Harvestでデータの蓄積から可視化まで行えるようになりました。

LoRaWANのテクノロジーは数km先からデータを送ることができ、触ってみると非常にワクワクするものですので、是非手にとって試してもらいたいと考えています。

本日より、コンソールから発注でき、3月目処に順次発送を開始していきますので、ぜひご購入ください!また、LPWAのシェアリングエコノミーを目指した共有サービスモデル、というのも発表していますので、そちらも是非お読みください。

玉川憲

[発表] LPWAのシェアリングエコノミー (共有サービスモデル)

ソラコムの玉川です。本日は、LPWA (Low Power Wide Area)であるLoRaWAN™のシェアリングエコノミーを目指した新しい発表をさせていただきました。LPWAやLoRaWANに関しては、こちらのブログを参照ください。

前置き

2017年2月7日にSORACOM LoRa Conferenceを開催しており、そのキーノートで、沢山の新サービスを発表させて頂きました。このブログポストでは、キーノート資料を抜粋して、新発表のポイントを解説させていただきます。

関連ブログ

関連プレスリリース

LPWAのシェアリングエコノミーを目指して

LoRaWANは非常に面白いテクノロジーで、LoRaWANで使われているLoRaという無線技術はWiFiのようにアンライセンスド(無免許)で誰でも利用することができ、誰でもゲートウェイ(基地局)を任意の場所に設置できます。また、小さなLoRaデバイスを手にしているだけで数km離れたゲートウェイに小電力でデータを送ることが出来ます。本日より、ソラコムはLoRaWANを正式に提供開始したので、誰でもこのLoRaゲートウェイとLoRaデバイスを購入して所有し、任意の場所に迅速にプライベートのLoRaネットワークを構築できるようになりました。これをゲートウェイの所有モデルとします(所有モデルについてはこちらを参照ください)。

所有モデルは便利ですし、プライベートなネットワークを自身で構築できるという安心感があります。所有モデルで立てていただいたゲートウェイは、デフォルトでプライベート設定になっていますので、自分以外は利用することが出来ません。

SORACOM LoRaWAN

一方で、電波資源のことを考えると、LoRaWANが利用しているサブギガ(920MHz帯)は貴重な有限資源です。LoRaがWiFiと違い数kmに渡って届くということを考えると、誰もがどこもかしこもゲートウェイを自分のためだけに設置するというのはいつか限界がくるかもしれません。

そのようなことを考えたときに、所有するよりも利用する、共有できるところは皆で共有して使う、というシェアリングエコノミーの考え方を適用したほうが、持続可能な社会のためには良いのではないか、というのが今回の発表のきっかけになっています。

ゲートウェイの共有サービスモデルを発表

本日、LPWAのシェアリングエコノミーを目指して、今回、ゲートウェイの所有モデルに加えて、新しい取組として、共有サービスモデルを発表しました。

LoRaWAN 共有サービスモデル

このモデルでは、ソラコムが所有するLoRaゲートウェイを、サービスとして契約したお客様の所有地に設置させて頂きます。ゲートウェイの設定はパブリックモードとなっているため契約頂いたお客様のみならず、他のお客様のLoRaデバイスもこのゲートウェイを経由してデータを送ることが出来ます。つまり、お客様Aが契約頂いたゲートウェイ(ソラコム所有)を皆で共有して使うことが出来ます。つまり、多くのお客様がこの共有サービスモデルを使っていただくことで、全てのお客様が使えるゲートウェイが全国に増えていくことになります。

(ちなみに、技術的な話となりますが、電波としては、どのみちゲートウェイは全て受け取ることになるので(プライベートかパブリックかに限らず)、このゲートウェイのバックホールの帯域はソラコム回線で提供されていてソラコムが支払っているので、ゲートウェイの処理能力が満杯になるのはよっぽどLoRaデバイスの数と送信数が多くない限り起きないので、ほとんどのお客様にとっては気にならないと思います。)

LoRaWAN 所有モデルと共有サービスモデル

所有モデルと共有サービスモデルの違いはこの通りで、所有モデルの場合、お客様が所有されており、デフォルト設定としてプライベート設定なので、他のお客様がそのゲートウェイを経由してデータを送ることはできません。

共有サービスモデルの場合、ソラコム所有のゲートウェイがサービスモデルとして提供されるので、それをB社に設置していただきます。このゲートウェイの圏内であれば、全てのお客様がLoRaデバイスからデータを送信することができます。

SORACOM LoRa Spaceの発表

さらに、この共有されたゲートウェイがどこにあるか明確にするために、SORACOM LoRa Spaceと呼ばれるWebサイトも開設しました。こちらでは、地図上で、パブリックモードにされているゲートウェイを確認することができますので、その圏内からLoRaデバイスでデータを送信できます。

SORACOM LoRa Space

共有サービスモデルの利用料金

共有サービスモデルの利用料金は以下の通りです。

LoRaWAN 共有サービスモデルの利用料金

LoRaインドアゲートウェイの初期費用は、24,800円。月額の利用料金は上記の9,980円ですが、SORACOM Air for LoRaWANの利用料金(コンソールでのデバイス管理、ゲートウェイ管理など)と、ゲートウェイのセルラー料金が含まれています。

また、月額の利用料金と同額分をSORACOMアプリケーションサービス利用料としてお使い頂けます。次の、LoRaデバイスの利用料金のほとんどに充当することができます。

LoRaデバイスの利用料金

LoRaデバイスのSORACOM Air for LoRaWANの利用料金は、無料です。今回のArduino開発シールドの場合、初期の購入費用は7,980円となります。

LoRaWAN LoRaデバイスの利用料金

SORACOMアプリケーションサービスの利用料金は、通常の利用料金と同じなので、LoRaデバイスからBeamを使ってデータを送るのは、1リクエストあたり0.0018円となっています。ですので、例えば、1日1回データを送るユースケースだと1月30日計算すると0.054円となり、非常に安い料金でLoRaデバイスをお使い頂けます。

ユースケース別料金試算

LoRaWAN ユースケース別料金試算

ユースケース毎の利用料金の試算です。初期登録費やデバイス購入費用などの初期コストは入っておらず、毎月の利用料金です。この共有サービスモデルにおいても、よほど沢山のデータをLoRaデバイスから送らない限りは、ゲートウェイの利用料金が支配的なコストになるので、1台のゲートウェイあたりどのくらいのデバイスを用いるか、によって月額費用例が変わってきます。

例えば、ゴミ箱のような1台のゲートウェイあたり500台の場合、デバイス1台あたり19.9円となります。逆に、水道メーターのように中規模の都市にゲートウェイをはりめぐらせて計測する場合は、1台あたり3000個のデバイスとなるので、月額では3.32円となり、年額では39.84円となり、非常に低額となります。

一方で、一番上の電灯監視のように1分単位でデータを送り続けるような特殊なものの場合は、ゲートウェイに付属しているSORACOMアプリケーションサービス利用料を超えているので、デバイスあたりの月額コストは80.3円となっています。

LoRaゲートウェイの所有モデル vs 共有サービスモデル

こちらは所有モデルと共有サービスモデルを比較した表になります。

LoRaWAN 所有モデルと共有サービスモデルの比較

所有モデルは、ご自身で所有していただくので、契約期間や設置場所、プライベート設定か共有設定か、細かいところまで柔軟性の高いモデルになっています。 共有サービスモデルは、皆に使ってもらうゲートウェイとして設置場所の公開が必要、パブリックモードである、常時接続の維持が必要(常に電源をいれておく)という制限がある分だけ、利用料金としては安い設定になっています。

Arduino開発ボードの初回キャンペーン開始

さて、共有ゲートウェイがどんどん増えてくると、多くのお客様は、LoRaデバイスさえもっていれば、SORACOM Air for LoRaWANをご利用いただけます。今回、発表を記念して、LoRa Arduino開発シールドを通常価格 7980円のところ、期間限定先着順で4980円となるキャンペーンを設定していますので、是非、SORACOMのコンソールからご購入ください。

まとめ

今回の共有サービスモデルは、非常にユニークなモデルですが、所有より利用へ、持続可能な社会を作っていく、というような長期的な世の中の流れに則していると考えています。また、SORACOMのビジョン「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会へ」に非常に合致しています。

LoRaWANがより普及して沢山の人に使っていただき、日本から世界から沢山のイノベーションが起こって欲しい、というのがソラコムの願いです。

今後、SORACOM対応のLoRaゲートウェイ、LoRaデバイスをパートナー様と拡充していく予定ですので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します!

玉川

MIT REAP Gala Dinner にてソラコム玉川が講演

みなさま、こんにちは。ソラコムマーケティングの熊崎です。

1月31日にMIT REAPGlobal Innovation Gala Dinnerにて、ソラコム代表の玉川がスピーチをさせて頂く機会をいただきました。

MIT REAP プログラムとは

このMITのプログラムは、Regional Entrepreneurship Acceleration Program(地域起業家創生加速プログラム)と呼ばれ、世界の8カ国(Bangkok, Tokyo, Beijing, SouthWest, Santiago, Ashdod, AlMadinah, Wales)でチームが構成され、2年間のプログラムを通じてInnovation Driven Entrepreneurship(IDE)をキーワードとする起業エコシステムのつくり方を学び、世界各地域の経済発展と雇用創出につなげることを目的としているそうです。 日本では東京理科大学がメインカウンターとなり、Tokyo Teamを構成しています。 この会では、世界中から集まった REAP 参加者の皆さま、学者の皆さま、投資家の皆さま、企業の皆さまが参加されていました。

六本木ヒルズクラブ 51階で行われたGala Dinnerは、Ninja beatの皆様による、三味線・ウクレレ・ビートボックスのハーモニーと共に始まりました。 Ninja Beats

Entrepreneurship in Japan

その後、「Entrepreneurship in Japan」のタイトルの下、玉川の大学院卒業からソラコムを立ち上げるまでの経緯、そしてソラコムを創立してから今までの2年間についてお話しさせていただきました。 speech 起業家になろうと思いこの場に辿り着いたのではなく、研究職として働き、技術に情熱を注ぎ、未来がどうなるかを考え進んできた道に、SORACOMが見えた。誰もSORACOMのようなサービスを始めていなかったから、じゃあ自分がやろうと、そして起業した。

どんな人も、その人しか見えない何かがあり、その人にしかできないことがある。そんなメッセージをお届けしました。

最後の英語でのメッセージをこちらにも記載します。

I followed my passion in technology I had a strong vision for what the future can look like. And since no one else would build SORACOM, I had to do this. So for you, I think you will benefit to know there is a thing that only you can bring into the world. Not just another app, but a thing only you can see. And once you find it, everything else will become possible.

ヨーロッパ、アジア、南米、など様々な国からREAPに参加されている方から、SORACOMのサービスについてもっと知りたいと興味を持っていただきました。 ちょうどこの2月3月はスペイン・バルセロナで行われるMWCの4YFNとドイツ・ハノーバーで開催されるCeBITでの出展が決まっており、ヨーロッパを始め世界各国の皆さんにサービスを知っていただけるのが待ち遠しいです。 audience

世界中にネットワークを作り、学界からビジネス界、投資家、アントレプレナーの皆さんが一堂に会する機会を作っているMITの皆さんの活動を今後もとても楽しみにしています。 group-photo 主催者のみなさまと玉川

最後になりますが、日本からグローバルへ、様々なイノベーティブなIoTデバイスのコネクティビティを提供できるよう邁進して参ります。

ソラコム 熊崎