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「IoTお楽しみ袋」デバイスの使い方ご紹介

先日 4/20 に行われたソラコムの技術者向けカンファレンス「if-up 2017」で、来場者の方全員にIoTにちなんだデバイスをプレゼントされました

当日はご協賛いただいたスポンサーからの熱いデバイス紹介LTも開催され、使い方や特徴など盛り上がりました!

せっかく手に入れたIoTデバイスですから、是非とも活用しましょう!ということで、簡単ではありますが利用方法をいくつかご紹介します

STマイクロエレクトロニクス / NUCLEO-F411RE

NUCLEO-F411RE

ARM Cortex-M4 が搭載されているマイコンです。ボード上にユーザが制御できるLEDやボタンがついてるので、これ一つだけでmbedの開発の雰囲気を感じることができます!

今回、かなりの方がこの NUCLEO-F411RE を手にしたのではないでしょうか。しかし、この基板感がなんとも言えず、まだ電源すら入れてない方も多いのではないでしょうか?!
まずは、どこのご家庭でも転がっている USB mini-Bケーブルを用意して、パソコンとつなげてみましょう!
すると、まるでUSBメモリディスクのようにNUCLEO-F411REが見えるはずです。ここからmbedプログラミングの道は開けています!

こちらのページに、オンボードのLEDをチカチカ点滅させる「通称:Lチカ」を行う方法がかかれていますので、やってみてください
Nucleo-F401RE(mbed)で遊ぶ01: Lチカ
※NUCLEO-F401RE向けにはなっていますが、内容は全く同じで大丈夫です

アルプス電気 / センサネットワークモジュール開発キット

センサネットワークモジュール開発キット

BLE(Bluetooth Low Energy)で通信をすることができる4つのセンサーを搭載したIoTセンサーです
Androidスマートフォンでの活用もさることながら、コマンドガイドが公開されており、gatttoolからでもデータ取得&操作が可能です

アルプスのセンサネットワークモジュールをラズパイ3と3GPIで使ってみる(其の1 BLEパケット構造解析)を参考にトライしてみてください!

タブレイン / 3GIM V2.1(3GおよびGPSフレキアンテナ付き)

3GIM V2.1

これが当たった方。IoT通信生活を飛躍的に向上させる大チャンスです!
製品名は「スリー・ジム」と読む、タブレイン社の 3GIM V2.1です

情報は公式ページに集まっており、Arduinoから使う法のほか、Raspberry Piからの利用方法もあり、とても有意義に利用することができます
しかも!ATコマンドだけでHTTPアクセスが可能ですので、是非ともマニュアル見ながらお試しを。

メカトラックス / anyPi

anyPi

Raspberry Pi本体に3G通信モジュール「3GPI」がついています。本来は別途用意する必要のあるシリアルコンソールも、標準添付されているPiConsole I/FのUSBインターフェイスで入ることができ、面倒な作業なく3G通信を確かめることができます

別途、温度センサーカメラを用意すれば、もっといろんなことができますよ

色々な組み合わせは メカトラックスのラズパイIoTスタータキット「anyPi(エニーパイ)」のPiConsole I/Fを使ってみた に掲載されています

ぷらっとホーム / OpenBlocks IoT BX1

OpenBlocks IoT BX1

このボディーにWi-Fi、BLE、そして3G通信まで入っているの?と驚くサイズです
しかもOSはよくある組み込み系Linuxではなく、素のDebian GNU/Linuxが使われているのもポイント。ログインしてしまうと「あれ?サーバにログインしてたかな?」と疑うくらいの使い勝手です

マニュアルも完備されているうえ、最初からサポートされているセンサーデバイスの数も多くあります
※アルプス電気の「センサネットワークモジュール 開発キット」もサポート済み

あとがき

個人的にはNUCLEO推しですが、OpenBlocks IoTの使い勝手も好きです。
デバイスに触れる機会をもっと増やしていきたい思います

ソラコム 松下