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長期利用割引を1回線から提供開始しました

本日、長期利用割引を発表 いたしました。
日本向け Air SIM について、ご利用期間をお約束頂くことで、基本料金が割引となるサービスです。料金は以下のとおりです。期間とお支払い方法によって、基本料金が割引になります。

長期利用割引

既にコンソール・API よりお申込み頂くことが可能になっております。

コンソールからの購入

これまで、ボリュームディスカウント・長期利用割引として300回線超のお客様に対してお問い合わせ・個別契約に基づいてご提供しておりましたが、今回、コンソール・API より自動的にお申込み・手続きが可能となったため、すべてのお客様に対して、1回線よりご提供させていただきます。既に導入済みの回線にも適用(お申込み)頂くことができますので、ぜひご検討ください。

詳細は、長期利用割引 – 日本向け Air SIMをご確認ください。

なお、長期利用割引は以下の特徴があります。

1. 個々の回線のご契約と長期利用割引の紐付けはされません。

端末の紛失や故障等、様々な事情で、個々の回線が解約になるケースがあると思います。
本割引は、あくまでお客様がご利用いただく回線数と期間をお約束頂くものですので、個々の回線のご契約と割引はセットではありません。運用によっては従来利用していた回線を解約し、新たな回線を契約されるケースもあると考えております。そういった場合でも、本割引は問題なくご利用いただけます。

2. 違約金(ペナルティ)はありません。

本割引をご利用頂いた後で、残念ながらお約束頂いた回線数を割り込んでご解約されるケースもあるかと存じます。本割引について、本来お支払いいただく金額を超えてご請求が発生する、いわゆるペナルティ的な違約金の設定はございません。
ただし、一括前払いの場合、既にお支払い済みの料金について返金はございません。月々払いの場合はお約束期間終了までの料金のお支払いは必要となります。ご利用期間の選択は慎重にしてくださいね。

3. 割引が効果的に適用される対象は使用中(もしくは通信を出来ないようにしている休止中)のものだけです。

お約束(お申込み)頂く回線数が使用中の回線数に達しない場合、使用開始前(準備完了)や設定変更料金(300円)を頂戴して利用中断中にされている回線に長期利用割引の金額が適用されたり、お約束頂く回線数との差分の料金が加算されますのでお気を付けください。

2 および 3 について、具体的には、長期利用割引の契約回線数に達するまで、SIMの基本料金と長期利用割引適用後の基本料金単価の差分が、ディスカウント費用として該当SIMの課金項目として作成されることになります。

例) 月額払い1年 100回線(基本料日額9円:月30日時が270円/月・回線)の長期利用割引をお申込み頂き、利用中SIMを90枚、準備完了SIMを15枚保有していた場合の日額料金

  • 利用中SIM90枚については、基本料金10円、長期利用割引-1円の課金項目がそれぞれのSIMに計上されます
  • 準備完了SIM10枚については、基本料金5円、長期利用割引4円の課金項目がそれぞれのSIMに計上されます
  • 残りの準備中SIM5枚については割引計算対象外です

例) 月額払い5年 100回線(基本料日額7円:月30日時が210円/月・回線)の長期利用割引をお申込み頂き、利用中SIMを90枚のみ保有していた場合の日額料金

  • 利用中SIM90枚については、基本料金10円、長期利用割引-3円の課金項目がそれぞれのSIMに計上されます
  • 長期利用割引のお約束回線数に達しない10枚分については、長期利用割引単価7円×不足分10枚=70円分の費用が、オペレータの課金項目として作成されます

今回、長期利用割引のお申込みがお客様のご希望のタイミングで、既に利用中の回線も含めて1回線から可能になったため、

  • 検証を開始する
  • 検証が完了し、本格導入が決まったら長期利用割引を申し込んでコストを低減する

といったことがより少ない回線数・より身近な IoT のシステムでも行えるようになりました。

今後も、運用の自動化および最適化を進め、コスト削減を図り、お客様がコストを節約できるよう努めていきます。

ソラコム 高橋