SORACOM Inventoryにイベントハンドラー機能を追加しました!

2019/01/31

みなさん、こんにちは。

本日、SORACOM Inventoryに機能を追加いたしましたのでお知らせします! デバイスの起動(セッション開始)、切断のイベントをトリガーにイベントハンドラーを利用できるようになりました。

当機能はLimitedPreviewで提供しています。 ご利用にあたっては、InventoryイベントハンドラーLimitedPreviewからご申請ください。

(そもそも)SORACOM Inventoryとは

SORACOM Iventoryはデバイス管理サービスです。 SORACOMといえば、IoT 向けのセルラー通信 SIM “Air SIM” を提供するSORACOM Airをイメージされるかと思いますが、Inventoryは、SIMや通信の管理とは異なり、IoTデバイスを管理します。

たとえば、デバイスの稼働状態や電波、バッテリーの状態を知りたいといったときに、大量のデバイスにSSHでログインするのは現実的ではありません。

Inventoryでは、大量のデバイス毎にリモートからログインすることなく、

  • デバイスの稼働状況
  • 電波状態
  • バッテリー残量

を確認したり、これ以外にも、

  • デバイスの再起動
  • プロセス再起動

など、リモートからデバイスの状況を確認したり、コマンドを実行することができます。

デバイスにはクライアントエージェントが必要です。 クライアントエージェントは、OSがLinuxであるデバイス、あるいはJava用のクライアントエージェントが動けば動作します。もちろん、インターネットに接続できることが必要です。

クライアントエージェントの入手や利用方法はSORACOM Inventory 開発者ガイドをご確認ください!

SORACOM アプリケーションサービスを使用したクラウド連携

さらに SORACOM Inventory の嬉しいところは、デバイスの状態を Beam, Funnel, Harvest といったアプリケーション連携サービスを利用してクラウド連携できる点です。

例えば、電波強度を Observe(デバイスの情報に更新があれば更新された情報を通知する)しておき、SORACOM Harvest に送ることで電波強度の推移を確認することができます。 また、SORACOM Beam、SORACOM Funnelを使用することで、お客様のサーバーやクラウドサービスにデータを送信することも可能です。

今回リリースしたデバイスの起動、切断をトリガーにしたイベントハンドラー

今回追加した機能は、デバイスの Register イベントおよび Deregister イベントをトリガーにアクションを実行するイベントハンドラー機能です。

Register イベントとはクライアントエージェントが起動してInventoryサーバーとのセッションを開始したイベントです。Deregister イベントとはクライアントエージェントからの接続が切断され、セッションが終了したイベントです。

当機能は、Inventoryをご利用のお客様からいただいた以下のような要望から実現しました。

  • デバイスの起動を確認するために定期的にコンソールを確認したり、APIでポーリングしたくない。デバイスが切断されたときだけ教えて欲しい(死活監視)。
  • 定期的にすべてのデバイスの状態を見に行くのは非効率なので、デバイスが起動しているときのみデバイスの状態を確認したい。

なお、イベントハンドラーでは、メール通知の他、WebhookやAWS Lambdaを呼び出すことができます。 デバイスの死活監視、および起動/停止をトリガーに通知やこれらのアクションを実行することが可能となります!

ぜひ、InventoryイベントハンドラーLimitedPreviewからご申請ください!

ソラコム江木


Posted by nori at 2019/01/31