【新発表】SORACOMのIoT回線契約数、100万突破!!

2019/06/19

本日は、SORACOMが提供する IoT 回線の契約数が100万を超えたことを発表させていただきます!

契約数100万

SORACOM Air for セルラーは、IoT 向けのデータ通信SIMを提供するサービスです。Web コンソールや API を利用して SIM を発注・利用開始でき、各種設定の変更や、通信量を監視するなど IoT デバイスを一元管理することができます。このたび、この IoT 向けのデータ通信 SIM の契約数が100万を超えたことをお知らせいたします。

IoT プラットフォーム SORACOM

現在、SORACOMは、グローバルで1万5000以上のお客様にご利用いただき、500社以上のパートナー様にご支援いただいています。米国・欧州などに拠点を設け、グローバルへの展開も積極的に行ってまいりました。

SORACOM Air と SORACOM Beam の2つからはじまったサービスは、お客様のフィードバックに基づいて、2週間の開発サイクルで改善し続けました。13個目の最新サービスは、SORACOM Lagoonということで、アルファベット順に出してきたサービスもいよいよ「L」まで達しました。以下の図は、これまでのソラコムの主要なリリースの歴史です。

ちなみに、7月2日に開催される弊社イベントSORACOM Discovery 2019では、さらに複数の新サービスや多数の顧客事例を発表する予定ですので、ぜひご参加ください!

サービスリリース

下記は、現時点での SORACOM サービス一覧図となりますが、データ通信のための SORACOM Air のみならず、クラウドにデータを簡単かつセキュアに転送できるアプリケーションサービス、ネットワークサービス、データを保存するストレージサービス、そして可視化を行うダッシュボードサービス等、お客様が IoT システムを迅速かつ柔軟に構築するためのサービスが一通り揃っています。お客様が、そのニーズにあわせて、データ通信 SIM のみ、もしくはデータ通信 SIM とストレージなど、必要なサービスをいつでも必要なだけお使いいただけるようにデザインしています。

ちなみに、SORACOM 自体のプラットフォームは、クラウド上に構築したセルラーコアの特徴を活かすことで、回線数が増加しても、アーキテクチャを変えることなく仮想サーバの数を増やすことで、100万回線をサポートするに至っています。これからも増え続けるデバイスを、同様にサポートすることが可能です。

ソラコムプラットフォーム

SORACOM Air そのものも進化を続け、現時点で、KDDI回線(plan-K)、ドコモ回線(plan-D)、それから、世界130以上の国と地域で利用できるグローバル対応SIM(plan01s)、低容量特化で約40円/月の SIM(plan01s-LDV) と、複数の SIM を用意しています。特徴の異なるこれらの SIM をお客様のニーズに合わせてお選びいただけます。

SORACOM Air for セルラー

多岐にわたるお客様事例

お客様事例も100以上の事例を公開しており(詳細事例はこちら)、カテゴリーに分けると、下記のように、動態管理、遠隔監視、インフラ、決済端末、工場の可視化、一次産業(農業・漁業・畜産)と多岐にわたります。

お客様事例

最近は、特にコンシューマー向けのプロダクトやサービスに SORACOM が使われる事例も増えてきています。下記は、その公開事例の一部となります。

例えば、富士山の銘水様のウォーターサーバーは Amazon でも販売されていますが、SIM が内蔵されており、水の残量をセンシングすることで、必要なタイミングで水がお届けされるので、水ボトルのストックが足りなくなったり、逆に溜まりすぎたり、といった心配がなくなります。74言語対応のAI通訳機の POCKETALK®(ポケトーク)もグローバル対応 SIM が使われており世界中でご利用いただけます。

ソラコム事例 コンシューマープロダクト

チップ型SIM (eSIM)が約半数

驚かれるかもしれませんが、SORACOMで繋がっているIoTデバイスの約半数に、カード型のSIMではなく、製品に半導体として組み込まれたチップ型SIM (eSIM)が採用されています。さきほど紹介したようなコンシューマー向けプロダクトにおいても、工場出荷時点からSIMが組み込まれて、コネクティッド・サービスとして提供されているケースが増えているのです。これはここ数年の大きな変化と言えるでしょう。

チップ型SIM (eSIM)

これまでのSORACOM

この記事では、SORACOMが提供するIoT回線の契約数が100万を超えたことを発表させていただきました(発表のプレスリリースはこちら)。

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会へ」をビジョンに、2015年9月に IoT 通信プラットフォーム SORACOM を提供開始しました。

当時はまだ10人未満のチームでしたが、チーム一丸となって全身全霊をかけて創り出した SORACOM が、少しでも多くの人に使っていただけることを祈って、サービスを発表しました。しかし、「IoT に特化した SIM とプラットフォームサービス」、「通信とクラウドの融合」という新しいサービスカテゴリであったために、発表時にIT pro Expo 2015では大賞を頂きましたが、思ったほどにはSIMは売れず、口には出さないけどチーム全員非常に不安になる船出でした。

「世界に関する命題のうち、多くの人が真でないとしているが、君が真だと考えているものは何か?」 by ピーター・ティール『ゼロ・トゥ・ワン』

それでも、我々は信念を諦めることは一度もありませんでした。IoT 通信プラットフォームが必要とされる未来があると信じて、チームの唯一無二の KPI として回線数を掲げ、毎日1枚でも多くの SIM を使っていただけるように、ベストを尽くすことにしたのです。

「Customer Centric」というソラコムのリーダーシップ・ステートメントに従い、お客様のフィードバックをカイゼン項目として取り込み、SORACOM Air、SORACOM Beam に続き、 SORACOM Canal、SORACOM Direct…そして SORACOM Lagoon に至るまで、一度も信念を曲げずに、サービス開発を続けてきました。「Develop Dream Team」の掛け声の基に、最高の仲間を採用し、挑戦と育成を重視し、チーム力を高めてきました。

2017年には、グローバルへの挑戦にコミットするために、KDDIグループに参画するという、経営上、大きな出来事がありました。チームの内外から、大企業の連結子会社になることで、ソラコムのカルチャーが、イノベーションが、スピード感が失われるのではないか、という不安の声もありました。

しかし、KDDIのベンチャーファーストの考えの下、ソラコムは独立し、かつ大きな支援を得ながら、経営を行ってきました。KDDIとの協業を基に、SORACOM Air の KDDI 回線の提供(plan-K)セルラーLPWA LTE-M 対応 (plan-KM1)など発表。その後も、新しいサービスを出し続け、SORACOM LTE-M Button powered by AWSのようなクラウドと通信とハードウェアが融合したデバイスも発表しました。ソラコムのカルチャーは失われることなく、着実に成長を続けてきました。その協業モデルに対して、2018年2月に経済産業大臣賞「ベンチャー企業・大企業等連携賞」も頂きました。

そして、お客様に恵まれ、パートナー様に恵まれ、ユーザー・コミュニティに恵まれ、この2019年6月に100万回線を超えたことを発表することができました。 More than one million IoT devices are connected through SORACOM!

これからのSORACOM

ソラコムは、パッションを持って物事に取組み、学び、努力をすれば、機会は誰にでも均等に与えられあらゆる道が拓ける、ことを信じており、そういう世界を実現したいと考えています。

そして、創業当初から「テクノロジーの民主化」を掲げています。テクノロジーの民主化には厳密な定義はありませんが、次のように考えています。

「ある特定のテクノロジーは非常に重要であり、今後も世の中を大きく変えていく避けられないトレンドであるため、それを特定の個人・企業・業界が専有するのではなく、個人・中堅中小企業・大企業にかかわらず幅広く使える形で広めていく」『公式ガイドブック SORACOMプラットフォーム』

我々は、「世界中の企業・個人にとって重要なIoTをはじめとするテクノロジーを、できるだけ多くの人の手に行き渡らせたい」、「社会課題を解決しようとする情熱を持つ人々を勇気づけ、支援したい」と常々考えているため、お客様事例で紹介させていただいたような沢山の素晴らしいプロダクトが世の中に創り出されていること、を非常に嬉しく感じています。また、それをソラコムが微力ながら支援させていただけていることを、光栄に感じています。

今回の記事では、100万回線の発表することができました。これからも、ソラコムは、世界中のIoTプロダクトやサービスの基盤となるプラットフォームとして SORACOM を信頼いただけるように、この事業にフルコミットします。日本発グローバル・プラットフォームを目指し、楽しく前向きに取り組んでいきます!

You create, We connect!!!

by チームソラコム


追記: 100万回線という節目を超えても、チームソラコムは立ち上げ当時の気持ちのまま、次のステージへ全力疾走しております。7月2日に開催される弊社イベントSORACOM Discovery 2019へぜひご参加ください!今のSORACOM、そして、これからのSORACOMを皆様に体験いただけることを楽しみにしています!

参考リンク


Posted by ken at 2019/06/19