SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

SORACOM Air 初期費用の値下げ、ボリュームディスカウントを発表しました

本日(12月11日)、SORACOM Air 初期費用の値下げ、およびボリュームディスカウントを発表いたしました。 SORACOM Air 初期費用の値下げは、本日より適用となります。

  • SORACOM Airの初期費用を1回線(SIM)あたり20円値下げいたします。また、当社Webサイトでは、これまで10枚単位の購入でしたが、1枚単位での購入が可能となります。
    • 【改定前】 1回線 (SIM) あたり 580 円(税別)+ 送料 (当社 直販サイトで10枚単位)
    • 【改定後】 1回線 (SIM) あたり 560 円(税別)+ 送料 (当社 直販サイトで1枚単位)

購入方法については、こちらをご参照ください。

また、本日、上記に加えて、ボリュームディスカウントを発表しました。 ボリュームディスカウントでは、全体の契約数・期間をお約束いただくことで、基本料が割引になります。

一枚あたりの割引後の基本料金は以下のとおりとなります。

BasePrice

ボリュームディスカウントの条件など、以下もご確認ください。

  • 300回線以上、1回線単位でご利用回線をお約束いただきます。
  • 1ヶ月=30日の場合の料金です。実際の請求は日単位で計算いたします。
  • ユニバーサルサービス料(2015年12月現在 2円/回線)を含みます。
  • 上記金額の記載は税抜きです。

ボリュームディスカウントの詳細、適用については、SORACOMまでお問い合わせください。

SORACOMでは、11月3日にデータ転送支援サービスSORACOM Beamを発表しました。今回はこれに続き、2度目の値下げとなります。 今後も、運用の自動化および最適化を進め、時間とともにコスト削減を図り、お客様がコストを節約できるよう努めていきます。

ソラコム 江木典之 (Twitter: @NoriyukiEgi)

SORACOM Conference "Connected." 1/27開催決定

こんにちは。広報の田渕です。

9月30日の IoT プラットフォーム SORACOM のサービスリリースから約2ヶ月半。ユーザーそして、IoT システムにまつわるデバイス・ソリューション・インテグレーションにおいて、SORACOM を活用いただく企業の輪は徐々に広がってきています。

新しい潮流をいち早く皆様にお伝えしたい。そんな強い思いから、きたる1月27日、株式会社ソラコムは、いよいよ500名規模の自社開催カンファレンスに挑戦します。

Connected2016

SORACOM Conference “Connected.” 〜 IoT つながるその先へ 〜 https://connected2016.soracom.jp/

基調講演では、株式会社ソラコム 代表取締役社長の玉川による IoT ビジネス動向のご案内に加え、SORACOM の新サービス・新機能を発表します。ゲストスピーカーには、トヨタ自動車株式会社 e-TOYOTA部部長 藤原様、株式会社セールスフォース・ドットコム 取締役社長兼COO 川原様のご登壇が決定しました。

また、午後からは、事例セッションと、技術セッション。 キヤノン株式会社、株式会社東急ハンズ、リクルートライフスタイル株式会社をはじめとした、活用事例紹介のセッションと、株式会社ソラコムの CTO 安川をはじめとした、エンジニアによる技術解説のセッションをご用意しています。

IoT はもはやバズワードではなく、人々の日常や、ビジネスの中で、つながるその先の可能性を実現しはじめています。

このエキサイティングな時間を、皆様と共有できることを社員一同、心待ちにしています。

SORACOM を既にご利用頂いている皆様はもちろん、これからIoT や、M2M 、通信を含むシステム、サービス、製品に関わる皆様も、ぜひこの機会にご来場ください。

お申込みは、本日から承っています。

SORACOM Conference “Connected.” https://connected2016.soracom.jp/

広報マーケティング 田渕

[イベント開催報告] 2015/11/27 集まれ!IoT/ハードウェア スタートアップ by SORACOM

ソラコムの小熊です。

去る 2015 年 11 月 27 日、SAP 様に素敵な会場をご提供いただきまして「集まれ!IoT・ハードウェア スタートアップ by SORACOM」というイベントを開催しました。

イベントには IoT やハードウェアのスタートアップ企業の皆様はもちろんのこと、大企業で新規ビジネスを起こそうとされている方々、投資家や弁護士そしてメディアといった方々まで参加者・登壇者としてお集まりいただき、とてもアツいひとときを皆様と共有することができました。

そんなわけで、イベントの様子を振り返りつつ、当日来られなかった皆様にそんな会場の熱気を少しでもお伝えできればと思います。

ソラコムよりアップデート

まずイベントの最初に、ソラコムより以下の2点のアップデートを発表させていただきました。 (余談ですがソラコムではイベントに来ていただいた皆様に常に少しでも新しい情報をご提供しようと心がけていますので、仮にソラコム主催のイベント全てに参加されたとしても毎回何か新しい情報をお持ち帰りいただけるものと自負しております)

SORACOM Air メタデータサービス

まずひとつめは SORACOM Air に追加されたメタデータサービス機能です。 メタデータというのは、通信しているその SIM 自体の情報のことで、たとえば SIM の ID である IMSI や、SIM に設定されているタグの情報、現在のスピードクラスの設定などをパスワードなどの認証不要で取得することができます。

また、セキュリティ上の理由からデフォルトではメータデータは Read only (取得するだけ)なのですが、コンフィグによってメタデータの更新も可能とすることができますので、SIM の入ったデバイスが自分で自分の速度を変更するといったことがとても簡単に実現できます。 (設定可能にする場合は悪意を持った人に簡単に情報を変更されてしまわないように十分お気をつけいただく必要があります)

この機能があると、あんなことやこんなことができそうでワクワクします。個人的にはとても好きな機能です。

詳しいことはこちらのプレゼン資料、ブログ記事、および開発者サイトよりご確認ください。

集まれ!IoT/ハードウェアスタートアップ by SORACOM 14ページ目より

SORACOM Air メタデータサービスのご紹介 - SORACOM Blog

SORACOM Air メタデータサービス機能を使用する | Getting Started | SORACOM Developers

SORACOM Beam UDP to HTTP(S) 変換

次に発表されたのが、SORACOM Beam に追加された UDP to HTTP(S) 変換機能です。

IoT デバイスから UDP で送信したデータを SORACOM Beam で HTTP もしくは HTTPS に変換してお客様のサーバへとデータを送信する機能です。

IoT デバイス側で HTTP(S) を使うのが難しい場合や、デバイス側のプログラムを少しでも簡単にしたい場合、もしくは少しでもデータ通信量を減らして課金額を下げたり電力の消費を抑えたりしたいという理由から TCP や UDP といったシンプルなプロトコルで通信をしたいという需要がある一方、データを受け取る側のサーバーは HTTP(S) 以外のプロトコルに対応するのはいろいろな意味で難しいという問題がありました。

SORACOM ではそのような課題を解決するために、デバイス側からは TCP でデータを送信していただき、それを HTTP(S) に変換してお客様のサーバへとデータを転送するという SORACOM Beam のプロトコル変換機能を提供してきました。

今回、ここに UDP から HTTP(S) への変換機能を追加した形になります。

詳細は以下のスライドおよびブログ記事をご確認ください。

集まれ!IoT/ハードウェアスタートアップ by SORACOM 36ページ目より

SORACOM Beamが新たにUDP to HTTP変換に対応 - SORACOM Blog

このように SORACOM ではクラウド上で動作するソフトウェアを開発すれば機能追加ができるというメリットを最大限に活かし、今後もどんどん便利な機能を追加していく予定ですのでご期待ください。また、「こんなこといいな、できたらいいな♪」と思われたらソラコムのイベントで登壇するついでに要望していただいたりすると実現される可能性が高まるかもしれません。

会場内の風景(その1) 会場内の風景(その1)

ガリバー 許 直人 様

ソラコムからのアップデートの次は、スポンサーしていただいたガリバーの許様からお話をいただきました。

自動車業界は日本だけでも年に5兆円以上の市場規模をもっているというお話や、一説によると国内で保有されている自動車のうち ある瞬間に使われているのはたったの3%(残りの97%は駐車場などに停まっている)というショッキングなデータが紹介されていました。たしかにこの遊休リソースを何かに活用できたらすごいことができそうですね。

IoT で面白いことをいっしょにやりましょうということでしたので、我こそはという方、ぜひ SNS 上で許様を見つけてコンタクトを取ってみられてはいかがでしょうか?

スタートアップによるピッチ 8 連発

続きましてはスタートアップ企業によるピッチ 8 連発でした。 サクサクっと内容を簡単に紹介していきます。

株式会社フォトシンス 代表取締役 河瀬氏 − スマートロックロボット「Akerun」

Akerun(アケルン)はソラコムのオフィスでも便利に使わせていただいております。 どんどん人が増えていくオフィスでいちいち合鍵を作るのも大変ですし、本格的な電子錠を設置するのは難しそうなので Akerun が大活躍です。オフィスのお掃除に来ていただいている家事サービス業者の方にも Akerun のおかげでキーを渡すことができています。

そんな Akerun に、遠隔から鍵の操作ができる Akerun Remote が登場です。Akerun Remote には SORACOM Air をお使いいただいています。ありがとうございます!

株式会社チカク 共同創業者兼代表取締役 梶原氏 - 実家のテレビに、動画をおくる「まごチャンネル」

まごチャンネルは、おじいちゃん・おばあちゃんの家のテレビに繋いでおくと、そこにスマホなどを使って孫の写真やビデオを送信して貯めることができ、おじいちゃん・おばあちゃんがいつでもテレビを使って簡単に孫の姿が見られるというデバイスです。テレビにあたかも孫専用チャンネルが増えたかのような感じになるようです。

IT 機器の操作が苦手なおじいちゃん・おばあちゃんでもテレビの操作くらいはできるので、これは良いですね! 発売されたら個人的に購入して実家に設置しまいそうです。

新しいデータが届いているとまごちゃんねるのデバイスのランプが優しく灯ってお知らせするとか、おじいちゃん・おばあちゃんがまごチャンネルにチャンネルを合わせて視聴を開始するとそれがスマホに通知されるというあたりのゆるふわなつながり感にぐっと来ました。

まごチャンネルさんにも SORACOM Air をお使いいただいています!

株式会社Z-Works 代表取締役社長 小川氏 - 自宅見守りIoTシステム「LiveConnect」

「IoT による がんばらない介護」というフレーズが印象的な Z-Works(ジーワークス)様の LiveConnect(ライブ コネクト)。SORACOM Developer Conference #0 の LT で 18 人の登壇者の頂点に立ったこちらの製品はやはりタダモノではありません。

プレゼン終了後の場内からは「すでに30種類もセンサーを持っているなんて・・・圧倒的じゃないか」という声が聞こえてきましたがまさにその通りだと思いました。

Z-Works さんにも SORACOM 入ってます。

ノバルス株式会社 代表取締役 岡部氏 - 単三乾電池型のIoT機器「MaBeee」

最近衝撃的なデビューをした、乾電池型 IoT デバイスとも言える MaBeee。乾電池の出力をスマホからコントロールできるって聞いただけでいろいろ想像が掻き立てられますよね。 乾電池という身近なモノは小学生でも使えるので、これが普及してくれると IoT の裾野が一気に広がる感じがしますね。

株式会社Strobo 代表取締役 業天氏 - スマートオフィスチェア「cuxino(クッシーノ)」

“Sitting is the new smoking” この衝撃的なフレーズ。私も職業柄1日18時間くらい座りっぱなしなので気になるところです。

健康の面だけでなく、席を立った瞬間にパソコンのスクリーンをロックとか未来感がありますね。

株式会社ライナフ 代表取締役 滝沢氏 - 不動産時間貸しポータルサイト「シェアルーミング」

ジャパ○ット高○社長のものまね(?)で始まったピッチ(笑)、NinjaLock の価格がしっかりと頭に叩きこまれたところでどんどん話にのめり込んでいく自分がいました。

滝沢社長は不動産業界のご出身ということで、他のスマートロックメーカーとは異なる視点で事業を始められたという印象を持ちました。特に、スマートロックデバイスはライナフ様のビジョンを実現するためのひとつの手段という位置づけで、そのスケールの壮大さにしびれました。

Airbnb のようなスペース(空間)のシェアが流行の兆しを見せていますが、そういったところで起こりえる様々な問題を現実的に解決してくれそうなサービスですね。 また、不動産は自動車と並ぶ巨大産業ですのでいくつもの大きなビジネスチャンスがありそうだと思いました。

アレグロスマート株式会社 チーフアーキテクト 須江氏 - IoTプラットフォーム「AllegroSmart Cloud Services」

ソラコムと同様「IoT Platform」を掲げる AllegroSmart(アレグロスマート)様。 とはいえソラコムの競合というわけではなく、アレグロスマート様のプラットフォームはソラコムよりも上位レイヤをカバーされているので、ソラコムと組み合わせて使っていただけるととても便利なのではないかと思われます。

実際に、神奈川県の山に設置されている気象センサー監視システムのデモを見せていただきましたが、アレグロスマートさんのプラットフォームを活用することでこれがものの数日で構築できてしまうというのには大変驚きました。

みんなが直面するであろう難しい問題をプラットフォーム側が解決しておくことで、プラットフォームのユーザーさんが本来の領域に集中できるというのは、ソラコムの目指すところと共通するところでもあります。

Kisvin Science株式会社 西岡氏 - センサーを活用したワイナリー支援システム

私は個人的には Zinfandel という品種のぶどうから作られたカリフォルニアワインの野性味が大好きなのですが、日本ではあまり知られておらずなかなか売っているのを見かけることがありません。なので偶然売っているのを見かけると必ずと言っていいほど買ってしまいます。そんな Zinfandel の畑を山梨県に保有されているということで一気に私のテンションはこの日の最高潮に! 創業者の方々のバックグラウンドもさることながら、農業のことはまったくわからない私のような者にもすごくしっかりとした裏付けがあることがわかり、すぐに実用的に使えそうなシステムなのではないかと感じました。 機会があればもっとじっくりとお話を伺いたいと思いました。

会場内の風景2

カジュアルチャット

ピッチのあとは、投資家・弁護士・メディアの方々と弊社 CEO 玉川によるカジュアルチャットでした。

カジュアルチャット登壇者の皆様

アーキタイプ中嶋様には SORACOM の発表した新サービス、UDP to HTTP(S) にグッと来たとおっしゃって頂きました。 ソラコムがお客様の声を聞きながら迅速に製品に反映させていった点と、お客様の側でもバッテリー消費を少しでも減らすことでユーザビリティを高めることを追求する姿勢を評価していただいてのことと思います。大変光栄です。

WiL 松本様は、スタートアップに対して資金提供という直接的な手段だけではなく、WiL と関連のあるソニーや日産、IDEO のデザイナーなどを紹介することでスタートアップ企業を応援することができるかもしれないというようなことをおっしゃってくださいました。 そんな素晴らしいコラボレーションを実現するためには、まずは松本様との友好を深める必要がありますね。 今回のようなイベントを是非利用して、お近づきになってみていただければと思います。

投資家のお二方は共通して「作ってる人自身がユーザーとして使いたいと思うようなプロダクトでないと投資しない」というようなことをおっしゃっていたかと思います。当たり前といえば当たり前のようにも聞こえますが、自分で作ってるサービスを自分で利用する、これってなかなか実践は難しいのではないでしょうか? そんな私は SORACOM Air を自分で個人的に買ってRaspberry Piなどで遊んでいます。ほかのソラコム社員もみな SORACOM Air や Beam をドッグフーディングしています。

そして投資家のお二人が、この日ピッチを行った 8 社の中で一番投資したいスタートアップとして挙げられていたのは Kisvin Science でした。 お二方とも「ワインが好きだから」と茶化した感じでおっしゃっていましたが、私はその彼らの眼の奥の「儲かりそう・・・」と言わんばかりの鋭い光を見逃しませんでした。

続いては弁護士の水島様。水島様は弁護士という肩書のみならず、パーソナルモビリティWHILLの創業メンバーであったりといった異色の経歴を持つスーパーマンです。実はソラコムはそんなスーパーマンである水島さんにいろいろな面で面倒を見ていただいています!法務面ではもちろんのこと、資金調達のロードマップやビジネス戦略にいたるまで非常に強力にサポートしていただいていて、水島さんの存在なしにはソラコムは今のような姿にはなっていなかったと思います。

スタートアップ企業の皆様も、ぜひ水島さんのようなスーパーマンを味方につけると良いのではないかと思います。 そんなスーパーマンと知り合いになれるチャンス、それがソラコム主催イベントです。そんなイベントに無料で参加できるんだから、ソラコムって太っ腹!!

最後は THE BRIDGE というメディアを主催されている平野様。 数多くのスタートアップと向き合ってきた平野様の目から見ると、Z-Works さんの LiveConnect のようなプロダクトは記事を書きやすいし一般の人の問題意識に訴えているので記事も読まれやすい、というようなことをおっしゃっていたかと思います。 みなさまもメディアを通じて製品を PR しようとする際には参考になるご意見ではないでしょうか。

また、会場の方からのご質問で「どうやったら良い記者さんと知り合えますか?」というようなことを訊かれていたのに対し、「メディアの人はメディアの人同士の横のつながりが実はあって、優秀な人ほどそういうつながりを持っているので、記者に別の記者を紹介してもらうのが良い」という、私が勝手に抱いていたイメージとは異なった回答があったのが意外で面白かったです。ちなみに私の勝手な想像というのは、記者さん同士はライバル関係にあって、どちらかというと敵対し合っていて記事のネタをみすみす他の人に紹介したりせず、自分だけで囲い込んでしまっているものかと想像していました。お恥ずかしい。

スタートアップの皆様には、ぜひこのような機会を通じて投資家・メディア・弁護士といった方と顔見知りになって自社プロダクトを知ってもらい、ひいてはもっと深くコミット(投資、業務提携など)してもらうきっかけとしていただければと思います。

展示ブース

カジュアルチャット終了後の、参加者同士の交流タイム。会場後方の展示ブースにはものすごいひとだかりができていました。

今回は以下の5社様にデバイス等を展示していただきました。 Z-Works LiveConnect ライナフ Ninja Lock Strobo Cuxino(スマートチェアは大きかったのでチラシのみ) ノバルス MaBeee メカトラックス 3GPi

Z-Works、ライナフ、Strobo、ノバルスの4社様にはピッチでお話いただいたので、ここではメカトラックス様をご紹介したいと思います。

メカトラックス 3GPi

はるばる福岡県からお越しいただいたメカトラックス様。Raspberry Pi に載せることで簡単に SIM を使って 3G 通信を行うことができる 3GPi(スリージーパイ)という製品を展示していただきました。展示ブースの中で一番最後まで人の波が途切れず、会場の参加者の皆様の注目を集めていた感じがします。

3GPi もソラコム対応済みですのでみなさま Raspberry Pi で SORACOM Air をお使いの際にはぜひ 3GPi をご検討してみていただければと思います。

電子/通信機器/組込機器の開発-メカトラックス株式会社

さいごに

いかがでしたでしょうか?当日の盛り上がりを少しでもお伝えできたとしたら幸いです。

ソラコムでは、今後もこのようないろいろな業種・立場の方々のコラボレーションの場を作っていき、世の中にインパクトを与えるスタートアップを生み出すためのプラットフォームになっていきたいと考えておりますので、「こんなイベントがあったらいいのに」とか「こんな業界の人達と繋がりたい」といったご要望をどしどしお寄せいただけますと幸いでございます。

SORACOM Beamが新たにUDP to HTTP変換に対応

はじめに

SORACOMの安川です。

9/30の発表時にSORACOM Airと同時に発表したデータ転送支援サービスSORACOM Beamですが、10月に値下げも発表し、様々なユースケースでのご利用が広がっています。IoTデバイスからのデータ転送を少しでも手軽に省電力にという思いが届き始めているようで、とてもうれしく思っています。

そんなSORACOM Beamに新たな機能UDP to HTTP(S)変換が加わったことを発表しました。そこで早速この機能についてご紹介したいと思います!

UDP to HTTP(S)変換ってどういうこと?

SORACOM BeamではTCPソケットで送られたデータをHTTPで指定されたエンドポイントにPOSTするという機能をサポートしていました。今回発表した新機能は、UDPで同様のことを実現する機能です。つまりUDPパケットをSORACOM Beamのエンドポイントに送っていただくと、そのペイロードをSORACOM側で指定されたHTTPエンドポイントにPOSTしてくれます。

これにより、HTTPヘッダ等のオーバヘッドはもちろん、TCPのハンドシェイクすらスキップしてデータを指定のサーバに転送することが出来ることから、データ転送量の削減、デバイス側処理負荷の低減が期待できます。またハンドシェイクをスキップできることから、データ転送の即時性も上がります。Round Trip Timeが大きくなりがちな3Gネットワークでは特に差が出てくると思います。

また、TCPの場合と同様、サーバ側からのレスポンスコード及びメッセージは返るので、レスポンスを受信することで、簡易的なデータの到達確認やエラー検知が可能です。

beam_tcp_L4_view.png

Device<->Beamエンドポイントの通信についてL4で見たところ(TCPの場合)

beam_udp_L4_view.png

Device<->Beamエンドポイントの通信についてL4で見たところ(UDPの場合)

UDP to HTTP(S)変換の使いドコロ

いいこともたくさんあるUDP to HTTP(S)ですが、注意すべき点もあります。UDPはTCPとは異なり、転送されたパケットが損失した場合の再送処理や、順序保証を提供しませんし、大きなデータを送る際にデータを複数のセグメントに分割して送るといった機能も提供しません。

特にパケットの損失はそのままデータ転送の失敗に直結するので、データの到達性保証が必須でないユースケースか、再送処理をアプリケーション側で対処出来る場合にご利用を検討頂くのが良いかと思います。

早速試してみる。

設定方法はTCP to HTTP(S)変換の場合と同様です。

  1. まずSORACOM Beamの設定項目で追加ボタンを押して、「UDP -> HTTP/HTTPSエンドポイント」を選びます。 add_udp_to_http_config.png

  2. 次に宛先のHTTP(S)エンドポイントを設定し、保存します。 edit_udp_to_http_config.png

以上で設定は完了です。早速動作確認をしてみましょう。

動作確認のためにはUDPパケットを送る必要があります。例えばnetcatというツールを使うとTCPの場合と同様に可能です。

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$ echo "test" | nc -u beam.soracom.io 23080
200 Success {"payload"=>"dGVzdAo="} => test

実際にパケットをキャプチャしてみると、純粋に1往復のパケットのやり取りだけでデータが送られたことが確認できると思います。

開発に至った経緯

SORACOM Beamは元々、HTTPからHTTPS、MQTTからMQTTS、TCPからTCP over TLSへといった暗号化レイヤの追加からスタートしました。その機能があれば大分デバイス側の処理を楽にできるだろうと考えて、一部のお客様にご紹介したところ、返って来たのは:

「HTTPですらもうデバイス側のバッテリを多く消費しちゃうし、データ転送のオーバヘッド大きすぎるのですよね」

というフィードバックでした。なるほど、お客様のニーズはまだまだその先にあったようです。そこで急遽、TCPで送られたデータをHTTPでPOSTするという処理のサポートを追加しました。これにより、デバイスからは単にTCPソケットを張って、データをソケットを通じて送るだけで、HTTPのオーバーヘッド無しで任意のHTTPエンドポイントにデータを送り込めます。もちろんクラウドサービスも呼び出せます。

これを持って再びお客様のフィードバックを聞いたところ

「TCPだとソケット張りっぱなしにしない限り、最初にハンドシェイクが必要で、オーバヘッド大きいですよね」

というようなものでした。なるほど、まだ足りてなかったようです。そしてよくよくヒアリングしてみると、このフィードバックを下さったお客様のユースケースだと、少量のデータを一定期間おきに送る必要がある一方で、データの到達性は必ずしも保証される必要はないとのことでした。そうして実装するに至ったのが今回のUDP to HTTP(S)変換機能でした。

実はこのフィードバックはかっこいいパーソナルモビリティデバイスを開発・販売されているWHILLさんから頂いたものです。実際に今、UDP to HTTPS変換を使った検証をして頂いています。

whill_case_study.png

この機能のリリースにあたって、WHILL CTOの福岡さんからコメントを頂きました。

SORACOM Beamを使うことで、通信量及び通信のための電力消費の削減が見込めるデータが取れています。機能もさることながら、私たちが感銘を受けたのはユーザーに対して真摯に向き合う姿勢と、リクエストへの対応の速さです。今後規模が拡大していっても、このスタンスが変わらないことを期待してます。 WHILL株式会社 最高技術責任者 福岡 宗明

まとめ

SORACOM Beamの新機能、UDP to HTTP(S)変換機能を使えば、最小限のオーバーヘッドで各種クラウドサービスやオンプレミスサーバに安全にデータの送信が出来ます。是非ご活用下さい!

また、SORACOMはご利用の皆様のフィードバックを受けて進化するプラットフォームですので、皆様のご要望をいろいろお聞かせ下さい!

SORACOM Air メタデータサービスのご紹介

松井です。

この記事は SORACOM ユーザーグループ発足記念リレーブログ の 11/27 分です。

本日は私が開発に関わったメタデータサービス機能がリリースされましたので、使い方や動作サンプルをご紹介したいと思います。

メタデータサービスとは

一言で言うならば、Air 経由で特殊な URL に HTTP アクセスする事で、認証なしで SIM(Subscriber) の情報を取得したり、API実行を行える、という機能です(グループ単位で機能のコントロールが可能)。 サービスに関するドキュメントは、 ソラコム公式開発者サイト「メタデータサービスを設定する」を参照してください。

メタデータサービスを有効にする

まず、メタデータサービスを使えるようにしましょう。 コンソールのグループの設定画面から設定対象のグループを開くと、メタデータ関連の設定項目が増えています。

下記の画面のように設定してみて下さい。

メタデータ設定画面

最後に「保存」を押すのを忘れないようにしましょう。

メタデータサービスにアクセスする

Subscriber 情報へのアクセス

メタデータサービスが有効になっている端末で、http://metadata.soracom.io/v1/subscriber にアクセスすると、SIMの情報を取得する事が出来ます。

例えば SORACOM Air SIMで通信を行っている Raspberry Pi からは、

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pi@raspberrypi ~ $ curl -s http://metadata.soracom.io/v1/subscriber | jq .
{
  "imsi": "44010xxxxxxxxxx",
  "msisdn": "81xxxxxxxxxx",
  "ipAddress": "10.xxx.xxx.xxx",
  "apn": "soracom.io",
  "type": "s1.fast",
  "groupId": "xxxxxxxx-xxxxxxxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx",
  "createdAt": 1437119287341,
  "lastModifiedAt": 1448518406229,
  "expiredAt": null,
  "terminationEnabled": false,
  "status": "active",
  "tags": {
    "name": "moto"
  },
  "sessionStatus": {
    "lastUpdatedAt": 1448518167276,
    "imei": "xxxxxxxxxxxxxxx",
    "location": null,
    "ueIpAddress": "10.xxx.xxx.xxx",
    "dnsServers": [
      "8.8.8.8",
      "8.8.4.4"
    ],
    "online": true
  },
  "speedClass": "s1.fast",
  "moduleType": "nano",
  "plan": 1,
  "expiryTime": null,
  "operatorId": "OPxxxxxxxxxx",
  "createdTime": 1437119287341,
  "lastModifiedTime": 1448518406229
}

のように curl コマンドで Subscriber に関する情報取得出来ます。

Subscriber に関する情報の更新

さきほど書き込みを行える設定にしておいたので、試しにタグを付与してみましょう。

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pi@raspberrypi ~ $ curl -s http://metadata.soracom.io/v1/subscriber | jq .tags
{
  "name": "moto"
}
pi@raspberrypi ~ $ curl -sX POST -d '{"foo":"bar"}' -H Content-Type:application/json \
  http://metadata.soracom.io/v1/subscriber/update_tags | jq .tags
{
  "foo": "bar",
  "name": "moto"
}

JSON を HTTP POST するだけで、簡単にタグを追加する事が出来ました。 何らかの状況をデバイスから報告する用途に使えそうですね。

ユーザデータへのアクセス

ユーザデータは、 http://metadata.soracom.io/v1/userdata にアクセスするだけで取得が出来ます。

例えば、何らかのスクリプトをデバイスで実行したいとしましょう。

スクリプトをユーザデータに保存しておき、Raspberry Pi からダウンロードして実行してみます。

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pi@raspberrypi ~ $ curl -s http://metadata.soracom.io/v1/userdata
#!/bin/bash
echo Hello SORACOM Air
pi@raspberrypi ~ $ curl -s http://metadata.soracom.io/v1/userdata | bash
Hello SORACOM Air

curl でダウンロードして pipe で bash に渡して実行する事が出来ました。

cron等でこの処理を定期的に実行するようにしておくと、コンソールからユーザデータを更新するだけで、自動実行するスクリプトを変更する事が出来ます。

応用編

ユーザデータには任意のデータを入れておけるので、例えば HTML コンテンツを置いておく事も出来ます。 https://soracom-files.s3.amazonaws.com/speed_class_changer.txt の内容を、ユーザデータに保存してみましょう。

ユーザデータ設定

保存したら、ユーザデータのURL http://metadata.soracom.io/v1/userdata をブラウザで開きます。

Speed Class Changer

こんな画面が開いて、今の速度クラスが自動的に選択されたと思います。 他のボタンを押せば、速度クラス変更がすぐに行われます。

もしユーザデータの設定をするのが面倒だなと思ったら、代わりに http://soracom-files.s3.amazonaws.com/speed_class_changer.html を開いても同じ物が見られます。

※ただし、前述のメタデータ機能の有効化とクロスオリジンの設定は事前にしておく必要があります。  また実際に速度変更をするには、読み取り専用のチェックボックスを外しておく必要があります。

速度変更を実際に行っている部分は下記のようなコードとなっており、やはり JSON の HTTP POST を行っているだけです。SDKやクレデンシャルが必要ないので、非常に簡潔に記述できます。

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function changeSpeedClass(speedClass) {
  $.ajax({
    type: "POST",
    url: baseurl + "/subscriber/update_speed_class",
    headers: {'content-type':'application/json'},
    data: JSON.stringify({"speedClass":speedClass}),
    success: function(subscriber){
      update(subscriber)
    }
  });
}

スマートフォンアプリケーションからも、同じような形で呼び出せると思いますので、是非試してみてください。

まとめ

メタデータサービスを使うと、デバイスが自分の使っている回線のコントロールを簡単に行えるようになります。 またユーザデータと Subscriber のタグを組み合わせて、(さながら EC2 インスタンスのように)ロールベースでデバイスの初期化プロセスを実行したりする事が出来ます。

是非活用してみてください!

リレーブログ第2弾 最終日の 11/30 は、アピリオの岩崎さんです。

12/1 からはいよいよ「ソラコムアドベントカレンダー」が始まります。 奮ってご参加ください!

TechCrunch Tokyo 2015 CTO of the Year 受賞しました!!

ソラコムの小熊です。

この記事は SORACOM ユーザーグループ発足記念リレーブログ の 11/18 分です。

TechCrunch Tokyo 2015 - CTO of the year

さて、いきなりですがビッグニュースです!

昨日(2015年11月17日)、東京・渋谷のヒカリエホールにて行われた TechCrunch Tokyo 2015 の “CTO Night” というイベントにおきまして、弊社 CTO 安川が CTO of the year という栄えある賞を頂きました〜!!

CTO of the year 1 CTO of the year 2

CTO Night というイベントは、日本のスタートアップ界の名だたる CTO たち 8 名がそれぞれ自社のサービスやビジネスに対し、いかに技術力によって貢献しているか、というお題で 5 分間の LT を行い、 これまた日本を代表すると言っても過言ではない著名な CTO たち 6 名によって構成される審査員によって、今年 2015 年を代表する CTO、"CTO of the year" を厳正に選出しようというイベントです。

昨日の安川の LT 資料 が SlideShare にて公開されていますので興味のある方はご覧頂きたいと思いますが、昨日は多少時間配分に失敗してしまって最後の「ソラコムの内側」みたいな話の部分が(みなさんそこの話を最も期待されていた部分ではないかと思いますが)残念なことにささーっと流す感じになってしまいました。

そこで今日は私のブログの内容を急遽変更して、昨日安川が話す予定だったけど時間の都合で話せなかったことを安川に代わって補足説明させていただこうと思います。

Polaris と Dipper

Polaris と Dipper 1

SORACOM では MVNO としての機能を果たすために必要な各種の処理をマイクロサービスのような形で分散型で実装しています。

大きく分けて、パケット交換コアを構成するサービス群を Polaris(ポラリス、北極星)、課金処理や加入者管理のような機能を持つサービス群を Dipper(ディッパー、北斗七星)と名づけています。

ソラコムのロゴマークは実はこの北極星と北斗七星をイメージしたデザインになっています。

Polaris にはパケット転送機能の他に帯域制御機能やアクセス制御機能といったモバイルデータ通信サービスに最低限必要な機能に加えて、Beam の処理(暗号化やプロトコル変換)が入っていることが大きな特徴です。 Beam のように、パケットを転送する際に付加的な処理を行うサービスは SORACOM の特徴的なサービスの一つですが、これがソフトウェアで実現されているので機能追加や不具合修正を迅速に行うことが可能です。 また Beam 以外のサービスも鋭意追加していく予定です。

Dipper には、Polaris のコア機能を支える各種周辺サービスが実装されています。コンソールや SDK などを経由して API が呼び出されると、この Dipper 内で設定変更などが行われ、必要に応じて Polaris の制御を行ったりします。

そして Polaris と Dipper を監視する Hubble(ハッブル)というサービスも稼働しています。Hubble は各サービスを監視し、異常があれば自動的にリスタートさせるなどの機能を持ちます。

Polaris と Dipper 2

SORACOM の各サービス間は疎結合な作りになっています。例えば、サービス間の連携には内部の専用 API を呼び出すような形になっています。

疎結合としたことで、各サービスごとにそれぞれ適切と思われる言語やフレームワークを用いて開発を行うことができています。 またそれぞれのサービスのライフサイクルが独立していますので、任意のサービスだけを好きなタイミングで Blue-Green デプロイによって更新するというようなことができますし、負荷が高まったサービスだけをスケールアウトさせるといったことができます。 このようにすることで、SORACOM のプラットフォーム全体としての可用性も高まります。

プラットフォームの構築には、Amazon DynamoDB や AWS ElasticBeanstalk といった AWS のサービスをフル活用しています。 運用コストを最小化しつつも、最大限の可用性とパフォーマンスを同時に実現しています。

SORACOM では各サービスのコンポーネントだけでなく、社内の人間同士の連携も疎結合になっています。通常の連絡はほとんど Slack 上で行われ、1 日 30 分の全体 Sync ミーティング以外は非同期な連携が行われています。 そのため、忙しくてなかなか社内にいない人を待ち続けるといったような無駄が発生することがほとんどなく、コミュニケーションコストを最小限に抑えられているように思います。

おまけ

CTO of the year を受賞すると、このように大きなパネルを持って満員電車に乗れるという栄えある特典付きでした!

パネルを持った安川

SORACOM パートナースペース サイトをオープンしました。

本日11月9日、SORACOM パートナースペース(SPS)への参加パートナー様を対象とした SPS パートナー向けサイトをオープンしました。

SPS パートナー向け サイト https://sps.soracom.io/

SPS は、SORACOM のパートナープログラムです。 SORACOMでは、特に登録などすることなく、だれでも SORACOM プラットフォームを利用して自由にビジネスをすることが可能です。(もちろん、利用規約に準じてです!) ただし、SPS にご参加いただくことで、技術資料やマーケティング支援などのサポートの提供を受けることができます。特典や要件などは、SORACOM パートナースペース を参照してください。

当サイトの閲覧は、SPS に申請いただいた SPS 申請済みパートナーのみに限定しております。 以下のようなパートナー向けの資料が参照できます。

SPS-site

SPS の参加はどの企業様でも可能です。 SORACOM パートナースペース をご確認の上、以下より、ご登録ください。 https://sps.soracom.io/

SORACOM は、SPSを通じ、IoTデバイス、及びIoTデバイスを活用したソリューションや、システムインテグレーションを提供するパートナーと共にエコシステムを構築していきます。

江木 典之 (Twitter: @NoriyukiEgi)

SORACOM Beam の値下げを発表しました。

SORACOM Beam の料金の値下げをお知らせします。2015年11月3日 0:00(UTC、日本時間:2015年11月3日 9:00)より適用となります。

  • SORACOM Beamの料金を10%値下げします。
    • 【改定前】1 リクエスト (*) あたり 0.001 円(税別)
    • 【改定後】1 リクエスト (*) あたり 0.0009 円(税別)
    • (*) エントリーポイント (Beam) へのリクエスト、Beamから転送先へのリクエスト、それぞれを個別に 1 リクエストとカウントします。

なお、以下の無料枠については従来通り、変更なくご利用いただけます。

  • SORACOM Beam は、新規のお客様を対象として無料利用枠をご提供しています。 SORACOM アカウントを作成していただいた月から12ヶ月間(アカウントを作成した月を含む)は、1アカウントあたり月間 50,000 リクエストまで毎月無料とさせていただきます。 なお、リクエスト数が 50,000 リクエストに満たない場合でも翌月に持ち越されることはありません。

SORACOM Beamの料金体系については、SORACOM Beam のご利用料金 をご確認ください。

SORACOMは、運用の自動化および最適化を進め、時間とともにコスト削減を行っていく事にフォーカスしております。 今後ともお客様がコストを節約できるよう努めていきます。

江木 典之 (Twitter: @NoriyukiEgi)

ソラコム山とNode-RED

みなさまこんにちは。ソラコムでエンジニア(試用期間中)をやってます江木です。 ソラコムリリース記念ブログも、当初の目標であった1ヶ月を迎えました。一度も欠くことなく記事が公開されており、ありがたく思っています! かなり好評ですので、このまま延長するという話もあるとかないとか・・

試用期間中というのも、私は9月から SORACOM の一員となりました。この2ヶ月間は、前職をやめる→ソラコムに入る→ソラコムのリリース で、かなり激動でした。9月30日のリリースでは思っていた以上に注目していただき、通称 ソラコム山が出現した頃は、流れるタイムラインを追うことが、それはもう楽しくて仕方ありませんでした。

通称 ソラコム山 (Tweet の件数/日にち) SORACOM-YAMA

こんな渦中にいられたことはとても幸運でした。 IoTの分野で日本から新しいサービスがどんどん生まれて欲しいと心から思っています。どんどん SORACOM を使い倒してください!

さて、先週以下の Tweet を見かけました。@joeartseaさんがNode-REDにSORACOMのNodeを作ったと!

https://twitter.com/joeartsea/status/657054321675259904 tweet-joeartseaさん

Node-RED はちょくちょく触っていましたが、久しぶりに見てみると、Slack連携やらAWS連携やらいろいろ増えていたので、試してみました。

Node−REDとは? Nodeの追加方法は? は、以下などを見るといいと思います。

BluemixのNode-REDパレットにノードを追加する http://qiita.com/KenichiSekine/items/b2877c90f59774a27827

個人的には非機能要求をあまり考えずにプロトタイプを作って動かしてみるというのには向いていると思います。

Node-RED に SORACOM の Node を追加してみました。 Air 、Beam の使用状況の確認、速度クラスの変更、アクティベート、ディアクティベートなどができるようです。

SORACOM-Node

試しに期間を1日間にして、Air State をデバッグに出してみると、、

debug

早速、一日の使用量がでてきました。

というわけで、Slack に毎日一日の使用量を出してみます。(これがやりたかった) Slack では Incoming WebHooks を定義します。Node-RED では Slack の Node を追加します。 Slack の Node の設定は以下のようにしました。

slacknode

Cron 的に、指定した間隔で呼びだせるので、データ通信使用量を Slack で確認できます。

slack

この SORACOM Node だと、速度クラスの変更や休止もできるので、利用量に応じて速度を落としたり、休止させたり、また、毎日夜だけ速度クラスを上げるということも、Node-RED の UI と少しの javascript をつかうだけでできそうです。

以前のこのブログシリーズでも、ジャストインケース 松井さんが イベントハンドラーと AWS Lambda を連携して、Slackに流し込んでいました。 好きなプラットホームを使って、APIでコントロールできることが面白さの一つだと思います。

最後になりますが、@joeartseaさん、SORACOM Nodeの作成ありがとうございました。 Node-REDのユーザーグループもあるようです。 Node-RED User Group Japan https://www.facebook.com/groups/noderedjp/

江木 典之 (Twitter: NoriyukiEgi)

スマホからSORACOM Airの通信量が見やすくなりました

ソラコムのソフトウェアエンジニアの清水です。 主にフロントエンドとSORACOM Beamの開発を担当しています。

SORACOM Airを実際に購入いただいて試してくださっている方にイベントでお会いできたりして感激しているわけなのですが、ラズパイ等のIoTデバイスに使うだけでなく、とりあえずお手持ちのスマホに入れて使っているという方もいらっしゃるのではと思います。

私も最近購入したSIMフリーのiPhone, AndroidにSORACOM Airを入れて使ったりしています。 SORACOM Airはデータ通信量を時間別・日別・月別に見るAPIが提供されていて、ユーザーコンソールでも確認できるようになっています。 それを後で見返してみると、昼休みになにげなくスマホを触ったとき、実際にどれくらい通信してるというのを知ることができます。 普段はほぼ無制限なので意識せずに使っているデータ通信量ですが、昨日は思ったより多いなとか、今日は思ったより少ないなといった気づきがありました。レコーディングダイエットみたいですね。

このようにDog foodingをしていて、正直SORACOMのユーザーコンソールはスマホに最適化されているとは言いがたいという現実を再認識したわけです。 もともと、スマホで操作することはあまり想定しておらず、諸々の事情できちんと対応できていない現状があるのですが、昼休みにデータ通信量を見てムフムフする欲求を満たしたい!

ということで、ごく簡単ではありますが、スマートフォンからでも通信量を手軽に確認いただけるような画面を用意してみました。

screenshot https://console.soracom.io/#/dashboards?coverage_type=jp

主に利用しているAPIは2つです。

SORACOM Airを使って自分のデータ通信の傾向を掴んでみると、自分にあったスマホ活用方法に気づく・・なんてこともあるかもしれません(ダイレクトマーケティング)。 なお、SORACOM Airは通信量に応じた料金体系になっています。自分で監視設定を入れないと使い過ぎによる通知や速度制限がかかりませんので、使いすぎによるパケ死(死語)にはどうかご注意ください。

リレーブログも終盤にさしかかり、大変ありがたいことに私が担当しているBeam関連のトピックはあらかた紹介していただけたので、 今回はBlog Driven Development (通称 BDD) してみました。 今後もユーザー目線で使いやすいサービスを目指して開発に取り組んでいければと思います。