SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

soracom-cli が API Sandbox に対応しました

先日開催された SORACOM UG Explorer 2018 で API Sandbox について LT させていただいた ogu です。

LT の中で「soracom-cli の Sandbox 対応版、近日リリース予定です」とお伝えしましたが、ようやく準備が整い、リリースいたしましたのでお知らせいたします!

使い方

まずは soracom-cli をインストールします。すでにインストール済みの方はアップデートしてください。

インストールの方法は簡単です。soracom-cli リポジトリの README を参照してください。

アップデート方法は、Mac で Homebrew を使ってインストールした場合は brew update コマンドを実行するだけですし、それ以外の環境であればインストール時と同じ方法でバイナリをダウンロードして上書きするだけです。

インストールもしくはアップデートできたら、バージョンを確認します。

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soracom version

0.3.6 以降のバージョンが表示されたら Sandbox 対応版です。

バージョンを確認したら、API Sandbox 用のプロファイルを作成します。 詳しいことはこれも soracom-cli リポジトリの README に書いてありますが、以下のように Sandbox 専用のプロファイルを作ります。

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soracom configure-sandbox

メインで利用するカバレッジタイプ、本番環境の AuthKey ID と AuthKey (secret)、および Sandbox 環境に作成するユーザーのメールアドレスとパスワードを聞かれますので入力してください。

デフォルトでは sandbox という名前のプロファイルが作成されますので、以後はそれを使って以下のようにコマンドを実行していきます。

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soracom subscribers list --profile sandbox

SIM の注文や利用休止、解約など、実際にお金がかかってしまったりやり直すことができない操作も、Sandbox 上であれば安心して試してみることができます。

架空の SIM やクーポンを作成するといった Sandbox 専用のコマンドも使うことができます。

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soracom sandbox subscribers create --profile sandbox
soracom sandbox coupons create --profile sandbox

他にもいろいろと Sandbox 専用コマンドがあります。 引数など詳しくは soracom コマンドのヘルプを参照していただくか、API Sandbox 利用ガイド をご参照ください。

使い方でわからないことなどがございましたら、Twitter でつぶやいていただくか、サポートへお問い合わせください。 「こんな機能があったらな〜」というご要望もお待ちしております。 (#ソラコムサンタ にお願いするのも良いかもしれませんね!)

ogu

IoTシステム構築・運用のノウハウを公開!SORACOM Technology Camp 11月開催

soracom-technology-camp

こんにちは。ソラコム広報・マーケの田渕です。今日は「SORACOM Technology Camp 2018」の11月開催のお知らせです。

私は普段イベントを担当していますが、夏以降、「お客様にIoTシステムを提案する準備をしている」、「本番を踏まえた設計を知りたい」という声を本当によく聞くようになりました。

しかし、まだまだデバイス・通信・アプリケーション・クラウドなど全てに精通した、IoT エンジニアは世の中にはまだ多くありません。それぞれの専門分野から少し手を伸ばして別の分野の技術知識も習得していく必要があります。

IoT プラットフォーム SORACOM は、お客様のフィードバックをうけてそのサービスと機能を100回以上 update してきました。先に IoT に取り組んだ方がの共有知が反映されています。

そこで、創業3年、IoT の最前線を見てきたソラコムが、IoT システム構築・運用のノウハウを共有して、IoT システム構築・運用の勘所と SORACOM の活用方法を解説するイベント「SORACOM Technology Camp 2018」を開催します。

SORACOM Technology Camp 2018へのお申込みはこちら

SORACOM Technology Camp 2018 秋 の見どころ

セッションは、「ベーシック」と「アドバンス」に分かれています。

「ベーシック」はIoTシステムをこれから学ぶ方向けで、基本的なシステム構成パターンや、プロトタイプ制作など、IoTシステムの構成要素を学び、それらを迅速に組み立てるといったことを学ぶことができるトラックです。

  • 事例で整理! IoT ソリューションの開発/導入検討の進め方
  • そのデバイス、どうしたら IoT 化できますか?事例に見るセンサー/デバイスのオンライン化デザインパターン
  • 今日から始めるセンサーデータの可視化
  • SORACOM LTE-M Button の始め方

「アドバンス」は、本番稼働するシステムをお客様に提案するときに必要となってくる、ネットワークセキュリティやデバイス管理、デバイスの双方向通信、システム開発をどう作りながら変えていくかといったIoTシステムに求められる要件をどうシステムで実現するかといったことを学ぶことができるトラックです。

  • モバイル回線で作るイントラネット 業務システムにもセキュアに連携
  • 売れば売るほど大変"を防ぐ!「IoT デバイス初期設定の工数削減」手法
  • デバイス-クラウドの双方向通信デザインパターンと実践
  • スモールスタートの次の一手は?成長できるIoTシステムの実例と回避したいポイント ―IoTシステム開発における試行錯誤の記録

SORACOM Technology Camp 2018は、この春にも一度開催していますが、多くが新セッションです。そしてタイトルからあふれる「現場感」、それぞれの立場やフェーズにあわせてセッションをお選びください。

IoT の現場に向き合う講師陣

ソラコムの選りすぐりのエバンジェリストやソリューションアーキテクトの5名がセッション講師を担当します。

soracom-technology-camp-speakers

エバンジェリストの松下は、年間100回以上の登壇をこなし、SORACOMのサービスと IoT システム活用について最も知り尽くしています。シニアエンジニアの松井はハードウェアとクラウドの両方に精通しソラコムが発売予定の「SORACOM IoT Button powered by AWS」のデバイス開発もリードしています。

そして、ソリューションアーキテクトの今井、須田、松本の3名は、お客様の求めるシステムの実現をシステム面からサポートするスペシャリストです。ソラコムの中でも最もお客様のニーズに近いところで、デバイス・通信・クラウドなどの全体最適や具体的な課題解決と向き合っています。

ここでしか聞けない具体的なノウハウを学べる機会です。会場でお待ちしています。

SORACOM Technology Camp 2018へのお申込みはこちら

ソラコム 田渕

SORACOM 認定デバイスについてのアップデート

こんにちは、ソラコムの山口です。 すっかり涼しくなってきました。この勢いで氷点下まで突き刺さっていただきたいところです。

さて、今日は認定デバイスについてのアップデートです。

おかげさまで100を超えるデバイスが認定デバイスとしてご登録いただいております。 本日は 認定デバイスページのリニューアルplan-K/plan-KM1/plan01sの認定デバイス開始 についてご案内させていただきます。

認定デバイスページのリニューアル

認定デバイスページでは、お客様が利用したい用途の沿ったデバイスをスムーズに発見できるよう「デバイス種別」「対応プラン」「対応電波種別」でフィルターいただけるようになりました。

certified-device-fillter

また、各デバイスをクリックすると対応機能や対応しているプランごとの対応周波数をご確認いただけるようになりました。

certified-device-detail

この項目が欲しい。等ございましたらお気軽にSNS等でご要望いただけますと幸いです。

plan-K/plan-KM1/plan01sの認定デバイス開始

さて、先日発表のあったplan-KM1についてももちろんですが、plan-K, plan-KM1, plan01s それぞれ認定デバイスの募集を開始致します。

ぜひSORACOM AirのSIMを組み込んだ新しいデバイスを作りたい!今あるデバイスを掲載したい!という方、従来よりご登録いただいている認定デバイスが「実はplan-Kでも利用できるよ」「plan01sでも動作するよ」というパートナー様はSORACOM パートナースペースの認定デバイスページより申請をお待ちしております。

従来より登録いただいている認定デバイスのうちplan-Kで接続確認の取れたデバイスを1つご紹介させていただきます。

ISR-100 (株式会社CHO&Company)

株式会社CHO&CompanyISR-100 です。(ソラコム認定デバイス掲載ページはこちら

検証した私の所感となりますが圧倒的に小さく、また50gという軽量でありながら機能的なwebインターフェース、WiFi/有線ポートx2といった充実した接続インターフェースに加えplan-D/plan-Kのマルチキャリア対応と、誰でも何にでもどこでも利用できる機能美溢れるデバイスでした。

isr-100

ソラコムはSPS パートナーやデバイスを選定されるお客様からのフィードバックを元に日々改善を行って参ります。
ユーザーグループ会やハンズオンセミナーでお会いできた際にはぜひお話させてください。

ソラコム 山口

【新発表】SORACOM Air に省電力LPWAセルラー通信「LTE-M」が追加、合わせて2種のデバイスや新機能をリリース

週末は省電力な生活を送っているソラコム 松下(max)です。

今年 7/4 に開催された SORACOM Conference “Discovery” 2018発表させていただいた「LTE-M」が、ついに本日よりご利用いただけるようになりました!

発表のサマリー

今回は多くの事を発表したので、まずサマリーをご案内します。

SORACOM Air に省電力LPWA通信 "LTE-M" が追加!
サブスクリプション名 (プラン名) は "plan-KM1"

LTE-M とは携帯キャリアの運営するセルラーネットワークを用いた LPWA 規格の1つで、既存の LTE 基地局をベースに全国エリアをカバーしているため、広域で省電力なセルラー通信を実現可能な通信です。

ソラコムでは、この LTE-M を plan-KM1 というサブスクリプション名(プラン名)で SORACOM Air のラインナップに加えることで、省電力・小容量通信である LPWA の拡充を行いました。

lte-m-launch/soracom-air

料金体系は下記の通りです。

  • 初期費用: 1,500 円/回線
  • 基本料金: 月額 100 円/回線(101 回線から月額 90 円)
  • データ通信料: 0.5円/KiB
  • SIM サイズ: nano SIM

特徴は以下の2点になります。

  • 回線を 「利用開始待ち」ステータスにすることで基本料金が無料 となります。製品に plan-KM1 を組み込んだ際の在庫期間中における保管費用の低減などに役立ちます。
  • 他の SORACOM Air 同様に 1回線からオンラインでご注文いただくことができ、また、 SORACOM BeamSORACOM Harvest といった すでにある SORACOM サービスが利用可能 です。

lte-m-launch/features

IoT における省電力の必要性

ところで、なぜ IoT デバイスでは省電力が必要なのでしょうか? IoT の目的は「遠くに離れたモノや、現場で起こっているコトをデジタル化する」ことにあります。これを実現するためには、あらゆる場所にデバイスを配置しセンシングする必要がありますが、課題の1つが電力です。

当然、電力が確保しづらい環境というのも存在します。(むしろ、電力が確保できるケースの方が少ないのかも) バッテリーで稼働させるということが要件となるケースが出てきますが、高効率・大容量なバッテリーの採用はコストがかかり、「あらゆる場所」での利用が難しくなります。

lte-m-launch/anywhere

一方、デバイスを省電力化することで、例えば 乾電池のような安価なバッテリーで稼働ができるようになれば、あらゆる場所にでの利用が可能になる のです。

省電力のカギは eDRX と PSM

LTE-M における省電力性を実現するには eDRX と PSM の活用が不可欠です。

平たく紹介すると eDRX (extended Discontinuous Reception) は、待ち受け時における着信電波の確認間隔を減らすことで省電力化を実現する手法です。 また PSM (Power Saving Mode) は、モデムを電源 OFF に近い状態にすることで省電力を実現します。

IoT においては、データ収集における「送信時以外はモデムは OFF でもいい」というケースが多いため、 eDRX よりも PSM の活用が有効な場面が多くなると考えています。

アプリケーションの例

7/4 の Discovery で発表させいただきました LTE-M 内蔵ボタンデバイス「SORACOM LTE-M Button Powered by AWS」 は、今回の LTE-M を活用したアプリケーション例の一つです。

【11/1 更新】 出荷を開始しました!

SORACOM Harvest へのデータ送信も、先日リリースされた「SORACOM Harvest Publish API」を通じて可能となります。

lte-m-button/publishapi

デバイス全体の省電力性を実現するためには

デバイス全体の省電力化はを実現するためには、 LTE-M といった通信部分だけでなく、マイコンにおけるディープスリープモードや、センサーのセンシング頻度の低減といった複数の技術や手法を用いて、全体バランスよく実装することで達成できます。

局所最適よりも全体最適を心掛けて、省電力な IoT デバイスを目指しましょう!

plan-KM1 で利用可能なデバイス2種の販売開始

plan-KM1 が利用可能なデバイスを、2種類お使いいただけるようにいたしました。 ここで紹介しているデバイスは SORACOM Web コンソールから、そして1台からご注文いただくことができます!

Wio LTE M1/NB1(BG96)

Wio LTE JP VersionWio 3G SORACOM Edition といった Wio シリーズの兄弟分として Wio LTE M1/NB1(BG96) が登場しました!

lte-m-launch/wiolte m1/nb1

見た目だけでなく、基本スペックも Wio 3G SORACOM Edition と同じです。搭載しているモデムが 3G か LTE-M といった点や、カード型 SIM のスロットの有無というのが違いになります。 他の Wio シリーズ同様に Arduino IDE を用いた開発が可能です。

価格は 9,800 円 (税別・送料別)です。 (plan-KM1 の SIM は別売りです)

ちなみに、商品名である Wio LTE M1/NB1(BG96) というのは、最後の (BG96) まで含めて正式な商品名だそうです。豆知識です。

BG96-TE-A および開発ボードキット

Wio LTE M1/NB1 はどちらかというと単体でお使いいただくワンボードマイコンですが、ここでご紹介する [BG96-TE-A および開発ボードキット] は、 plan-KM1 を製品に組み込んでいく事をゴールとした、本格開発ボードとBG96(モデム)のセットです。

lte-m-launch/bg96-ta-e

PC と UART で接続し、 LTE-M モデムである BG96 を AT コマンドなどで操作して開発を進めていきます。 SIM スロットを装備している他、BG96 が持っている I/F の操作もこのボード上で開発可能です。

価格は 34,800 円 (税別・送料別)です。(plan-KM1 の SIM は別売りです)

plan-KM1 を含めた「すべての SORACOM Air for セルラー」でバイナリパーサー機能が利用可能に

1年前の7月に LoRaWAN や Sigfox といった LPWA 向けの機能として「バイナリパーサー機能」をリリースしました。この機能は「これを待っていた!」というお声を 一部の熱い方々より いただいておりました。(個人的な観測範囲)

セルラーLPWA としての plan-KM1 の提供開始に伴い、バイナリパーサー機能をセルラー通信全体に広げ、 全ての SORACOM Air でバイナリパーサー機能が利用可能となりました!

lte-m-launch/binaryparser

バイナリによるデータフォーマットの重要性

通信量を削減することは、通信料金を下げるだけでなく 消費電力を下げる事にも寄与します。 これは、通信している時間=モデムが起動している時間となるためです。1秒でも早く通信が終了すれば、その分モデムへの電力供給をいち早くカットできるため、バッテリーによる稼働時間を長くすることができます。

バイナリデータにすることで、人間には読みづらくなりますが※絶対的なデータ量削減が可能となります。 (※一部には「バイナリアン」もしくは「邪眼持ち」と呼ばれる方々もいらっしゃるそうです)

SORACOM Air のオプションであるバイナリパーサー機能を ON にしてデータを送信すると、 SORACOM プラットフォームに予め設定されたフォーマットに従ってデータパース(解釈)と処理が行われる仕組みです。

上記の例では9バイトのバイナリデータの中に unsigned int のデータ1つ と float のデータ2つを格納しているところを、バイナリパーサーで展開した結果です。 出力された JSON はスペースなどを削除して約 60 バイトになります。一方入力側のデータは 9 バイトです。この例では、おおよそ 85% のデータサイズ削減に成功しています。

フォーマットに使用できる文字列など、詳しい情報はブログドキュメントをご覧ください。

あとがき

自分自身で「読みやすいブログは “1つの記事には1つの物事や結論になるようにスコープを小さくする"」と言っておきながら、今回は3つの事柄をご紹介するという事態になりましたが、どれもこれも LTE-M を活用するにあたって不可分ということで一気にご紹介することになりました。

個人的にはバイナリパーサーの SORACOM Air for セルラー対応にグッときたのですが、みなさんはどのあたりにグッと来たでしょうか? 全国で行われているユーザーグループ “SORACOM UG” などで語り合えるとうれしいです!

ソラコム “MAX” 松下

SORACOM UG Explorer 2018 参加レポート

みなさんこんにちは、ソラコムnaoです。 先日9月17日、SORCOM User Groupの全国規模のイベントである SORACOM UG Explorer 2018が永田町のGRIDで開催されました!

今回は、日本各地のUser Groupのメンバーが集まり、IoTに関わる技術から企画担当者を巻き込んだ1Dayイベントには関東に限らず、東海、関西、九州のエリアから多数の方が3連休の祝日最終日に永田町に集合しました。KYOSO様、テプコシステムズ様、Fusic様にスポンサーいただき、熱量の高くそれでいてアットホームな会となってました☺️ Twitter のまとめ記事はこちら

soracomug-explorer

今回のセッションは、IoTの新規事業への取り組み方や、どのように周りを巻き込んできたかと言ったセッションから、IoTデバイスやバックエンドに取り組むお話し、エンタープライズ企業でIoTを推し進めいてるパネルディスカッション、と様々な層に届くセッションが用意されていました。さらに、隣の会場ではハンズオンやミニシアター、Ask the Engineerのコーナーなど、休憩時間も楽しめる要素が盛り込まれてました。 soracomug-explorer

実際にIoTに取り組んでいるからこその、現場感あふれる内容に溢れていました。

製造現場を既存のスマートウォッチやグラスを使いこれまで紙やストップウォッチで計測していたものを自動化させたAGC高橋さんのお話しでは、パッションを持って新規事業を社内で伝えていたらフォロワーが生まれビジネスとして生まれてきた。その中で「面白い」のかどうかはとても重要。

大阪から参戦されたトーア紡コーポレーションの中井さんのお話は、ある展示会でIoT.Kyotoを提供するKYOSOさんに展示会で会ったことをきっかけに想像していたよりリーズナブルな価格で課題が解決出来るシステムがあるということを知り、実現まで進んでいったとのこと。消費電力が可視化されることで、製造現場にいるメンバーの「自分ごと化」が生まれ、自発的に気をつけるようになり節電にも寄与した。中井さんのスライドは既に公開されてるので、ぜひこちらもご覧ください。 soracomug-explorer

テクノロジーセッションの最初は、電機計測機器を提供している日置電機の舩原さんが、ユーザーのセキュリティポリシーや、スキルを考えることなく設置して電源をさしたらすぐに使える計測機器のために、SORACOM を使ってくれています。SIMに認証機能をもたせているため、デバイスが壊れても新しいデバイスにSIMを入れ替えるだけで誰でも復旧が可能!最後は「SORACOM 刺しときゃなんとかなる!」いただきました。

テプコシステムズ 本郷さんからは、社内の会議室の稼働率を可視化するためにRaspberry Piを利用したりOpenBlocksデバイスへ変更したり、システムを作る上での様々な試行錯誤をお話しいただきました。身近な課題を解決し、それをサービスとして提供するテプコシステムズさんのお話し、とても学びになりました。 soracomug-explorer

テクノロジーバックエンド側では、ウェブ上で Javascript を使って IoT が実現できるデバイスを提供するObnizサービスのお話をCambrianRobotics 木戸さんがしてくださいました。簡単にIoTが始められる世界が広がり、Webディベロッパーの方にとってハードルが下がってきてると思います。

続いては、abejaの大田黒さんが IoT x AI を活用し店舗の解析サービスを作る上で、実際にぶつかった課題を具体的な事象とともにお届けしてくださいました。参加者の方からは、知見の塊、現場で必ず役立つ話が満載でしたのお言葉いただきました。大田黒さんのスライドは既にアップされてるので、ご覧ください。 soracomug-explorer

フジテック友岡さん、ニチガス松田さん、MAGLAB武市さん、モデレーターにKYOSO辻さんと豪華なメンバーでの開催となった「エンタープライズIoTプロジェクト成功の秘訣」パネルディスカッションでは、巻き込み力・巻き込まれ力、何か動くものを示す影響力、IoTをグローバルで展開していく上でのローミングの問題、社内・社外に任せることの境界線はどこかなど、IoTに限らずどのように事業を前に推し進めていくかのエッセンスが詰まってました。 soracomug-explorer

先ほど紹介したまとめ記事からもお話いただいた内容を垣間見ることができますので、ぜひご覧ください。

ソラコムメンバーは、今回社員7名でリレー形式で登壇し、SORACOMのユニークな点と、みんなが知らない便利な機能5つをpickupしてご紹介しました。エンジニアは、この日に合わせて便利な機能をさらに便利にするための機能アップデートもいくつかご用意してました!当日利用したスライドがあるので是非ご覧ください。

ちなみに1~5位はこちら

最後は、懇親会!サントリー様とラ・カンティネッタ多摩川様にドリンクスポンサーをしていただき、参加者同士の交流も進み、お酒も進み、話が絶えない時間となりました。 soracomug-explorer

運営メンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした〜!是非来年もこういった会を楽しみにしてます^^

参加いただいた皆様、東京以外でもユーザーグループの活動が進んでいます。SORACOM User Group の Facebookconnpass のページをご確認ください。 ユーザーグループを立ち上げてみたいという方は、是非ソラコムにコンタクトをいただければと思います。

ソラコム nao

個別相談会のご案内

みなさまこんにちは。セールス担当の岡村です! いよいよ秋が近づいてきて過ごしやすい気候になって来ましたね。

さてさて今回ですが弊社で毎日開催している個別相談会に関してご紹介します。

IoT導入を検討する際に考えなくてはいけないことの一つに通信方式を何にするか?があります。 ソラコムではセルラー回線、LoRaWANやSigfoxといったLPWA通信、LTE-Mの通信をIoT向けのご利用に最適化してご提供しておりますが、 中でもここ1年はLPWA通信のお問い合わせが非常に増えております。

LPWA通信は低消費電力・長距離通信を特徴としており、用途によっては非常に便利にご利用いただけるのですが、お問い合わせいただくお客様とお話ししてみると、ご利用用途にLPWA通信が適切ではなく、最終的に他の通信方式をお選びいただくことがことが多々ございます。 また3G/LTEなどセルラー回線が前提のお客様でも、弊社では国内でご利用いただける回線でも複数プランでご用意しておりますので、どのプランが適切なのかがわからないというお声をいただくこともございます。

そこでソラコムでは、お客様が導入を検討される際にもっとお気軽にご相談いただける環境をご用意し、適切な通信方式やプランのご選択・スムーズな導入をご支援できるように個別相談会を設けております。

例えばこういったご質問 ・〇〇業界の導入事例が知りたい! ・導入を検討しているけど何から始めたらいいの? ・コストはどれくらいかかる? ・パートナーを紹介してほしいorパートナー制度に興味がある ・すでにソラコムのSIMを利用しているけどもっと活用するにはどうしたらいい? などなど様々なご質問にセールス担当がお答えさせていただきます! 赤坂までお越しいただくことが難しい方には電話会議でのご対応も可能です。 個別相談会をご希望の方はこちらからお申し込みください。

chisato-kobetsu

またその他導入ご検討いただく際に便利なツール・資料として以下もございますので 是非是非ご活用ください!

見積もりツール SORACOM Air SIM(3G/LTE回線)の初期費用や基本料金、データ通信量のお見積書をこちらから作成・PDF形式でダウンロードいただけます。 Air 以外のBeam以降のサービスにも対応しております。

全サービス料金一覧表 ソラコムがご提供する全サービスの料金一覧表をこちらからダウンロードいただけます。 利用例に応じた月額料金例もございますのでぜひご覧ください。

オンラインセミナー ソラコムでは東京赤坂にて事例紹介及びサービスのご説明をするセミナーを定期開催しておりますが、遠方で来られない方などご都合がつかない方にもご覧いただけるようにこちらからオンラインで当セミナーをご覧いただけます。

皆様のご利用お待ちしております!

ソラコム 岡村

社員レポート#4 〜 セールス 〜

みなさまこんにちは、ソラコムの平です。

7月から始まった社員レポートですが、前半5回、後半5回でお送りしていく予定です。 前回のプリンシパルエンジニアの片山(yaman)に続き4回目の今回はセールスディレクターの柿島(hide)が登場します。(1回目2回目はこちら)

サービス開始3年で10,000を超えるお客様に様々な形でSORACOMを利用いただくようになり、具体的なサービスを知って頂く機会もお陰さまでだいぶ増えましたが、そんな中でお客様のビジネスと直接関わるセールスチームはどのような体制で動いているのだろう、とご興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。(実際に、個人的に「少人数精鋭でどうやって動いているの!?」と何度か光栄な質問を受けたこともありました。)そんな関心にお応えすべく、今日はソラコムのセールスをビジネスの立ち上げ当初から引っ張る柿島に色々と聞いてみたいと思います。

ーでは、hideよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ーまずは恒例の自己紹介をお願いします。

皆さまこんにちは、セールスディレクターをしています柿島です。社内ではhideと呼ばれています。私は大学では工学部で機械工学を学び、卒業後は外資IT業界にて法人営業として3社経験してきて、現在に至ります。IoTではデバイス・ネットワーク・バックエンドの知識が必要になりますが、これまで半導体チップやストレージやクラウドサービスの営業を経験してきて、浅く広く今の業務に役立っていると思います。

ー大学の専攻から今に至るまである意味ずっとエンジニアリングの世界にいるわけですね。(注:そしてソラコムではエンジニア以外でもhideのようなバックグラウンドを持つメンバーが多く存在します。) report-hide1 (写真:先日虎ノ門にオープンしたKDDI DIGITAL GATEの記念式典にて。hideは右から二人目)

ー外資系IT業界で法人営業とし順調にキャリアを築いて来た中でスタートアップのソラコムに立ち上げからジョインされた訳ですが、それはどう言った理由からですか?

当時、AWSのストラテジックチームのマネージャをしていたのですが、米国のストラテジックチームが担当している顧客が、Netflix, Airbnbなど新興ITサービス企業に対して、日本では、トラディッショナルカンパニーが大半を占めており、日本からグローバルスケールのサービスが出てこないことに懸念をもってました。その時に玉川が起業するということで、グローバルプラットフォームカンパニーを目指すということに共感し、起業メンバーも尊敬できるメンバーだったのでジョインさせていただきました。

ーセールスはエンジニアに次いで(ソラコムとしては)大所帯のfunctionとなっていますが、今はどんなメンバーがどんな役割分担をしているのでしょうか?

ソラコムのセールスメンバーのバックグランドは、外資IT系出身者が比較的多いですが、日系の総合商社出身などもおります。体制については最初は3名から始まり今は規模の拡大に伴い人数も増えましたが、最適な役割分担を考えていく中でいくつか課題がありました。一つは先ほど人数が増えたとは言いましたが、一般的な業種・業界カットでそれぞれにアカウントマネージャーをおいて割り振るほどの大所帯ではないという事と、もう一つはIoTビジネスは新しい事業であらゆる企業が参入してくるため、業種・業界でフォーカスが決めにくいというものでした。そのため、今はセールスフェーズで体制をわけて、インバウンド・アウトバウンドを実施するテリトリーセールス、案件化したものをクロージングするセールスマネージャー、導入後に継続的なリレーションを構築するカスタマーサクセスの3つのフェーズに分けてそれぞれの最適化を図っております。

*注:IoTビジネス(市場)についての洞察は弊社代表玉川の過去の登壇の中でも触れられています。 “コンシューマーとインフラ系やセンサーネットワーク(かつてM2Mと言われた領域)とでは、どちらがIoT市場として大きくなるのだろうか? 玉川氏は「私自身も全く読めない」とこの問いに答えている。「“IoTのポテンシャルは無限大”みたいなところがある。日本だと2000年前後に“eビジネス”を切り口に企業がこぞってウェブサイトを作っていたが、それと似たような感じで各産業がIoTに取り組んでいる。今はクラウドがあって、IoT向け通信もある。そしてデバイスがメーカーのムーブメントで、どんどん安く小さくなっている。そうすると、そこら辺中のモノが通信でつながるかもしれないですよね」(玉川氏)”

ー2つ目の課題は以前行われた合宿の「アンカンファレンス」でもテーマとして上がっていましたよね。セールスチームでは日々の案件に寄り添う中で色々と試行錯誤しながら今の形になったということなんですね。

ーでは、役割分担をする中で気をつけている点などはありますか?

パフォーマンスを大きく左右するモチベーションの維持があります。達成感を得て個々の欲求をみたすためにも、目標設定はしっかりと定めておきたいのと、同時にそれに縛られない柔軟さやあるべき姿としてはこうだよねといったイメージを持って最適と思える対応を進めながら結果にもこだわりたいと思ってます。

ー社員レポートの初回に登場した岡村も「常にそれが顧客志向なのか?未来をいい方向に変えていけるのか?既存の制約や組織にとらわれず多角的に考えられているか?直感だけではなく本質が理解できているか?と問いかけながら進めていきます。」と答えていましたが、まさにこれを問いながら結果を出すこと(Deliver Result)に全力を傾けている訳ですね。

ー先ほどもあったように、新しい事業に参入されたお客様のビジネスに寄り添い課題解決をしていく先鋒として解決方法は千差万別と想像しますが、ソラコムならではのやりがいみたいなものはあったりしますか?

IoTとしての認知度も上がってきており、お客様よりビジネス構想段階からご相談をいただくケースも多くあります。課題解決方法やビジネスプランを共有いただき、一緒にビジネスパートナーして進めている実感があるのでいろんな新規ビジネスに携われるのは面白いですね。また、新規プロダクトに採用されて、それが想定以上に売れていくと我々もとても達成感があります。

ー社内ではSA(Solutions Architect)やエンジニアメンバーを交えたプロジェクトが沢山立ち上がっていますよね。それに、新規プロダクトという点では最近ではつい先日発売されたソースネクスト様の「POCKETALK™ W」に「SORACOM Air for セルラー」のチップ型 SIMを採用いただいたばかりでしたね!

ーチーム編成の話に戻りますが、セールスメンバーはとても仲がいいイメージがありますが、似通った部分が多いのでしょうか?

プロアクティブなメンバーで、未来を明るく肯定していて一緒にいてすごく楽しいですね。セールスに限らずですが、業務外でのフットサルやトライアスロンなどのアクティビティでも一緒に楽しんでいたりするので、仕事とプライベートの別け隔てなく一緒に楽しんでいる感じです。

report-hide2 (写真:2017年開催の九十九里トライアスロン大会にて)

ー最後に、個人的にソラコムのここが好き。というポイントはどんなところですか?

働いているメンバーに尽きるのではないのでしょうか。一緒に楽しめるメンバーを募集してます!

ー明るく前向きな一言ありがとうございます(笑) ー今日はありがとうございました!

ありがとうございました。

いつも明るいhideから最後はとても本人らしい簡潔なコメントが返ってきました(笑)が、セールス部隊をまとめるディレクターとして、お客様のビジネスや業界全体の今後について更にはメンバーのモチベーション設計まで考えている懐の深さはさすが!の一言です。そんなhideとセールスチームで一緒に働きたいと思う方はいつでもご応募お待ちしております。(本日より募集職種が2つ増えました!)

report-hide3 ソラコムでは一緒に働くメンバーを募集しています。 ご興味のある方はぜひこちらのサイトからご応募お待ちしております。

ソラコム asako 平

8月の IoT 記事まとめ

みなさんこんにちは、ソラコム nao です。 8月も終わり、少し秋の涼しさを感じさせる9月がやってきましたね。夏休みはいかが過ごされましたでしょうか? 私は2週間ほど前に木更津で行われたトライアスロンに出場してきました。真っ黒に日焼けしましたが、とてもいい時間となりました^^

8月に書いていただいたIoTの記事をまとめましたのでご覧ください。

Wio LTE & SORACOM で富士登山をトラッキング

さて、8月は登山に行かれた方もいるのではないでしょうか?

Wio LTE と SORACOM と、GPSセンサー、酸素濃度センサーや温湿度センサーを使い、富士山の登山の位置情報の経過や温度湿度情報、気圧等を SORACOM Lagoon のダッシュボードで可視化しています。 コードのポイントの説明や、実際登山の現場でセンサーを入れたWio LTEは鞄のどこに入れたらいいのか等をご紹介しています。

Wio LTEを入れているケースは、コムアンドコムさんが販売しているものを利用しています。 購入はこちらから

>>Wio LTE & SORACOM で富士登山をトラッキング

「IoT もくもく会(SORACOM と Wio LTE /Grove センサー編)」に参加してきました。

定期的に開催している IoT もくもく会ですが、8月の会に参加してくださった方がもくもく会の様子を記事にまとめてくださいました^^ ソラコムが開催しているもくもく会では、お好きなIoTプロジェクトを進めていただくでも良いですし、ソラコムが用意しているテキストに沿って簡単なIoTシステムを作っていただくケースなど様々です。

>>「IoT もくもく会(SORACOM と Wio LTE /Grove センサー編)」に参加してきました。

SORACOMの各種サービス利用料を一覧化してみた

SORACOM のサービスも既に13個になりましたが、こちらの記事では、各サービスの料金やステータスをまとめてくださってます!(とっても分かりやすい)

>>SORACOMの各種サービス利用料を一覧化してみた

SORACOM Kryptonのありがたみを感じてみる

SIM 認証基盤を使用し、さまざまなクラウドサービスに接続するためのプロビジョニング(初期設定)をセキュアに実現するサービスの SORACOM Krypton をAWS IoT Coreの証明書をデバイスに埋め込むケースを想定して記事を書いてくださってます。

多数のデバイスの初期設定をする必要があるときに力を発揮する SORACOM Krypton です。ぜひ一度ご覧ください^^ >>SORACOM Kryptonのありがたみを感じてみる

SORACOM の SIM で Raspberry PI をインターネットにつなげるぜ

docomo L-03D ドングルに SORACOM SIMを入れて、Raspberry Piをインターネットにつなげてみる記事を書いてくださってます。 >>SORACOM の SIM で Raspberry PI をインターネットにつなげるぜ

Maker Faire Tokyo 2018レポート(マイコン・電子工作・IoT編)

Maker Faire Tokyo 2018 レポートブログに SORACOM ブースの内容が書かれてます! ぜひ自宅IoT友の会の皆さん、何か作ってみてください〜😆

>>Maker Faire Tokyo 2018レポート(マイコン・電子工作・IoT編)

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ソラコム nao

ユーザーコンソールがアップデートされました。SORACOM Harvest のデータ削除機能などが追加

本日、ユーザーコンソールの機能がアップデートされました。複数のアップデートがありますので、順番にご紹介します!

SORACOM Harvest (以下、Harvest)のアップデート

Harvest に保存したデータが削除できるようになりました

以前から複数のお客様からご要望いただいていた機能を追加しました。API 経由の削除は SORACOM Conference Discovery 2018 で発表していましたが、今回のアップデートでユーザーコンソール上からも削除できるようになりました。

削除したいデータのチェックボックスを入れて、「削除」ボタンをクリックすると削除することができます。100 件以上のデータをまとめて削除する場合、API の呼び出し上限を超えてエラーになる可能性がございます。呼び出し上限を超えてしまった場合は、しばらく時間をあけてから再度お試しください。

update-1

一度に表示する件数を増やせるようになりました

今まで、最大 100 件とさせていただいていた表示件数を 100, 500, 1000 件から選べるようになりました。CSV 形式でのダウンロードにも対応しておりますので、より便利にご利用いただくことができます。

表示件数を増やした場合、ご利用のマシンのスペック、データの形式によっては描画に時間がかかることがございますので、ご承知おきください。

update-2

表に表示する項目を絞れるようになりました

他の画面と同様に、表に表示する項目を絞れるようになりました。表の上にあるギアアイコンをクリックしてご利用ください。画面スペースを効率的にご利用いただけます。

update-3

いろいろなリソースのタグが編集できるようになりました

今までも、SIMに関してはユーザーコンソールからタグの編集ができましたが、この機能をグループ、LoRa デバイス、LoRa ゲートウェイ、 Sigfox デバイス、デバイスでもご利用いただけるようになりました。

tag-editor

セッションのタイムアウト前に確認ダイアログが表示されるようになりました

セキュリティのために、ソラコムのユーザーコンソールは一定時間操作がないと自動的にログアウトするようになっていますが、タイムアウトの前に通知ダイアログが出るようになりました。このダイアログのボタンをクリックできれば、セッションは維持されます。

session-notification

また、タイムアウトでログアウトした場合、それがログイン画面に表示されるようになりました。

session-timeout

今後もユーザーコンソールの機能強化を進めてまいりますので、フィードバックなどお待ちしております。

yuta

グローバルSIMのカバレッジ拡大と値下げのお知らせ

こんにちはBD大槻です。
本日は日本でも海外でも使えるソラコム グローバル向けSIMカード(plan01s)のカバレッジ拡大、料金値下げのご案内です。

ソラコム グローバル向け Air SIMとは

plan01sは日本を含む世界中でご利用頂けるIoT向けSIMカードです。従来plan-Dやplan-Kなど国内向けSIMでご提供していたソラコムの各種機能に加え、SMSやUSSD、Local Info、KryptonのSIM認証機能など独自の様々な機能もご利用頂けます。
https://soracom.jp/services/air/cellular/price_global/

今回の主なアップデートは以下の2点です。

  • カバレッジ(接続可能国)の拡充
  • 一部国でのデータ通信料金の値下げ

カバレッジの拡充(GSM/3G)

これまでGSM/3Gは107ヵ国でのご提供でしたが、今回新たに7ヵ国が追加となり114ヵ国でご利用頂けるようになりました!具体的にはDominican Republic, French Guiana, Greenland, Iran, Kosovo, Liechtenstein, Martinique を新たに追加しています。

最新のカバレッジマップ

CoverageMap

だいぶ地図の色塗りが進んで来ましたが、ぱっと見従来からの差分は分かり辛いですね笑 地図上で分かりやすい国で言うとグリーンランドあたりでしょうか。
今回ご利用可能国が増えたのと同時に接続可能キャリアも増加しています(182キャリア→213キャリア)。実際一つの国で複数キャリアを使えるという点は実はとても重要で、特に海外は日本のようにキャリアのネットワークが広く遍く網羅されていないケースも多いです。そのため特定地域や都市で接続出来ないようなことを避けるために出来るだけ複数キャリアに接続可能になるようローミング設計をしています。

カバレッジの拡充(LTE)

前回5月にLTEをローンチをご案内した際の提供国は23ヵ国でしたが(https://blog.soracom.jp/blog/2018/05/09/plan01s-lte-support/)、今回は31ヵ国39事業者まで拡大しました。具体的にはAlbania, Estonia, Mexico, Sweden, Japan(*), South Korea, Poland, United Kingdomで新たにご利用頂けるようになりました!今後も欧米、アジアを中心にLTEについては順次拡充していきます。

*日本のLTEについても7月4日より利用可能になっています(すみませんBlog書くの忘れてました..)。そのため日本においてはドコモさんの3G+LTEどちらもご利用頂けます。

データ通信料金の値下げ

各国キャリアさんとのローミング交渉の結果、いくつかの国で接続費を下げることが出来るようになりましたので、今回以下の30ヵ国にて値下げを行いました。実際の価格についてwebの一覧表をご覧ください。
Canada, Mexico, Panama, Paraguay, Austria, Azerbaijan, Belarus, Belgium, Bosnia & Herzegovina, Bulgaria, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark, Estonia, Faroe Islands, Finland, Greece, Greenland, Guernsey, Jersey, Montenegro, Netherlands, Poland, Portugal, Romania, Russia, Sweden, Egypt, Australia
https://soracom.jp/services/air/cellular/price_global/

特にカナダはUS同様、多くのお客様にご利用頂いていることもあり、USと同じ料金体系に今回変更させて頂きました。(ボリュームディスカウントも同体系です)

Canada pricing

(注意事項)

  • 同一オペレーターで利用したデータ通信の総量に応じて段階的にディスカウントが適用されます。
  • ディスカウントの計算対象となるデータ通信利用量は、plan01sの各回線の利用国ごとのデータ通信利用量を課金単位で切り上げ、その利用量を月単位で合算したものとなります。(課金単位は 100KiB となります。)
  • 当ボリュームディスカウントは plan01s に適用されます。plan01s Low Data Volume には適用されません。

グローバルSIMのTips ~LDVってご存知ですか?~

グローバルSIMにはplan01sとplan01s LDV(Low Data Volume)の2つの料金プランが存在しますが、デバイスからのデータ容量が非常に少量なのが確定している場合、実はLDVを上手く活用するととても安価にご利用頂くことが可能です。

plan01s LDV

  • 基本料金:0.4USD/月
  • データ料金:0.5USD/MiB なので、1MiB/月程度のトラフィックであれば、0.4+0.5=0.9USD=99円/月で収めることができます。

plan01s

  • 基本料金:1.8USD/月(0.06USD/日)
  • データ料金:0.073USD/MiB(USの場合)なので、同1MiBだと1.8+0.073=1.873USD=206円/月 ですね。

分岐点を計算してみると以下のようになります。

分岐点

3MiBちょっとまではLDVの方がお得(*)ですね。上図のようにデータ容量が増えてくるとplan01sの方がお安いのですが、データ量が少ない場合はLDVの方がお得です。GPS Trackerなどの動態管理や環境センシング、死活監視などは比較的トラフィックが少ないので相性が良いパターンですね。是非お使いのデバイスのトラフィックをご確認頂き条件がマッチする場合はLDVをご活用下さい。ちなみにpmacct or tcpdumpとSORACOM Junction(Mirroring)を組み合わせると実際のデバイスからのトラフィック量を調査することも可能ですのでこの辺りもご参考にして頂ければと思います。

https://qiita.com/ma2shita/items/c64626338035ee47c121 https://dev.soracom.io/jp/start/junction_mirroring/

(*) 今回はUSを例に計算しました。plan01sのデータレートは国によって異なりますので国毎のレートをご参照下さい。

まとめ

今回のアップデート

  • グローバルSIM(plan01s)カバレッジを114ヵ国/214キャリアへ拡大
  • LTEのカバレッジを日本を含めた31ヵ国に拡大
  • 31ヵ国にて接続料金を値下げ

Global SIMは日本や欧米でのご利用はもちろん多いのですが、日々各国からstatsが上がって来ており、世界中どこでもIoTのビジネスが存在し、具体的に使って頂けているのをここ最近とても実感しています。
世界には196の国と地域があるので、あと82ヵ国頑張らなければ制覇できないことに最近気づきました笑(ちなみにアフリカだけで54ヵ国もあるそうです)ローミングサービスは各国事業者さんとの交渉や疎通テスト、ネットワーク(HLR)側での対応など地道な作業の繰り返しで、まだまだ道のりは長いですが今後も徐々にサービスを広げていきたいと思います。

ソラコム 大槻