SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

新機能: SORACOM Harvest のデータ表示リソースの設定方法が強化されました

昨今の気温の変化とクラウドの進化についていくのが精一杯のソラコム 松下(max)です。

先月末に SORACOM Harvest の新機能「複数リソースの同時表示」 をご紹介いたしました。

「複数リソースの同時表示」とは?

例えば SIM の一覧画面からデータ表示を行いたい SIM にチェックを付けたあと「データを表示」と進めると、グラフやデータテーブルに複数の SIM のデータの表示ができる機能です。

これによって、リソース間の相関関係やトレンドを簡単に見ることができるようになりました。

harvest_new_feature/console.png

今回の新機能は、この便利な「複数リソースの同時表示」において、データの表示を行うリソースの指定方法が強化されました!

リソースの指定方法

まずは「データを表示」してみてください。すると左上のリソースのところに「+リソース追加」のアイコンが増えています。これが新機能です。

harvest_new_feature/harvest-console.png

「+リソース追加」をクリックすると、新たにデータを表示するリソースを指定出来るようになります。テキストボックスにカーソルを合わせると、すでに持っているリソースを名前付きで一覧表示されます。 IMSI などのリソース ID を覚えておく必要がありません!

harvest_new_feature/add-item.png

SIM だけではなく LoRa デバイスや Sigfox デバイスを混在したデータ表示がより簡単になりました

SIM だけではなく、 LoRa デバイスや Sigfox デバイスのデータを混在して表示する機能は前回の新機能で実現済みだったのですが、今回のリソース設定方法の強化によって、表示したいリソースをプルダウンで選択、そしてその中のデバイスもプルダウンで選ぶだけの簡単操作に進化しました。

例えばドアの開閉を記録している LoRa デバイスと、温湿度を記録している SIM の入ったデバイスのデータの同時表示をとても簡単に実現することができます。

リソースの名前の指定の方法

今回の新機能はリソースに名前がついていると、一覧表示で対象のリソースを探しやすくなります。 そこでリソースの名前の設定方法をご紹介します。

名前を付けることができるリソースは SIM / LoRa デバイス / Sigfox デバイス、全てで行うことができます。

使い始めの SIM 等には名前がついていません。名前を付けたいリソースにチェックを付け [詳細] の画面を開きます。
その後「名前」のえんぴつアイコンをクリックし、テキストボックスに名前を入力した後 [保存] をクリックすれば完了です。

harvest_new_feature/rename-op.png

その他の方法1:一覧画面から

SIM 等の一覧表示の画面から「名前」にカーソルを近づけると、えんぴつアイコンが表示されます。クリックするとテキストボックスが表示されますので入力します。保存ボタンがありませんが、エンターキーで保存することができます。
( LoRa デバイス、 Sigfox デバイスは、この方法での名前変更機能をサポートしています)

その他の方法2: API (CLI) から

SORACOM ではリソースに「タグ」を付けることができます。これにより、例えば契約情報やお客様に紐づいた情報を保管し、管理を便利に行うことができるのですが、実は「名前」は name というタグで管理されています。(タグの機能の一部なんですね)

そのため name を更新することで API から名前を更新することができます。
例えば CLI ツールでは、下記のように実行します。

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$ soracom subscribers put-tags --imsi $RESOURCE_ID  --body '[{"tagName":"name","tagValue":"New SIM Name"}]'

※ CLI ツールの利用方法は soracom-cli をご覧ください

そして、今回はなんとあと2つ、機能追加があります!

「グラフに描画しない項目」の設定が追加されました

SORACOM Harvest は数値である項目を自動的に描画しますが、項目が多くなりすぎることがありました。 この新機能は、timestamp や緯度経度のデータなどのグラフに描画しなくていい項目をあらかじめ取り除くことができます。

利用するには、グラフ下部の「高度な設定」タブにある「グラフに描画しない項目」に無視したい項目のキーを指定して「適用」ボタンを押してください。カンマ区切りで複数指定できます。

harvest_new_feature/ignore-key.png

この設定はブラウザに保存され、どのリソースを表示するときにも反映されます。もちろん、複数リソースを描画しているときも有効です。

グラフ上でクリックしたデータを確認できる「プレビュー」タブが追加されました

新たに「プレビュー」タブが追加されました。 グラフ上に表示されている要素をクリックすることで、そのデータの詳細が表示されます。 この機能によってグラフに描画されていない項目もあわせて確認いただけるようになりました。

harvest_new_feature/preview.png

おわりに

昨今 SORACOM では「セルラー通信だろうが LoRaWAN や Sigfox といった LPWA 通信だろうが、無線通信の種類に依存することなく使うことができるよ」という Wireless Agnostic という考え方の下で開発をしており、今回はまさにリソースを超えたデータ表示を「簡単に」実現するという Wireless Agnostic そのものの新機能です。

これからも新機能・新サービスでみなさんの IoT システム開発のお手伝いができればと思います。

ソラコム “MAX” 松下

SORACOMを利用したハンズオンをご紹介!

みなさんこんにちは。少しずつ暖かくなり、春らしくなってきましたね😊

今年に入ってから SORACOM を使ったハンズオンのコンテンツが増えてきたのでみなさまに一気におしらせします。

MESH × SORACOM × Raspberry Piを使ったハンズオン

まず最初に、SONY さんが出している MESH とSORACOMを使ったハンズオンコンテンツです。 既にご存知の方も多いと思いますが、MESHはボタンや人感センサー、照度センサーなど7つのセンサーブロックを繋げ、誰でも簡単にIoTを実現できる仕組みです。 SORACOM と Raspberry Piと繋げることにより、どこでもMESHの仕組みを動かすことを可能になり、MESHのタグから得たデータをSORACOM Harvestを利用して可視化や、SORACOM Beam や SORACOM Funnelを利用する事で、お客様の送りたい先にデータを送る事を可能にします。

今回のハンズオンでは、Harvestで可視化をするまでを体験いただきました。

handson

MESHやSORACOMを実際に体験する事が初めてだった参加者も多く、みなさんいろんなセンサーを組み合わせながらアイディアを形にしていました。

MESH、Raspberry Pi、SORACOMを使う事で、とても気軽にIoTを始めることが可能になり、更には屋外やiPadを常時置いておく事が出来ない場所でも利用できます。また、SORACOM サービスに連携する事で、取得したデータをクラウドへ転送し活用いただけるようになりました。

MESHとSORACOMを使ったハンズオンコンテンツは公開してますので、もし興味をお持ちの方は是非お試しください。 MESHは、スイッチサイエンスAmazonでも取り扱っているようです。

マイクロソフト × Seeed × SORACOM ハンズオン

1月25日に、SORACOM Beam が Azure IoT Hubに対応の発表をさせていただきましたが、先日実際にこの発表を試していただくハンズオンを開催しました。 handson

4月6日に、上記の内容にてハンズオンを開催します。機材は全てこちらで用意します。 このハンズオンでは、実際に Wio LTEデバイスとGroveのセンサーから得られるデータを SORACOM を経由してAzureにデータを送り、IoTに役立つクラウド側の様々な機能を体験いただきます。 4月6日(金)IoT ハンズオントレーニング 〜初めの一歩 モノの接続からデータ分析まで〜

デバイス側、ネットワーク側、クラウド側のコンテンツが盛りだくさんな内容となっていますので、IoTの仕組みをもっと知りたいとお考えの方はぜひご参加ください^^

今年に入ってからQiitaにもいろいろと使ってみたネタが満載です。特に12月にキットの販売を開始したGrove IoT スターターキット for SORACOMを活用して電子工作試して見てる方が多いようです。 こちらのキットはSORACOMのコンソール画面からご購入いただけます。

IoTをやる上でみなさんの課題に上がるであろう電力問題について、こちらのkuronyankotanのQiitaの記事では、マグネットケーブルを使ってみたりモバイルバッテリーの過充電防止機能を使ってみたりと色々と試していただいてます。

そして、IoTに関わる技術者の皆さん必見のイベントを4月26日(木)に開催します!SORACOM の各サービス、機能を全網羅し、さらにはディープに学び活用に活かしていただきます。 実際の機能の使い方を、デモを交えて解説するので、聞いたその時から使ってみようと思ってもらえるはず!ぜひIoTの世界を切り開く技術者の皆さんの参加をお待ちしてます! technology-camp お申し込みはこちらから >> 4月26日(木)SORACOM Technology Conference 2018

ソラコム nao

プライベート接続サービス「SORACOM Canal」でAWSリージョン間ピアリングのサポートを開始しました!

SORACOM Canalに新機能が追加されました! これまで大変多くのお客様からご要望をいただいていた機能です。 SORACOM Canal が AWS リージョン間のピアリングをサポートしました。

SORACOM Canal は、Amazon Web Services(AWS)上に構築したお客様の仮想プライベートクラウド環境と SORACOM プラットフォームを直接接続するプライベート接続サービスです。

これまでのピアリング接続の対象は、以下のとおりでした。

日本向け Air SIM をご利用の場合 → ピアリング接続対象の VPC は AWS アジアパシフィック(東京)リージョン上の VPC

グローバル向け Air SIM の場合 → ピアリング接続対象の VPC は AWS EU(フランクフルト)リージョン上の VPC

このたびの AWS リージョン間ピアリングのサポートにより、お客様はリージョン間ピアリングをサポートしているすべての AWS リージョンでプライベート接続サービスをご利用いただくことができます。 なお、現在、AWS はほとんどのリージョンでリージョン間ピアリングをサポートしていますので、同様にほとんどのリージョンで Canal のピアリングが利用できます。

Inter-region VPC peering connections are supported in all public regions except Asia Pacific (Osaka-Local) and Asia Pacific (Seoul).

VPC Peering Basicsより

例えば、東京リージョンにサーバーをお持ちのお客様は、世界中で使用できるグローバル向け Air SIM を利用して、グローバルに配置したデバイスから東京リージョンの VPC と閉域接続することができます。

また、日本向け Air SIMをお使いのお客様も、例えば US リージョンの VPC のサーバーに閉域網接続をすることが可能になります。

使用方法は簡単です。これまでの ピアリング接続の設定時に対象のリージョンを指定します。

ピアリング接続

このように 一つの VPG から複数の別のリージョンの VPC にピアリング接続することも可能です!

ピアリング接続

SORACOM Canal は、IoTのシステムのセキュリティの課題を解決します。 ソラコムのパケット交換機能が AWS にあるという特徴から、お客様のサーバーが AWS にある場合、インターネットを介すことなく通信し、機密性の高いデータでもセキュアにデバイスからサーバーにアップロードすることができます。 専用線や VPN を設定することもなく、モバイル通信網を利用して安価に閉域網を実現することができます。

ぜひご活用いただき、みなさまのIoTシステム開発のスピードアップにお役立てください!

ソラコム 江木

新機能: SORACOM Harvest に「複数デバイスの同時表示」「CSVダウンロード」が追加

2月は今日が最終日、ソラコム 松下(max)です。

2016年の冬にリリースし、すでに多くの皆さんにお使いいただいている SORACOM Harvest に、また新たな機能が追加されました!

今回、追加されたのはこの二つです。

SORACOM Harvest とは?

あらためて紹介しますと、 SORACOM Harvest とは「IoTデバイスからのデータを収集、蓄積、可視化」するサービスです。

SORACOM Harvest icon

IoTシステムの初期段階で困るのが、デバイスから出力されたデータの可視化ではありませんか?データの可視化をおこなうクラウドサービスは数多くありますが、サインアップや設定の他にも SDK (Software Development Kit) のセットアップが必要になったりと、いろいろ準備が大変です。

SORACOM Harvest は 別途クラウドシステムやストレージを準備することなく、データの収集、保存、可視化までの一連の流れを手軽に実現することができます。アプリケーションの準備が整わずともIoTデバイスのデータの可視化を実現するサービスです。

設定も極めて容易で、下記の通り SORACOM Harvest を ON にする だけです。これで harvest.soracom.io というアドレスが IoT デバイス向けに開かれますので、そこに HTTP だけでなく TCP や UDP で送信するだけで蓄積、可視化されるというお手軽さです。

たとえば Linux OS 等から curlnc といったコマンドを使うだけでデータの送信と蓄積、可視化が可能です。

curl コマンドを利用した送信例

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$ curl -v --data '{"value1":110}' harvest.soracom.io
* Rebuilt URL to: harvest.soracom.io/
*   Trying x.x.x.x...
* Connected to harvest.soracom.io (x.x.x.x) port 80 (#0)
> POST / HTTP/1.1
> Host: harvest.soracom.io
> User-Agent: curl/7.47.0
> Accept: */*
> Content-Length: 14
> Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
>
* upload completely sent off: 14 out of 14 bytes
< HTTP/1.1 201 Created
< Date: Sun, 25 Feb 2018 07:46:11 GMT
< Server: x.x.x.x
< Content-Length: 0
< Connection: Close
<
* Closing connection 0

nc コマンドを利用した送信例

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$ echo -en 10 | nc -q 1 -u harvest.soracom.io 8514
201

Linux OS だけでなく TCP/IP ネットワークスタックを持っていれば、同様に使っていただくことができます。

新機能 1: 複数デバイスのデータを同時表示

複数の SIM (LoRa や Sigfox も同様) のデータを、一つの画面で同時に表示できるようになりました!

複数のデバイスから出力されたデータを一括してチェックしたり、比較、相関を見たりすることがこれで可能になります。

グラフだけでなく、データテーブルも複数表示に対応しています。

使い方は、表示したい SIM のチェックボックスをつけてから [操作] > [データを確認] とします。この操作は今までの SORACOM Harvest と変わりありませんので、簡単にお使いいただくことができます。

※同時に表示可能なデバイス数は5、自動更新の間隔が1台の時は5秒だったものが60秒へ延ばされます。

新機能 2: データダウンロード機能

SORACOM Harvest に蓄積されたデータを取り出すために今まで API をご利用いただいておりましたが、データを Web のコンソール画面上から直接ダウンロードできるようになりました!

使い方は、データテーブルに新たに加わった [ダウンロード] から形式を指定するだけです。

グラフ用データを CSV でダウンロードすると、内容はこのような形になります。 (Visual Studio Code と Rainbow CSV というプラグインを利用しています)

※ダウンロードデータの内容や期間範囲は、 Web コンソール上で表示しているデータになります。

API (コマンドライン) からのデータ取得方法

従来からご利用いただける方法として API を通じたデータ取得も、引き続きご利用いただけます。

API は soracom-cli という Go 言語製のコマンドラインツールをご利用いただくのが簡単です。

セットアップの詳細な手順は GitHub soracom/soracom-cli をご覧いただくとして、ここでは soracom-cli を用いたデータ取得についてご紹介します。

soracom data get --imsi IMSIの番号 でデータが取得できます。オプションで取得範囲や件数を指定することも可能です。

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~$ soracom data get --imsi $IMSI
[
  {
    "content": "{\"value1\":12}",
    "contentType": "application/json",
    "time": 1519782341888
  },
  {
    "content": "{\"value1\":3}",
    "contentType": "application/json",
    "time": 1519782340704
  }
]

jq コマンド と組み合わせる事で CSV 化も可能になります。

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$ soracom data get --imsi $IMSI | jq -r '.[] | [(.time/1000|todate), ((.content|fromjson).value1)] | @csv'
"2018-02-28T01:45:41Z",12
"2018-02-28T01:45:40Z",3

jq における書式については jq のマニュアル をご覧ください。利用のポイントですが SORACOM Harvest が出力する time の精度がミリ秒に対し、 jq では秒までがサポートになるため 1000 で割ってから todate すると、日付文字列として復元できます。また content 内には JSON として解釈できる文字列が入っています。そのため jq の fromjson を利用することで JSON 化できます。

※ API 経由での CSV 形式のダウンロードには対応しておりません(2018年2月現在)ので、本ブログで紹介している jq を用いた方法をご活用ください!

おわりに

SORACOM Harvest は、IoTのシステムの開発初期段階やトラブルシュートにご利用いただいているケースが多くありますが、表現力が増えたことでモニタリングのツールとしてもご活用いただけると思います。

クラウドなどのサービスのセットアップが不要というメリットを最大限に活かして、みなさまのIoTシステム開発の速度向上にお役立てください!

ソラコム “MAX” 松下

ソラコムが「日本ベンチャー大賞」 経済産業大臣賞 受賞!

日本ベンチャー大賞 経済産業大臣賞

ソラコムは、KDDIとともに、「日本ベンチャー大賞」 経済産業大臣賞「ベンチャー企業・大企業等連携賞 」を受賞しました。

「日本ベンチャー大賞」は、若者などのロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やベンチャー企業を表彰し称える制度で、経済産業大臣賞「ベンチャー企業・大企業等連携賞 」は、ベンチャー企業と大企業等の連携による新事業創出に関し、最も高く評価された連携に送られる賞です。

2018年2月26日に、首相官邸で行われた授与式が行われました。

授与式では、世耕経済産業大臣より賞状を授与いただきました。また、来賓の皆様に、ブースにてソラコムのサービスについて展示でご紹介しました。

安倍首相は授与式のスピーチでIoTの可能性について言及しました。

「ビッグデータ、IoT、人工知能。革新的なイノベーションによって、今、第四次産業革命とも呼ぶべき歴史的な変革が起きています。従来の技術的な制約を乗り越え、人と人、人と物を直接つなぐことによって、全く新しい付加価値が生まれる。その可能性はどんどんと高まっています。」

ソラコムは引き続き、「ヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」をビジョンに、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」を通じて、様々な産業のIoTビジネス活用を進化させていきます。

経済産業省 世耕大臣からの授与

日本ベンチャー大賞 受賞者

安倍首相との記念撮影

左から ソラコムCEO玉川 安倍首相 KDDI 高橋副社長

ソラコムプレスリリース

経済産業省ウェブサイト

首相官邸ウェブサイト

政府インターネットテレビ

ソラコム 田渕

Air SIM の有効期限の期限切れ時のアクションに「利用中断」が追加されました。

このたび AirSIM の有効期限の期限切れ時のアクションに「利用中断」が追加されましたのでお知らせします!

Air SIM ではこれまでも有効期限を設定することができました。設定した有効期限を過ぎると指定したアクションを実行します。アクションは以下のとおりです。

  • 保留 - 有効期限を過ぎると、新規セッションの接続ができなくなります。
  • セッション切断 - 有効期限を過ぎると、現在接続されているセッションを切断します。
  • 休止 - 有効期限を過ぎると、現在接続されているセッションを切断し、ステータスを休止中に変更します。休止中状態では新しいセッションを接続することができなくなります。
  • 解約 - 有効期限を過ぎると、SIM を解約します。解約された SIM を再び使用することはできませんのでご注意ください。

詳細はAir SIM に有効期限を設定するもあわせてご確認ください。

このアクションに「利用中断」が追加されました。

当機能は、期間を限定して、セルラー通信込みでエンドユーザーにデバイスを提供しているパートナー様からご要望をいただきました。このパートナー様のサービスでは、セルラー通信込みでデバイスを提供されています。ただし、ずっとセルラー通信を提供するのではなく、たとえば1年後に通信はできなくなります。その後、お客様からの申請や支払いによって、再度セルラー通信を使っていただけるようになります。

利用中断中(Suspended)のステータスにすることで、データ通信ができなくなり、基本料金もお得になります。 料金は、日本向けAirSIM、グローバル向けAirSIMによって、少し異なります。

日本向けAirSIMの場合

  • 使用開始後は 1 日 10 円発生する基本料金(データ通信のみのSIMの場合)が、1 日 5 円となります。
  • 「利用中断中」状態への変更 1 回につき、SIM 1 枚あたり 300円の設定変更料金が発生します。

グローバル向けAirSIMの場合

  • 使用開始後は 1 日 0.06 USD 発生する基本料金が無料となります。
  • 「利用開始待ち/利用中断中」から「使用中/休止中」状態への変更 1 回につき、SIM 1 枚あたりアクティベーション料金(1.8 USD) が発生します。

例えば、スキー場のロッカーとリフトは、冬のみ稼働する場合がほとんどです。また、農業モニターと散水システムでは、春や夏のみ稼働します。そういった場合に、コストを抑えることができます。

Air SIM の有効期限の設定は簡単です。

ユーザーコンソールのSIM管理メニューから対象のAir SIMの有効期限の編集マークをクリックします。(有効期限にマウスを合わせると表示されます。)

表示された画面から有効期限とアクションを選択します。

ぜひ、ご利用ください!

ソラコム江木

スマート工場Expo出展

1月17日(水)-19日(金)に東京ビッグサイトで開催されたスマート工場Expo2018に、コンテック社・ブレインズテクノロジー社・KYOSO社と共に出展いたしました。 3日間は、大変多くのお客様にブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。 soracom

当日の様子を簡単にですが、ご紹介させていただきます。

コンテックさん展示

コンテックさんブースでは、マルチベンダーのPLCデータを取得可能なM2M向けゲートウェイの展示と、そのゲートウェイを利用したデモを展示しました。デモでは、実際にキーエンスさん、オムロンさん、三菱電機さんのデータを吸い上げ、コンテックさんが提供する可視化ソリューションでデータを可視化。もちろん、コンテックさんの可視化ソリューションをそのまま利用することも、自社のクラウドにデータを送ることが可能です。 コンテック社デバイスのご紹介ページ コンテック社パートナーページ contec

ブレインズテクノロジーさん展示

ブレインズテクノロジーさんブースでは、大規模データを機械学習分析し、それを故障の予兆検知に生かす「impulse」の展示とそれを利用したデモを展示しました。大規模データや、機械学習、予兆検知などと言った言葉は、展示会にいらっしゃった方にとても響いた模様です。 ブレインズテクノロジー社パートナーページ brains_tech

KYOSOさん展示

IoT.Kyotoを提供するKYOSOさんは、インテグレーションパートナーとして、様々なIoTの導入支援をされています。フジテックさんのエレベーター環境情報の可視化、繊維メーカートーア紡さんの工場内電力使用状況の監視をダッシュボードでリアルタイムに可視化をする支援をされました。 株式会社トーア紡コーポレーション様事例 KYOSO社パートナーページ kyoso

なかなか1社では実行することが難しいIoTシステムの導入を実現するには、各領域を得意とする専門家と組むことで、より早く進めていくことが可能になります。

2月19日(月)は、この3社と共同で製造業おけるIoT活用セミナーを開催します。 製造現場ですぐに始められるIoTとは何か、製造業で始まっている導入事例、導入における課題や解決策を、「通信デバイス」「見える化」「予兆検知」の3つの分野からご紹介します。ぜひ奮ってご参加ください。 2月19日(月)ソラコム赤坂オフィス 製造業におけるIoT活用セミナー お申し込みページ

ぜひ奮ってご参加ください。

ソラコム 熊崎

SORACOM Beam が Azure IoT Hub に対応しました

本日、SORACOM Beam が Azure IoT Hub の MQTT 接続に対応しました! SORACOM Beam を使うと、Azure IoT device SDK が非対応のデバイスであっても簡単に Azure IoT Hub に接続し、デバイスからクラウドへのデータ収集だけでなく C2D メッセージ(クラウドからデバイスへのメッセージ)が送信出来るようになり、より高度な IoT システムを簡単に構築出来るようになります。

Beam x IoT Hub

背景

もともと SORACOM Beam は HTTP や MQTT などの一般的なプロトコルをサポートするという方針で開発されてきました。しかし、クラウドサービスプロバイダーが提供する IoT デバイス向け接続サービスが次々と発表される中、プロトコル自体は MQTT であっても、よりセキュアに接続を行なうために接続の都度異なるトークンを計算する必要があるような場合には、CPUやメモリなどのリソースに制限のあるデバイスでの接続が難しいケースがありました。

今回の Azure IoT Hub への MQTT 接続では Azure の SAS トークンベースの認証方式に対応しており、CPUやメモリなどのリソースが潤沢でないようなマイコンでも SORACOM Air で接続している場合には SORACOM Beam を使うことで、Azure への接続処理がデバイスの負担にならないような形で接続することが可能です。

利用方法

以下のガイドを参照して下さい。

デモ

Wio LTE を使ったサンプルを実装してみました。

Azure Portal から、デバイスに対して RGB の カラーコードを送信したら、WioLTEのフルカラー LED の色が変わるというサンプルです。

SORACOM のコーポレートカラーのチェレステ (#34cdd7) を送ってみます。

SendMessage

すぐに Wio LTE にメッセージが届き、LED の色が変わります。

Wio LTE demo

シリアルコンソールログ

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--- START ---------------------------------------------------
### I/O Initialize.
### Power supply ON.
### Turn on or reset.
### Connecting to "soracom.io".
### Connecting to MQTT server "beam.soracom.io"
Publish:{"uptime":21}
Subscribe:#34cdd7
Setting LED as #34cdd7

プログラムコード

WioLTE for Arduino ライブラリmqtt/mqtt-client スケッチをベースにしています。

コードの差分は以下のようになります。

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10c10
< #define MQTT_SERVER_HOST  "hostname"
---
> #define MQTT_SERVER_HOST  "beam.soracom.io"
14,15c14,15
< #define OUT_TOPIC         "outTopic"
< #define IN_TOPIC          "inTopic"
---
> #define OUT_TOPIC         "devices/WioLTE/messages/events/"
> #define IN_TOPIC          "devices/WioLTE/messages/devicebound/#"
26a27,36
>   if((payload[0] == '#')  && (length==7))
>   {
>     String hexstring=String((char *)payload);
>     int number = (int) strtol( &hexstring[1], NULL, 16);
>     int r = number >> 16;
>     int g = number >> 8 & 0xFF;
>     int b = number & 0xFF;
>     SerialUSB.print("Setting LED as "); SerialUSB.println(hexstring);
>     Wio.LedSetRGB(r,g,b);
>  }

変更点

  • 接続先を beam.soracom.io に
  • データ送信用トピック(OUT_TOPIC) / データ受信用トピック(IN_TOPIC) を Azure IoT Hub の仕様に合わせて変更
  • データを受信した際、# で始まって 7 文字であったときに LED の色をセットする

フルのコードは、こちら から確認することが出来ます。

さいごに

今後も、さまざまなデバイスをいろいろなクラウドに接続するために機能を追加していきますので、ぜひご要望などお聞かせください!

Sigfox レンタル基地局の提供を開始しました。

こんにちは。ソラコム江木です。

このたび、Sigfoxのレンタル基地局の提供を開始しましたのでお知らせします。 Sigfoxは主要都市を中心に順次サービスエリアを拡大していますが、地下などで電波状況がよくなかったり、サービスエリア外でもSigfoxをお使いできるように Sigfox レンタル基地局を提供します。

SORACOM Air for Sigfox とは

Sigfox を少し復習したいと思います。 Sigfox は IoT 向けの通信規格で、低価格・省電力・長距離伝送が特長です。既に欧米を中心に32か国で展開中、2018年までに60か国に増加する予定であり、LPWA を代表するグローバルな通信規格として各国で導入が進んでいます。日本でも都市部を中心にカバレッジエリアが広がっています。

SORACOM Air for Sigfoxでは、これまでソラコムが提供している SORACOM Air for セルラーSORACOM Air for LoRaWAN と同様に、SORACOM プラットフォームのWebコンソール/APIを通じて、Sigfoxのデバイスや通信を一括操作・管理できるようになります

データ転送サービス「SORACOM Beam」や、クラウドリソースアダプターの「SORACOM Funnel」、そして、データ収集・蓄積サービスの「SORACOM Harvest」といったSORACOMのアプリケーションサービスが利用できます。

なお、現在3つのデバイスを提供しています。

Sigfox レンタル基地局

今回、以下のSigfox レンタル基地局を提供します。

Access Station Mini (基地局本体 + LNAC内蔵アンテナ)

屋内設置用となります。屋外用キャビネットに収納し、屋外設置することも可能です。キャビネットは別途必要となります。

料金は、1台あたり以下のとおりとなります。

  • 初期費用:24,800円
  • 利用料:117,600円(1ヶ月9,800円 x 12ヶ月分の利用料となります) (税抜きです。)

詳細、お申込みは、こちらから。

どうぞご利用ください!

news

デバイス実機が無くても SORACOM Beam や Funnel を用いたクラウド側の開発を進めていく方法

移動中は絶好のブログ時間となっている、ソラコム 松下(max)です。

先日お客様から「SORACOM Beam や Funnel は便利なんだけど、実機が手元にない場合のクラウド側の開発はどうしたらいい?」というご質問をいただきました。

そこで、今日はデバイス実機が無くても SORACOM Beam や Funnel を使って開発を進めていく方法をご紹介します。

SORACOM Beam / SORACOM Funnel のおさらい

SORACOM Beam(以下、Beam) や SORACOM Funnel(以下、Funnel) は、 デバイスやクラウド開発の負担を減らすサービスです。

技術的なご紹介をするのであれば「 beam.soracom.iofunnel.soracom.io へデータを送ると、クラウドやオンプレミスなシステムへTLS化を含めたプロトコル変換と転送を行うプロキシ的サービス」となります。

ご質問の主旨

Beam や Funnel はプロキシ的サービスとして紹介しました。そのため、利用するには beam.soracom.iofunnel.soracom.io にアクセスできる必要があるのですが、このアドレス(エンドポイント)は SORACOM のネットワーク内に存在するため SORACOM Air に接続する必要があるのです。

一方で特にクラウド側の開発は Beam や Funnel からデータが送られてこないと開発を進めることができませんが、デバイス実機が手元にない場合は、どうしたらよいのでしょうか?というご質問の主旨です。

解決策

モバイル ルーターや、スマートフォンのテザリング機能を利用する方法があります。

SORACOM Air は「IoT/M2M向けデータ通信サービス」と紹介されることが多いのですが、実はモバイル ルーターやスマートフォンでもご利用いただくことができます。

そのため、SORACOM Air SIM を挿したモバイル ルーターやスマートフォンは SORACOM のネットワークにつながる事ができるため beam.soracom.iofunnel.soracom.io といった SORACOM が提供しているアドレスにアクセスできます。

その結果、モバイル ルーターやスマートフォンのテザリング機能でぶら下がったパソコンも、モバイル ルーターやスマートフォンを経由して SORACOM が提供しているアドレスにアクセスできるという仕組みです。

あとはパソコンから curl コマンドや nc コマンド等を利用して、デバイスからの送信を疑似的に行っていただけますので、クラウド側の開発も実機が無くとも進めることができます。

さらに進んだ開発環境

先にご紹介した方法ではパソコンからの通信はすべて SORACOM を通ることになります。そのため、たとえばインターネットから隔離されている社内システム(ドキュメントが格納されているファイルサーバ等)へのアクセスができなくなってしまうという課題が浮かび上がってきます。

そうなると「 beam.soracom.iofunnel.soracom.io へのアクセスは SORACOM のネットワークでいいが、それ以外は社内LANそれ以外のネットワークを使いたい」となるのですが、実はそれも可能です。

昨今の業務用ルーターには LTE 回線を接続することのできる「ワイヤレス WAN インターフェイス」と、FQDN(DNS名)を基に通信先を変更する「 DNS ルーティング機能(もしくは、フィルタ型ルーティング、ポリシールーティング)」があります。

この機能を組み合わせることで「 beam.soracom.io への接続はワイヤレス WAN インターフェイスに接続された SORACOM のネットワークを、それ以外の通信は有線LANを使う」といったことが可能となります

設定のアイデアは各種メーカーのページをご覧ください。

注意点

さらに進んだ開発環境でもご案内しましたが、モバイル ルーターやテザリング機能を利用した場合、すべての通信が SORACOM を通ることになりますので、通信量/料にはお気を付けください。

おわりに

SORACOM Beam や Funnel の活用は、デバイスやクラウドの開発の手間を減らすことが可能です。

その開発環境自体も手間なく準備して、より価値の高い開発に時間を向けられるようになれば幸いです。

ソラコム “MAX” 松下