SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

接点情報をSigfoxに簡単に変換できる「ドライコンタクトコンバーター」がお求めやすい価格に

私生活の ON/OFF は苦手のソラコム松下(max)です

皆さんは「接点」をご存知ですか? 聞きなれない方が多いと思います。電灯の ON/OFF につかう、あの「スイッチ」が 接点 です。

この ON/OFF 情報を手軽にクラウドに送ることができるのが、ドライコンタクトコンバーター (ODC-01) です。 この製品は接点からの ON/OFF 情報を Sigfox を通じてクラウドに送信できるほか、「IP65 (防塵、防水)」「最長5年稼働なバッテリーを内蔵」と、屋内だけでなく屋外でも利用可能なゲートウェイ機器です。

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今回は ドライコンタクトコンバーター (ODC-01) を、Sigfox データ通信料込1年間分も含めて これまでのお値段の半額以下 14,980 円 と、よりお求めやすい価格に改定しました。

※迷わず購入される方は 購入の仕方 をご覧ください

そもそも「接点」とは

接点については スイッチ入門 - スイッチとは / パナソニック初歩からのスイッチ | スイッチの基礎知識 / オムロン電子部品情報サイト に詳しい解説が載っておりますので、ご参考になさってください。

一言でまとめるならば「スイッチ」です。

「接点」とドライコンタクトコンバーターの接続

一番手軽なボタンとドライコンタクトコンバーターを接続してみたのが、こちらの例です。

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ボタンから直結ですね。実は、ドライコンタクトコンバーターのバッテリーは、動作用の電源だけでなく、相手機器(この場合はボタン)からの信号を受け取るための電圧としても利用されているため、相手機器側に電源や複雑な回路が不要なのです。 (仕組みは「ドライ接点」で検索してみてください)

そのため、非常に手軽に接点機器を IoT 化できるのが特徴です。

「接点」でできること

接点は極めてシンプルな仕組みです。そのため、多くの機器で使われています。

  • ボタン、マグネットスイッチ
    • 呼び鈴 (押された時に ON)、ドアの開閉 (開閉に ON/OFF)
  • 防犯センサー
    • 人感、通過検知、ガラス破壊
  • 防災センサー
    • 熱、けむり、ガス漏れ、水位
  • PLC
    • マイコンによる 0/1 出力判定

これらの機器を、簡単に Sigfox ネットワークで IoT 化できるというのが、ドライコンタクトコンバーターの最大の利点です。

購入の仕方

ドライコンタクトコンバーターは SORACOM から直接ご購入いただけます。 まずは SORACOM Air for Sigfox の利用方法 に沿ってアカウント作成などの手続きを完了してください。

その後 SORACOM コンソール上から「発注」→「Sigfox」とすすめると、購入することができます。

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※スクリーンショットは価格改定前でございます。今は新価格になっておりますので、ご安心ください!

おわりに

IoT を成功させるポイントは「作らず、利用する」です。ドライコンタクトコンバーターは完成されている製品であり、利用するにはうってつけです。今回の価格改定で、試作の段階から利用できる製品として、みなさんの IoT プロジェクトの成功のお役に立てれば幸いです。

ソラコム “MAX” 松下

チップ型SIM(eSIM)のお試しサンプルの販売を開始しました

みなさま、こんにちは。

本日、チップ型SIM(eSIM)のお試しサンプルの販売を開始しましたので、お知らせします。

チップ型SIM(eSIM)のお試しサンプル販売開始

グローバル向けAir SIMでは、これまでもチップ型SIMを提供していました。ただし、当チップ型SIMは3,000枚からのご提供となり、少数ロットサンプルのご要望を多く頂いていました。

今回、このような10個入りでお届けします。

チップ型SIM(eSIM)のお試しサンプル

商用版チップ型SIM(eSIM)と同様ですが、上記のとおり10 枚綴りのリール形状のサンプルとなります。試作機開発、表面実装のお試しに最適です。

なお、当チップ型 サンプル 10SIM packの表面実装方法(半田付け)については当社サポートの対象外となりますので予めご了承ください。 詳細については、グローバル向け Air SIM データシートをご確認ください。

グローバル向けユーザコンソール内で本日から販売開始しています。(料金 99 USD、税別、送料別)

どうぞ、ご利用ください!

ソラコム nori 江木

初めての「技術ブログ」書き方のご紹介

技術ブログは「書く」というより「記す」というのがシックリきている、ソラコム松下(max)です

約1年前の2017年3月にテック・エバとして活動を開始し、講演のほかブログでも情報発信しています。 年間で20本以上のブログを書いてくるうちに、だんだんと書き方がわかってきました。ですので、今回は 技術ブログの書き方ブログ を紹介します!

技術ブログは「未来の自分へのドキュメント」

技術ブログは普通のブログとは異なります。 未来の自分へのドキュメント です。

「あー、これ既にやったことあるなー。なんだっけ?」とググった先が自分のブログであってほしい、そんな思いで書いてみてください。 一番最初の利用者が自分、すなわちドッグフーディングしましょう。これはサービス開発でも、ブログでも共通して言えることです。

もし、手元に「メモ的なテキスト」があるならば、それはブログにできるかもしれません!

まずはタイトル付け

改めて技術ブログの構成を見てみると、実はタイトルと中身だけです。この二つをサクっとできるようになると、いつでもブログを書くことができますので、マスターしましょう。

ブログ全般に言えることですが、タイトルをつけるのが難しい! 逆に言えば、タイトルがついてしまえば中身を書くのは比較的簡単なのです。

技術ブログは大きく3つに分類されます。それぞれのケースで使いやすいタイトルのアイデアを書いておきました。

  • トライ系

    • ~をやってみた
    • ~をする方法
  • 紹介系

    • ~とは
    • ~はこんな時に使える
  • レポート系

    • ~に参加した
    • ~で分かった事

検索でヒットした時に、タイトルだけで中身が想像できるように、固有名詞(製品名、サービス名、技術名、機能名、イベント名などなど)を盛り込むことを忘れないようにしましょう。

次は中身

タイトルが決まったら、あとは中身です。

私なりの「読みやすくて役立つ技術ブログ」の共通点と、心がけていることが4つあります。

  1. 1つの記事には1つの物事や結論になるようにスコープを小さくする(=タイトルと一対一になるように)
  2. 記事の冒頭で「何を目的にして、何を行ったか」を書く
  3. 1つの記事の中の小見出しを少なくする
  4. 全体的に文字数を少なくする

全般的に言えることは 簡潔であればあるほど読みやすい という事になるでしょう。

ここまで書いてて気が付きましたが、実はこの考え方は 良いコードを書く方法 と考え方は同じですね。コードも技術ブログもコンパクトなのが美しいです。

短い技術ブログの例

Oracleのlistener.logローテーション方法 という記事を見てみましょう。

めっちゃ短い。でも、「未来の自分へのドキュメント」としては十分ではないでしょうか。

長くなったらどうするか

プログラムコードと同様に分割しましょう。ネタがもう一つ増えてラッキーですね!

具体的な分割例ですが、「トラヒック計測ツール pmacct を使ってみる」 という記事があります。これは元々「低トラヒック用途向け新料金体系 「Low Data Volume」の購入方法&使いどころ」の記事からの分割をしました。

理由は、料金の紹介なのに pmacct というツールの紹介を盛り込むのは、1つの記事で2つの物事になってしまうからです。

技術ブログの流れ&テンプレ

こんな流れで書くのはどうでしょうか。もちろん全部書く必要はありません。

  • トライ系 (参考: トラヒック計測ツール pmacct を使ってみる )

    • 何を目的に、何をしたのか。(達成できてない場合は「できてません」も冒頭で)
    • 結論やわかったこと。(要するに、ってやつですね)
    • 実際に行った事
      • 準備(例えば OS のバージョンとか、買ったものとか。これ、結構重要です)
      • 実際にやったこと
    • 結論やわかったことに対する補足
  • 紹介系 (参考: LTEモデム搭載済みプロトタイプ向けデバイスの販売を開始しました!)

    • 製品やサービスが開発された背景
    • 製品の紹介
      • 製品やサービスの特徴や、使う事でのメリット(スペックは極力書かない)
      • 使い始めるまでの手順
      • どこで買えるの?
      • マニュアルへのリンクや、関連サービスの紹介
  • レポート系 (参考: 伊那市 LoRaWAN ハッカソン レポート)

    • 参加の目的
    • 「自分なりの」結論や得られた事(セミナー等の場合)
    • 当日の様子
      • 自分が行った事
      • 発表者と「自分なりの」要約
    • 参加の感想とふりかえり(目的が達成できたか等)
    • レポート系の場合は写真が重要 撮って撮って撮りまくれ

技術ブログを掲載する場所

技術ブログはどこで書いて公開できるのか?という件について調べてみました。

  • Qiita
    • やはり安定の Qiita でしょうか。たまーに書きたい、と言う時には便利です。個人的には「会社的にはサポートがちょっと難しいけど、技術的には可能だよ!」というネタを書くようにしています。
  • はてなブログ
    • こちらも定番。結構頻繁に書く人におすすめです。いわゆる「セルフブランディング」にも役立ちそう。
  • Blogger
    • 技術ブログの老舗なのかな。 Google がやってます。標準ではコードハイライトが入っていませんが、カスタマイズできる ので、なんとでもなりそう。
  • Medium
    • 海外勢。最近技術ブログの URL に出てくるようになった気がします。

あとは Wordpress 等のブログエンジンを活用して、自分で立ち上げるといった事も多くみられます。

掲載する場所についての注意

ありがちなのが「サイト立ち上げ燃え尽き症候群」と「カスタマイズ燃え尽き症候群」です。 Wordpress でサイトを立ち上げた!自分好みのデザインにカスタマイズした!そこで満足してしまい、コンテンツを書く気力までたどり着かないということがあります。(私もそうでした)

そのため、なるべくサイトは立ち上げない(サービスを利用する)、あるもので満足する、そんなことを心掛けていただき、中身を作るほうに気力を持っていってください。

画像の取り扱いは Google Drive が便利

どのブログでも課題になるのが「画像」(私調べ) 例えば ID や key といったセンシティブ情報をマスキングしたり、トリミングなどなど、、、正直面倒くさいです。

そこで活用いただきたいのが Google Drive の「Google 図形描画」です。 もちろん、このブログの画像も Google Drive で作成しています。

このようにスクリーンショットを貼りつけたうえで、必要な文字やマスキングを行うことができます。

この編集した画像を直接参照する機能が Google 図形描画にはあります。 それが「ウェブに公開」です。公開をすると、公開用の img タグ、もしくは src に使える URL が入手できますので、これをそのままブログに書くだけです。

このツールを使うメリットですが下記の通りです。

  • ブラウザだけあれば、画像編集ができます。レタッチソフトは不要です
  • 公開後に画像上での変更が発生しても、再アップロードが不要です

※注意:普段のドキュメント共有に使う「共有」機能では、このように img タグとして使うことはできませんのでご注意ください。

ブログが上達するためには?

正直申し上げると、私もうまくありません。(Qiitaに書いてる記事のイイネの数を見てやってください) ただ、技術ブログは「未来の自分へのドキュメント」です。上手に書くよりも、残ることが重要です。 要するに自分のためにやってみましょう!

そして、上達するには「マネをする」「何度も練習する」この二つです。マネについては、ご紹介したテンプレを使ってみてください。 実はこの記事も「紹介系」のテンプレの通り進めています。テンプレで紹介したポイントがどこにあるのか?と考えながら見てみてください。

おわりに

私が一番うれしいのは、同僚から「ググったら、おぬしのブログが出てきた。参考にさせてもらったよ」と声をかけてもらう事です。 みなさんもぜひ、ブログで「役立ったなー」と思った時には、TwitterやFacebookでのシェアや「いいね」などでリアクションしてみてください。

最後に、SORACOM 関連のブログ書いたら Twitter へ #SORACOM というハッシュタグをつけてツイートしてみてください。ソラコムの社員はそれが大好物でして、 SORACOM Blog でも、 “3月の IoT 記事まとめ” といった形で紹介させていただきたいのです!

ソラコム “MAX” 松下

ソラコム合宿レポート

みなさまこんにちは。ソラコムバックオフィス担当の asako です。今回はつい先日ソラコムで久々に行われた合宿について同じくバックオフィスメンバーの shuko と共同でレポートしたいと思います。

ソラコムではサービスローンチ前に一度合宿を実施をしたことがあるのですが、この時はまだメンバーも10名程度と少なく、とてもこじんまりしたものでした。 参加メンバーによると、この時はまだ世に出ていなかったサービスの価格などについてどうしようか、と皆で額を寄せ合って考えたそうです。振り返ると隔世の感がありますが、実は月日でいうとわずか2年半前の話だということに改めて驚かされます。

今回の合宿は総勢30名超。もはや自家用車での分乗などでは済まされず、ホテルが用意してくれた送迎バスにすし詰めになって仲良く出発です。 camp1

向かった先は千葉の館山のWEST PENINSULA HOTELです。出発した時は曇天でしたが、館山に着いた頃には晴れ間がのぞきすっかり好天に!幸先の良いスタートです。 camp2

笑顔のスタッフさんに迎えられ合宿先のホテルに入ると目の前は青い海!まるで外国にいるかの様です。ホテルのオーナーがソラコム代表の玉川(ken)の知り合いのため、特別条件で利用させていただくことができました。本当にありがとうございました。

美しい海をバックにこだわりの美味しい食事に舌鼓を打ったのち、早速セッションスタートです。 ソラコムでは四半期に一度QBR(Quarterly Business Review)という全体会議を行なっており、四半期の振り返りと今後についての議論の他、ソラコムのビジョン・ミッションの再確認と、リーダーシップステートメントの徹底的な共有を行いますが、今回は普段と異なる環境ということも手伝って、より新鮮な気持ちで向き合えた気がします。

QBR以外にも、初の試みとしてアンカンファレンス(Unconference:事前に議題が決まっておらず、参加メンバーが議題を決めて結論を導く討論形式)というものを数本行ったのですが、とても実りが多く結果的に今回の合宿の一番のハイライトとなりました。

アンカンファレンスのやり方はいろいろあるようですが、今回の合宿ではメンバーそれぞれが思いつくままにお題をポストイットに書き出し張り付けて行くところから始まり、お題のグルーピング、投票による議題の選抜、グループに別れて議論という流れで行ないました。経営陣はバタフライと呼ばれるロールで各グループを回り議論を促したり、時には議論に参加したりしていたようですが、個人的にはグループ内での議論が白熱しすぎていて途中まで全く気づきませんでしたw。(でも、写真で振り返るとどのチームも同じ状況だった様子が残っており、みんなきっとそうだったに違いない..)とにかくあっという間のひと時でした。 camp3

1つのセッションが終わるたびに発表を行い、3つ終わる頃には今のソラコムを切り取る大きな絵がぼんやりと見えてきました。メンバーからは、普段個々人が思っていた問題意識が結果的に多くのメンバーが考えていることと同じだったという発見の声や、短時間で具体的な解決策までを導き出すやり方がハッカソンみたいだ、という驚きの声、会社の存在意義について考えることになり今後も続けるべきだという協賛の声などが次々と上がり、早速今後のイベントとして定着していくことが決まりました。 議題はどれも最終的に実務に結びつくアクションアイテムとすることが必須で、アンカンファレンスでの議論を引き継ぎ、それぞれのタスクフォースチームが実際のアクションに向けて今も動いています。

さて、ここでshukoにバトンタッチして、裏方のちょっとした苦労話を披露してもらいたいと思います!

はじめまして、バックオフィスメンバーのshukoです。ここでは合宿の成果や白熱した議論から離れて、裏方目線の舞台裏を少し語らせてください。 ご存知の通りソラコムはエンジニアドリブンで自由な社風が特徴の会社です。普段の働き方もすこぶる自由なため、なにしろ全員が出発時間にオフィスに集まってくれるか心配。私は「とにかく行きも帰りも対象者全員をバスに乗せる」をひそかに自分のミッションにしていました(笑)

企画中は社内でプロジェクトチームを作り、合宿のプログラムや時間配分を決め、レクリエーションも知恵を出し合って決めました。普段は大阪からリモート勤務しているメンバーもプロジェクトチームに入り、更にチームの一体感が増しました。

そんなこんなで当日を迎えましたが、肝心のプログラムは面白いほど時間配分の通りに進んでくれません!到着後のランチも美しい景観を楽しみながら誰一人焦ることなくゆっくり楽しんでしまい、セッションも白熱して時間が押しまくります。とりわけリーダーシップステートメントの再確認、具体的にはこの四半期で実際にリーダーシップステートメント体現していたメンバーを讃えるソラコムを象徴する儀式ですが、これが盛り上がって延々終わる気配がありません。裏方としてはだいぶハラハラしながら、レストランのスタッフさんに「夕飯の時間を遅らせてください!」とお願いに行ったりと終始バタバタでしたが、ホテル内を小走りしながら「でもこれがソラコムのいいところだよなー」と感動したりもしていたのでした。

2日目のレクリエーションはランチを兼ねたBBQでした。ホテルには全天候対応型のBBQスペースがあり食材の調達から火起こしまで準備してもらえる至れり尽くせりのBBQでした。ホテルの設備は本当に素晴らしく、BBQスペース以外にもカラオケルームやビリヤードなどもありましたが、事前に予約していなかったので楽しみは次回にとっておくことになりました。カラオケルームを見つけたカラオケ大好きメンバーがその日は歌えないと知って、今まで見たことがないほどションボリとしていたそうなので、次回のレクリエーションはカラオケにしてあげようと思います(館山じゃなくても出来るじゃん!というのはさておき。笑)

レクリエーションも終わり、いよいよ全員をバスに乗せ東京へ向けて走り出したとたん、緊張が解けたのか、単にお腹がいっぱいだったからなのか、急に眠気に襲われ寝落ちしてしまいその姿を激写される始末。でも「とにかく行きも帰りも対象者全員をバスに乗せる」というミッションを完遂できただけで個人的には大満足です。

1日目の夜、ソラコムのサポートエンジニア兼専属カメラマンのtomoと有志のメンバーでライトペインティングにチャレンジしました。冷たい海風が吹き荒ぶ中、誰も離脱せずに成功するまで頑張って最高の1枚が撮れました! 以上、裏方も参加メンバーも大満足の合宿でしたが、この良さを海外のチームメンバーにも伝えようとしたところ、すでにslack(社員のコミュニケーションツール)にある#photoチャンネルにて熱気溢れる様子がtomoからシェアされており、言葉以上のものを感じ取っていたようでした。みなさんにも少しではありますが、ソラコム第2回目の合宿の様子が伝わっていれば幸いです。 camp4

ソラコム 平 / 山田

3月の IoT 記事まとめ

みなさんこんにちは、ソラコム熊崎です。新年度が始まりましたね! 部署が変わり、もしくは転職をしたり、新入社員として就職した方の中で、新たにIoTを始める方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

みなさん情報収集に役立てられればと思い、いくつかIoTの仕組みを使ってみた方や、SORACOMに関する情報記事を書いてくださった方をPick Upしていきたいと思います。

最新版情報はソラコムのFacebookTwitterでシェアさせていただいてますので、ぜひこちらもフォローを!😋

3月は、Wio LTEを使った電子工作や、今話題のスマートスピーカーを使った内容、IoTに最適と言われるLPWA通信のLoRaWAN、IoTを考える上での大きな課題電力消費等に関する記事が投稿されていました!

Azure、SORACOM、Futabaのサーボで金賞をもらった話。

双葉電子さんのサーボモータRS304MDを使い、生活を少し便利にするLiftという装置を作られています!小物の管理をするこのLiftと言うソリューションでは、ボタントリガーや、IFTTT等外部のアプリケーションと連携し決まったスケジュールで小物が載っているサーボがリフトアップ、更には載せたものの重さを測ることで残量はどうなっているかを確認することができます。データはスマホからも確認可能な仕組みです。

例えば雨が降る予報の時は、Liftに入っている傘が時間になったらポン!とリフトアップされる。残量がわかることで、わざわざ目で量を確認する必要がないなど組み合わせはそれぞれですね。

今回は SORACOM Beam と Azure IoT Hubを利用し、デバイス側の負荷をSORACOM側で吸収しています。SORACOM Beam の Azure IoT Hubの連携はちょうど1月末に発表させていただきました。

ぜひこちらの記事からご覧下さい。 >>Azure、SORACOM、Futabaのサーボで金賞をもらった話。

音声でSORACOM SIMの状態を変更する

スマートスピーカーをお持ちの方も増えてきているのではないでしょうか? こちらの記事では、Google Home(Mini)を利用して、SORACOM Air SIMのスピードを変更の仕組みをIFTTTとAWSのAPI Gateway、Lambdaを使って作っています。

IFTTTの設定も丁寧に書かれています。ぜひご覧下さい。 >>音声でSORACOM SIMの状態を変更する

SORACOM Air for LoRaWANを使ってみた

SORACOM Air for LoRaWANは、先日Impress DX Awardsをで総合準グランプリを受賞しましたが、新しいIoTに特化した通信ということで、興味をお持ちの方も多いのではないのでしょうか? こちらの記事では、SORACOMのLoRa Arduino開発ボード、Grove ベースシールド、Arduinoを使い得られた温度データをHarvestで可視化しています。 ぜひご覧ください。 >>SORACOM Air for LoRaWANを使ってみた

#WioLTE の電力消費に疲れた方へ

Wio LTEを使った仕組みを作る中で、電力供給どうしよう、とお悩みの方はいらっしゃいませんか? 電力問題をなんとかしよう!と、マグネットケーブルや、モバイルバッテリーの過充電防止機能の仕組みを使うなど様々な方法を試行錯誤で試していただいてます。

IoTのデータ処理と少しだけデータ量の話をする

また、こちらの記事では、IoT にこれから取り組む方が今後考えなくてはならない様々なプロトコルや、IoTシステム構築に必要なサービスについて網羅されています。

4月26日はIoTに関わる方には、役立つ情報満載のイベントです。 かなり多くの方にお申込みをいただいてますが、もし少しでも興味をお持ちでしたらぜひ締切前にご登録をお願いします! technology-camp お申込み締め切りは4/10 ご登録はお早めに!https://technology-camp2018.soracom.jp/

ソラコム nao

SORACOM Air 初期費用の値下げと、請求書払いの手数料の廃止を実施

本日(2018年4月2日)、二つの料金についての大きなお知らせがあります。

  • 1つ目が 日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ です
  • 2つ目が、請求書払いをご選択いただいているお客様への 請求書発行手数料の廃止 です

日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ

日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) を、本日より 901 円(税別、送料別) でお求めいただけるようになりました。合わせてAmazon.co.jpでも 1,313円から 1,260円 に値下げします。

  • 日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ
    • 【改定前】 1 枚あたり 954 円 (税別、送料別)
    • 【改定後】 1 枚あたり 901 円 (〃)

※「データ通信/SMS」の SORACOM Air SIM は価格据え置きとなります

今回の改定で 53 円の値下げとなるわけですが、この金額は、例えばクラウドへ簡単にデータ転送が行えるサービス「 SORACOM Funnel 」のリクエスト数ならば 29,444 回のリクエストを投げることができる金額です。

日本向け SORACOM Air SIM の購入方法ですが、 SORACOM ユーザーコンソール の中の「発注」メニューからご注文いただけるほか、 Amazon.co.jp で1枚からお求めいただけます。

これを機に「 SORACOM 使ってみようかな?」と思った方には 各種デバイスで SORACOM Air を使用する というページをお奨めしております。 このページには Raspberry Pi という小型のコンピュータで利用する方法の他にも、スマートフォンやモバイル Wi-Fi ルータで SORACOM Air を使う方法が記載されていますので、気軽にお試しいただくことができます!

請求書発行手数料の廃止

SORACOM はサービス開始以降、開発者の方々だけでなく企業の IoT システムにもご利用いただいております。 2016 年 2 月には請求書によるお支払いをサポートするようになり、より一層、企業でお使いいただきやすい環境を作ってまいりました。

請求書払いをご選択いただくと毎月請求書が発行されます。 この時 500 円/月の発行手数料をいただいておりましたが、この毎月の手数料を廃止するものです。

  • 請求書発行手数料の廃止
    • 【改定前】 500 円/月 (税別)
    • 【改定後】 無料/月

※請求書払いへの切り替え手数料 (500 円/回)、ならびに郵送での請求書発行をご希望の方に対する郵送手数料 (200 円/通) については従来通りとなります

請求書払いのご申請方法

請求書払いへの切り替えは、こちらのリンクからご申請いただくことができます。 また、日本を含む欧米アジアで SORACOM Air for セルラーをお使いいただくことのできる「グローバルカバレッジ」においても請求書払いをご選択いただくことができます

おわりに

これまでにも SORACOM Beam の値下げSORACOM Canal の値下げ という値引きに加えて、SORACOM Air SIM のご契約期間をお約束いただくことで基本料金が割引となる 長期利用割引 (日本向け Air SIM) という仕組みをご提供しております。

これからも SORACOM は、テクノロジーイノベーションを背景に少しでも安価に、そして高品質で使いやすい IoT 向け通信を皆様にお届けできるよう頑張ってまいりますので、ご期待ください!

ソラコム “MAX” 松下

IoTエンジニア養成読本<設計編>発売!

IoTエンジニア養成読本

この4月から新しい部署やプロジェクトに配属され、IoTを始める方も多いのではないでしょうか?そんな方々におすすめの本が、技術評論社から出版されている「IoTエンジニア養成読本」です。

この本にはソラコムの社員も執筆を担当させていただいています。IoTシステム構築に必要な、デバイス、ファームウェア、通信、クラウド連携、セキュリティなどの技術要素を網羅的にご紹介していますので、これからIoTに関わる方、もうすでに始めているが全体知識が欲しい方の ニーズにも合いそうです。

すでに2冊でておりまして、入門編に該当する2017年に出版した「IoTエンジニア養成読本」につづき、この春「IoTエンジニア養成読本<設計編>」が発売になりました。

どっちを読めばよいの?

IoTシステムの全体像をつかむ IoT養成読本 1冊目

入門編に該当する1冊目は、IoTシステムに出てくる、デバイス・通信・インフラ・可視化・セキュリティといった技術要素について、その概要とどう考えていけばよいかが記載されています。「IoTシステムでモノとシステムをつなぐには?」といった部分を総合的に知りたい方におすすめです。

IoTシステム設計で求められる技術要素とその留意点 IoT養成読本<設計編>

<設計編>では、もう一歩踏み込んで、デバイス数が増えていくような、IoTシステムを本格展開するときに必要となるシステム設計の解説が中心になります。デバイス/ファームウェアの関係や、LPWAなども含むIoT通信の選択肢の解説、AWS,Azure,GCPといったメガクラウドのIoTサービスとの連携、セキュリティ設計、そして事例とともにアーキテクチャに関する解説が盛り込まれています。「IoTシステムでモノとシステムをつないだその後、システム構築や運用に際し、どんな課題が発生するのか、それに対する対処策はどういったやり方がよいのか」を知りたい方におすすめです。

SORACOMのサービスなら近道できる

「SORACOM」のサービスには、予めIoTシステム構築で必要となる機能がサービスとして提供されています。「SORACOM Air」はコネクティビティサービスですが、その後の「SORACOM Beam」以降のサービスは、「SORACOM」プラットフォーム上で提供される、IoTシステム構築・運用をスムーズに進めるためのサービスです。(アルファベット順に現在”J”まで、11個のサービスが出ています。)

これらのサービスを使うことで、今までは専門のインテグレーターに依頼していたようなネットワーク設定を、ウェブコンソールやAPIからユーザー自身が設定することができます。また、「SORACOM」は、お客様のフィードバックを受け、汎用的な機能はプラットフォームに取り入れ、サービスを継続的に開発、アップデートしています。最新の先駆者や専門家のノウハウを、「SORACOM」プラットフォームを通じて活用することができるというわけです。

「SORACOM」プラットフォームの全体像をもっと詳しく知りたい。もっと使いこなしたい。そんなユーザーのみなさまのお声に応えて最新のIoT技術を1日で!学ぶイベントをやります。 SORACOM Technology Camp

そろそろお申込み受付終了となりますので、早めにお申込みください。 このCampで、最新のIoTテクノロジーを先取りして、役立てていただけると嬉しいです。

ちなみに・・・こちらの本にもソラコム社員が執筆しています。関連技術として関心お持ちの方はぜひお手にとってみてください。 クラウドエンジニア養成読本  執筆参加:シニアエンジニア松井 アプリケーションエンジニアのためのApache Spark入門  執筆参加:ソリューションアーキテクト今井

ソラコム 田渕

【新サービス】SORACOM Kaleidoscope を発表

みなさまこんにちは、ソラコムでエンジニアをしております ogu です 🐻 16進ダンプや Wireshark のパケットキャプチャを解読するのが好きすぎて、社内では邪眼 👁 と呼ばれています。

さて、本日4月1日、新サービス SORACOM Kaleidoscope(カレイドスコープ)を発表しましたので皆様にお知らせしたいと思います。

SORACOM Kaleidoscope

SORACOM は、クラウド上にデータを簡単に蓄積し可視化できる SORACOM Harvest というサービスをこれまでご提供してまいりました。

SORACOM Harvest をお使いいただくと、どなたでも簡単に IoT デバイスからデータを収集し活用することができますので、サービス開始以来非常に大きな反響をいただいており、多くのユーザー様にすでにご活用いただいております。

しかしながら、実際にお使いいただいた皆様から以下のような叱咤の声が寄せられていたのも事実です。

  • データを収集してみたものの、うまい活用方法が思いつかない
  • IoT デバイスの状態がいい感じなのかどうかを雰囲気的に把握したい
  • 最近流行りの AI や機械学習的な何かをうまい具合に活用して、いい感じの分析をしてそれなりの結果を知りたい
  • 集めたビッグデータと向き合うと複雑な理論とか解析にかかる費用とかが頭をよぎって気が滅入るので、少しでも私の気持ちを盛り上げて欲しい
  • JSON 形式のデータは記号が多すぎて目が疲れるし温かみを感じない

他にも数多くのご要望をいただきまして、ソラコムでは忖度や神託などを組み合わせた独自の手法を用いてそれらのご要望の分析を行った結果、直感的に新たなサービスの必要性を導き出しました。

それは、蓄積した膨大なデジタルデータを、無機質な棒グラフや折れ線グラフなどではなく、 「このセンサーからのデータって、こんな感じの色や形だったんだ・・・」 「このデータを見ると、IoT デバイスの息遣いを感じられてほっこりする」 というように、どちらかと言うとアナログ的にデータのニュアンスを感じ取ることができるサービスです。

近年デジタルトランスフォーメーションが取り沙汰されており、現実世界のあらゆる情報がデジタル化されようとしています。 そのような風潮に一石を投じ、アナログの良さを見直そうとして私どもが今回発表したのが SORACOM Kaleidoscope です。

Kaleidoscope とは、日本語では万華鏡のことですが、SORACOM Kaleidoscope はその名の通り SORACOM Harvest で蓄積されたデジタルデータを元に、そのデータが織りなす、そのデータにしか生み出すことができない模様を可視化します。

使い方は簡単で、SORACOM Harvest でデータを蓄積したらあとはこちらの URL にアクセスするだけです。 https://console.soracom.io/#/data_kaleidoscope

SORACOM Kaleidoscope は Public Beta として本日よりサービスを提供開始しておりますので、さっそく皆様にお使いいただけます。

デジタルデータを温かみのある模様へと変換するためにソラコムの技術力を結集した新サービス、ぜひお試しいただいて、フィードバックをお寄せください!

そしてあなただけの Kaleidoscope をぜひ SNS でシェアしてくださいね。 ハッシュタグは #soracom #kaleidoscope でお願いします。

FAQ

Q1. SORACOM Kaleidoscope の料金体系はどのようになっていますか。 A1. SORACOM Kaleidoscope の料金体系は明確に決まっておりません。 サービスを利用された方が支払ってもいいなと思う金額をガッツフィーリングでお支払いください。

Q1. サービス利用料の支払い方法は? A2. お支払い方法は郵便小為替、もしくは手書きの小切手でお願い致します。 ソラコム社員へ心のこもった手渡しでも構いません。 なお領収書は発行いたしておりませんのでご了承ください。

Q3. SORACOM Kaleidoscope は SORACOM Harvest 以外のサービスとの連携は可能ですか? A3. お客様のご要望やフィードバックにもとづいて、他サービスとの連携をこれから進めて参ります。

Q4. SORACOM Kaleidoscope で生成される模様を見ても、データの良し悪しが分かりません。 A4. 深呼吸し、気持ちを落ち着けたあとに再度お試し下さい。見えないものを見ようとして、万華鏡を覗き込んでください。

Q5. SORACOM Kaleidoscope のサポートについて教えて下さい。 A5. 模様の解釈は利用者がどう感じるかに依存します。技術的なサポートは行いますが、気持ちのサポートまでは行っておりません。

Q6. 同じデータでも、異なる模様が表示される気がするのですが A6. 同じように見えても、すべての雲の形は異なるものです。

Q7. ただ単にデータのハッシュ値を色や形に適当にマッピングしているだけのように思いますが A7. 大切なことは、生成ロジックや模様自体ではなく、それを捉えるあなたの心です。

Q8. ソラコムのエンジニアはこんなことに工数を割いているんですか?もっと仕事してください。 A8. ソラコムには何事にも全力で取り組む文化があります。 SORACOM Kaleidoscope は1ヶ月以上前から社員一丸となって仕様の検討や設計、プロトタイピングしては「コレジャナイ」と捨てて作り直すという試行錯誤を行ってまいりました。 また実装には正社員のソフトウェアエンジニア複数名が関わったのみならず、インターンの福永君にも協力してもらいました。 彼の柔軟な感性が随所に光っていることを見ていただけることと思います。 SORACOM Kaleidoscope をより良いサービスとするため、みなさまからのフィードバックをお待ちしております。

まとめ

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」というビジョンのもと、今後もお客様の要望をもとに、IoT にも人間味のあるあたたかさを感じられるサービスを作り続けていきたいと思います!

ソラコム ogu 小熊 (Twitter: @bearmini)

「Impress DX Awards」総合準グランプリを受賞しました

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IT系の老舗メディア、インプレスさんが主催する「Impress DX Awards」2017年度で、「SORACOM Air for LoRaWAN」が、ネットワーク部門グランプリと、総合準グランプリを受賞しました。

LoRaWAN™は、省電力消費、長距離通信の特徴からIoT用途で注目されているLPWAという通信方式の中でも、自分で基地局を敷設できるという特徴で注目されています。

「SORACOM Air for LoRaWAN」は、ソラコムが2017年の2月に、他に先駆け正式に提供開始したサービスです。基地局となるゲートウェイと、Aruduinoベースで使えるLoRaWANシールドを誰でもご購入いただけるよう提供しています。

ソラコムにとって、セルラーに続く「新たなIoT通信」への新たなチャレンジ、この度この取組みを表彰いただき、チームメンバー一同とても嬉しく思っています。

LoRaWANって何?どうやって使うの?と思われる方向けに、「SORACOM Air for LoRaWAN」についてまとめました。

「SORACOM Air for LoRaWAN」の特徴

SORACOM LoRaWAN

1)ネットワークサーバーの準備不要 「SORACOM」プラットフォーム側にネットワークサーバーを用意していますので、ユーザーはゲートウェイを設置し、LoRaWANデバイスを開発するだけで使い始めることができます。

2) SORACOMのサービスと組み合わせて、すぐサーバーにデータ送信できる 「SORACOM」プラットフォームまで上がってきたデータを、サーバーの準備なく可視化したい場合は「SORACOM Harvest」、特定のサーバーにデータを転送したい場合は「SORACOM Beam」、特定のクラウドサービスに連携したい場合は「SORACOM Funnel」と組合せて使っていただくことで、LoRaWANデバイスから上がってきたデータをすぐに可視化・蓄積・分析することができます。これらの設定は、ウェブコンソールで簡単に設定できます。

これは、すぐに使い始められるメリットのほかに、スケールしてデバイス台数が増えても「SORACOM」からサーバーまでの設定を、簡単に一括設定・変更できるというメリットもあります。

3) 開発者がデバイスだけ買って、アプリ開発しLoRaWANの通信を試すことができる 開発者や企業が、LoRaWANをちょっと試してみたい、でもゲートウェイを購入するのは少しハードルが高い、そんなお声を受け、ソラコムでは、LoRaWANの基地局をご利用いただける「共有ゲートウェイ」スポットを「SORACOM LoRa Space」で公開しています。

4) LoRaWANの通信は、非常に小さいデータ通信を想定しています。そのため、普段のセンサーデータの送信はLoRaWANを使い、ファームウェアの更新などはセルラー回線を使うといったハイブリッドなユースケースも考えられます。「SORACOM」のユーザーコンソールでは、セルラーとLoRaWANなどのLPWA回線を両方管理することができますので、こういったハイブリッドなユースケースもスムーズに管理が可能です。

 「SORACOM Air for LoRaWAN」の使い方

まず、「SORACOM」のユーザーコンソールからデバイスをお買い求めください。 お手元に届いたら、アプリを開発して、LoRaWANゲートウェイの通信圏内でご利用頂けます。

スタートガイド SORACOM Air for LoRaWAN Getting Started

SORACOM Air for LoRaWAN の説明 | Slideshare これだけ知っていれば LoRaWAN SORACOM Air for LoRaWAN

LoRaWANデバイス開発のTIPS| Slideshare IoT通信の選択肢とLoRaWANに見るデバイス開発のポイント

動画講座シリーズ |Youtube SORACOM Bootcamp LoRaWAN

ハンズオンテキスト |GitHub LoRaWANハンズオン

※ セルフラーニング用コンテンツです ※  LoRa Arduino 開発シールド AL-050 と Arduino UNO R3をお持ちであることを前提としています

ほかにも、ディベロッパーのみなさまの使ってみたBLOG記事なども多数あります。

LPWAは、LoRaWANのほかに、すでに「SORACOM」でも対応しているSigfox、ソニーが手がけるソニーのLPWA、通信キャリアがサービス参入を発表しているセルラーLPWAなどさまざまな規格があり、これから利用が増える分野です。

この機会に、「SORACOM Air for LoRaWAN 」を使って、LPWAを学んで見るのはいかがでしょうか?

ソラコム 田渕

SORACOM サービスの「料金見積もりツール」にPDF出力機能が追加されました!

桜の開花予想よりも、SORACOM の料金予想の方が得意な松下(max)です。

SORACOM は 2018年3月時点で 9000 を超える多くのお客様にご利用いただいております。また、現在ご検討いただいている方からのお声も日々増えており、大変感謝しております!

その中でも良くいただくご質問が「 SORACOM を利用する際の料金」についてです。

SORACOM は「使ったら使っただけ」の従量課金

少し解説しますと、 SORACOM はクラウドサービスと同様に、通信やサービスの利用に応じてご請求させていただく従量課金の仕組みとなっています。
従量課金の仕組みはスモールスタートをするためにはとても最適な方法なのですが、一方で社内で利用する際に必要となるのが「お見積り」です。

SORACOM では 料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) といった Web ページをご用意しており、皆様自身で色々なシミュレーションを基に料金を算出する仕組みをご利用いただくことができます。

また、このページで確認したシミュレーションの結果を「見積書 PDF 」として取得することができるため、皆様の社内での申請にご利用いただくことが可能です!

soracom-calc/est0.png

料金見積ツールを使ってみましょう

下記のような条件で 30 日運用した場合の費用を見積もりしてみましょう。

  • 1 デバイス(SIM) あたり、 1 回あたり 250 バイトを送信 (データ+プロトコルヘッダの合計値)
    • 送信に対するサーバ側のレスポンスで 100 バイトが発生
  • デバイス(SIM) の総数は 3 台で、データは昼夜関係なく 3 分に 1 回に送信 ( 1 日あたり 480 回の送信)
  • データ送信には SORACOM Funnel を使用
  • SIM の購入費用(契約手数料)は別とする

見積もりに必要な情報を算出

料金見積ツールでは、以下の情報が最低限必要となります。

  • 1 SIM あたり 1 日の 日中 における 上り通信量 (上り = デバイス → クラウド)
  • 日中 における 下り通信量 (下り = クラウド → デバイス)

※正確な料金見積を行う場合は、夜間における通信量も準備する必要があります。夜間の定義は日本時間における午前 2:00 - 午前 6:00 となっていますが、夜間に通信するかわからない場合は全ての通信を日中側に計上しておくことで目安の料金を得ることができます。本ブログでも目安を得る方法として全て日中の通信で計算しました

通信量の計算方法

今回の例では 1 SIM あたり 1 日の 日中 における通信量は以下の通りです。

  • 上り通信量 = 120,000 バイト/日/SIM = 250 バイト × 480 回/日
  • 下り通信量 = 48,000 バイト/日/SIM = 100 バイト × 480 回/日

料金見積ツールでは「全ての SIM を合算した 1 日あたりのデータ通信量」が必要です。また KB が必要ですので 1024 で割ります。

  • 総 上り通信量 = 約 351 KB /日 = 120,000 バイト/日/SIM × 3 SIM / 1024
  • 総 下り通信量 = 約 140 KB /日 = 48,000 バイト/日/SIM × 3 SIM / 1024

SORACOM Funnel のリクエスト数の計算方法

SORACOM Funnel を利用した際のリクエストは、日数や SIM 数に関係なく総リクエスト数を算出する必要があります。

今回の例では送信データのすべてを SORACOM Funnel 経由にすることにしましたので、リクエスト数は下記の通りです。

  • 総 リクエスト数 = 43,200 回/30日間 = 480 回/日/SIM × 3 SIM × 30 日

入力の手順

必要な情報が揃ったら見積もりをしてみましょう!
料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) にアクセスしてください。

表示された「データ通信」フォームに入力していきます。

  • SIM 枚数は 3 (枚)
  • 利用日数は 30 (日)
  • 速度クラスは s1.slow としました
  • 1 SIM あたりの日中における上り通信量は 351 KB
  • 〃 日中における下り通信量 140 KB

ここまで入力したら「アプリケーション連携」をクリックします。

soracom-calc/est1.png

表示された「アプリケーション連携」フォームに入力していきます。

  • SORACOM Funnel のリクエスト数は 43200

ここまで入力したら「データ通信」をクリックします。

soracom-calc/est2.png

表示された「データ通信」フォームの一番下を見ていただくと、見積総額が表示されています。
ここから条件を変更していくことができますので、いろいろなシミュレーションが可能です。

皆様の会社では「見積書」のフォーマットが必要になる場合があるかと思います。この画面から「見積書の作成」をクリックしてみましょう。すると、見積書に記載する必要事項を入力するフォームが出現します。

soracom-calc/est3.png

※注意: 見積書 PDF ファイルは 入力いただいたメールアドレスにダウンロードリンクが送付されます。そのためメールアドレスはお間違いなく入力ください

soracom-calc/est-form.png

「見積書を作成」すると、下記のようなメールがお手元に届きます。メール内の URL から PDF をダウンロードしてください。

soracom-calc/est-download.png

先ほど作成した見積もりの内容で PDF がダウンロードできます。

soracom-calc/ext-example

初期費用 (SIM の費用) だけの見積もりが欲しい場合

ご紹介している “料金見積もりツール” ですが、実は 初期費用 (SIM の購入費用) のお見積りツール としてもご利用いただくことができます。

「SIM カードの初期費用を含める」にチェックを入れ、そして「利用日数」を 0 日にすることで、 SIM カードのみのお見積書としてご利用いただくことができます。

より精度の高い利用料の見積もりをするために

より精度の高い利用料の見積もりには、測定が欠かせません。

Linux ベースの OS であれば pmacct を利用することで、特定のネットワークインターフェイスの通信量を計測することができます。使用方法は トラヒック計測ツール pmacct を使ってみる / Qiita をご覧ください。

想定外の通信量を防ぐには

検証の段階から想定通りの通信になるとは限りません。時には予想を超えた通信量になる可能性もあり得ます。

そこで SORACOM を使い始めたらご活用いただきたいのが 監視機能 です。
例えば「 2 GB を超えたら 32 Kbps へ強制切り替え」のような、本来だったら通信事業者しかできないようなプランを、みなさま自身で作り上げることができます。

soracom-calc/watching.png

この機能を活用いただくことで、社内決裁がされた費用の中に抑えることが可能となりますので、ぜひご活用ください。

夜間の通信を見積もる

また、定期的な通信が発生するデバイスからの夜間の通信量を見積もりたい場合は、総通信回数に対して割合を計算します。

今回の 3 分に 1 回の送信 = 480 回/日 の場合であれば下記の通りです。

  • 日中の回数 = 480 回 × ( 20 時間 / 24 時間 ) = 400 回/日中
  • 夜間の回数 = 480 回 × ( 4 時間 / 24 時間 ) = 80 回/夜間

これは、夜間の定義が「日本時間における午前 2:00 - 午前 6:00」= 4 時間分 という事から算出できる方法です。

おわりに

今回ご紹介した 料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) そして 監視機能 の活用で、みなさまの社内における IoT プロジェクトが円滑に進むことをサポートいたします。

また、見積もり機能で不足している部分がございましたらお気軽にご相談ください

ソラコム “MAX” 松下