SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

LoRaWAN™ PoCキットの提供を開始しました。

これまでセルラー通信を利用した SORACOM Air 並びに関連サービスをご提供してきたソラコムですが、新たに LPWA(Low Power Wide Area)規格の1つである「LoRaWAN™ を利用した通信サービス事業へ参入」することになりました。

IoT を進める中での課題の1つに『デバイスはどの通信手段を利用すべきか』があります。Bluetooth, WIFI, セルラーそれぞれに得手不得手がある中、今回ご紹介する LoRaWAN™ は一度に送信することのできるデータ量は少ないですが、省電力かつ広範囲のエリアカバーを期待できる、まさに IoT に特化した技術です!

そんな LoRaWAN™ をいち早くお試し頂くために、この度 LoRaWAN™ PoCキットを数量限定でご提供をさせて頂くことになりました! LoRa モジュール、ゲートウェイはもちろん各種セットアップやコンサルティングを含んだパッケージになっており、SORACOM Air も同梱されます。 また、SORACOM プラットフォームを LoRaWAN™ 対応させることで、LoRa モジュールの管理や SORACOM Beam/Funnel を利用したクラウド連携が可能となっておりますので、ぜひとも IoT 製品・サービスの事業化を検討されておる企業様はご活用下さい。

LoRaWAN™ PoCキット本日より受付開始です!

ソラコム 大槻

新サービス: SORACOM Door を発表

はじめに

ソラコムの松井です。

2016年1月27日、SORCOM Direct は、任意の環境に構築されたお客様のシステムと SORACOM とを AWS Direct Connect を活用して専用線で直接接続するサービスとしてリリースされました。

SORACOM Direct でお客様のシステムを専用線接続 direct.png

本日、SORACOM Direct の兄弟サービスとして、SORACOM Door が発表されました。

これは Direct では専用線で接続していた部分を、インターネット上に構築したVPNトンネルで代用する形での接続を可能とするものです。安全な経路での通信をより安価に実現出来るため、これまでよりも広く適用いただけるのではないかと思います。また、Directのバックアップ用経路としてもお使いいただけます。

door.png

SORACOM Door の技術仕様

SORACOM Door では、内部的に AWS の VPN Connection 機能を利用しています。従って対応しているルーターや接続の方式などの技術要件は、AWS の VPN Connection 機能に準じます。 AWS の VPN Connection 機能については、下記の情報が参考になりますので、ぜひご参照ください。

(参考) AWS VPC FAQ - Amazon VPC で機能することが知られているカスタマーゲートウェイデバイスにはどのようなものがありますか? (参考) Amazon Virtual Private Cloud ユーザーガイド - VPC へのハードウェア仮想プライベートゲートウェイの追加 (参考) Amazon Virtual Private Cloud ネットワーク管理者ガイド

SORACOM Door をご利用頂くには

2016年7月時点では、SORACOM Door は SORACOM Direct 同様に Limited Preview というステータスでのご提供となります。 ご利用を希望されるお客様は、下記お申し込みページより、必要事項をお送りいただく必要があります。

お申込み後は、SORACOM 側でお客様専用の SORACOM Virtual Private Gateway(VPG) と VPN 接続エンドポイントを作成し、VPN 設定の情報をご連絡いたします。お客様は SORACOM Air SIM が当該の VPG に属するようにユーザコンソールからグループ設定を行い、お手元の VPN 機器を設定情報を元に構成することで、デバイスからお客様のシステムまでを閉域接続させることができます。

おわりに

これまで専用線での接続が前提であった SORACOM からオンプレミス環境やAWS以外のクラウドへの閉域接続が、少しだけ身近に感じていただけるようになったのではないかと思います。様々なユースケースでご利用いただける事を楽しみにしています。

ソラコム 松井

新サービス: SORACOM Gate を発表

はじめに

ソラコムの松井です。

2015年9月30日に IoT プラットフォームをローンチして以来、多くのお客様が SORACOM Air で様々なデバイスを 3G/LTE 接続して、様々な IoT システムが生まれました。ローンチ後、色々なイベントなどでお客様とお話をしている中で、ご要望として「デバイスに直接通信したい」という声を多く頂いていました。

本日発表する「SORACOM Gate」は、まさにこのご要望をセキュリティを保った上で実現するものであり、ご紹介出来る事をうれしく思います。

背景

SORACOM Air で通信するデバイスは、ゲートウェイからプライベートIPアドレスが振られ、インターネットに通信する際にはグローバルIPアドレスにアドレス変換されるため、原理上インターネットからデバイスに対して直接通信を行う事は出来ません。

state-full-firewall.png

もしグローバルIPアドレスで通信が出来れば非常に簡単にデバイスへアクセスする事が出来る反面、インターネットからの攻撃に晒されてしまうという危険性もあり、一概にどちらがよいとは言えません。

セキュリティを担保しつつ、なるべく便利にデバイスへアクセスする事が可能な手段が求められていました。

これまでの試み

これまで、インターネットから SORACOM Air で通信しているデバイスに対するアクセスについては、様々な試みがされてきました。

  • プロトコル的に双方向の通信をサポートしている MQTT を Beam 経由で使用する
  • SSHのポートフォワーディングを利用する
  • STUN/TURNを使用した一般的なNAT超えのための手法

しかし上記のような手法では、例えばSTUNに非対応な業務用IPカメラなどでは対応が出来ないケースがありました。

私自身、検証環境として自宅に Raspberry Pi を設置していますが、設定変更やプログラムコードの変更など ssh でログインしたい事も多いので SORACOM Air の接続とは別にメンテナンス用に有線LANを接続してあります。しかし、実際にデバイスが設置されるような場所に都合良く有線LANがあるとは限りませんし。やはり、3G/LTEを経由してメンテナンスを行えるのがベストでしょう。

Gate の概要

基本的な構成は、下図のようになります。

※SORACOM Gate を利用するには、Canal や Direct/Door で利用する Virtual Private Gateway(以下VPG)の利用が必須となります。

overview.png

下部にあるのが、SORACOM Gate Virtual Subnet(以下、Virtual Subnet)と呼ばれる、仮想的な L2 ネットワークです。

まず、VPGに対してGateを有効化(Open)すると、同じVPGに接続された全てのデバイスが Virtual Subnet に仮想的に接続されますので、同VPG配下のデバイス間の通信が可能となります。 次に、Canal や Direct/Door を利用してノード(AWS上のインスタンスや、オンプレミスのサーバ・ネットワーク機器)を、VXLANというプロトコルでVPGに対して接続します。VPG経由でVirtual Subnetに参加したノードとデバイス同士は、仮想的に同じネットワークに属しているため、プライベートIPアドレスを利用してサービスにアクセスしたり、ssh等でログインしてメンテナンスを行った位する事が容易に実現出来ます。

デモ動画

前述の構成図で、PCからGatewayとなるインスタンスにログインし、さらに Raspberry Pi の持つ 10.193.19.136 というアドレスに対して、httpやsshでアクセスしている様子です。Gatewayインスタンスから見ると、あたかも同じLANに繋がっているかのように、簡単に繋がってしまうのがお分かりいただけると思います。

追加の情報

SORACOM Gate は本日からご利用いただけます。利用に際しては、以下のガイドをご参照ください。

また、Gateを活用したリファレンスアーキテクチャも早速ご用意いたしましたので、ご確認ください。

最後に

Gate のアイコンは、SF映画などでワープ航法の時に宇宙空間に開く穴をイメージして作成されています。サーバや端末からデバイスまで、一気にワープできるようなイメージが伝わればいいなと思います。

Gate.png

ソラコム 松井

SORACOM Gate, Canalを使ったリファレンスアーキテクチャを公開しました

SORACOM リファレンスアーキテクチャ に新しい仲間が加わりました!

SORACOM Conference Discovery 2016 で発表された新サービス “SORACOM Gate” と、SORACOM Canal を組み合わせて Web カメラの管理を行うシステムのアーキテクチャです。

Reference Architecture

SORACOM Gate の特徴である、Air SIM で通信を行っているデバイスに直接アクセスできる機能と、Canal の特徴である AWS VPC とのピアリング接続を利用し、閉域網で Web カメラの管理を行うシステムを構成しています。

IoT を活用したシステムでは、遠隔地にあるデバイスにアクセスしたいシーンが多くあるかと思います。本日発表された新サービス Gate をぜひご活用ください!

ソラコム冨田

夏休みは電子工作!ラズパイxソラコムで植物観察日記を作ろうキャンペーン のお知らせ

こんにちは、ソラコムの熊崎です。

突然ですが、、、

夏休みは電子工作!ラズパイxソラコムで植物観察日記を作ろうキャンペーン 始まりました!

もうすぐ夏休み、夏と言えば電子工作!ということで、夏にぴったりなラズパイxソラコムキャンペーンを本日より一週間限定で(7月13日正午から7月20日正午まで)開催します。 まずは以下の動画をご覧ください。

本キャンペーンでは、この動画のような植物の観察タイムラプス動画が作れます。お子さんの夏休みの自由研究にもぴったりです!笑😊

ラズパイ x ソラコムキャンペーン植物観察キットで出来ること

本キットでは、Webカメラと温度センサーを使い、植物の定点観測を行います。カメラで撮影したデータと温度データをSORACOMを使ってクラウドに連携し、貯めたデータをタイムラプス動画として表示、温度のデータはElasticSearch(kibana)を使って可視化します。お好きな観察物を選んで、変化を楽しんでください。ソラコムオフィスでは豆苗や、バジルを育てて観察しています。

気になるキットの中身はこちら

  1. ラズパイxソラコム 植物観察キット1(ラズパイあり)16,980円
  2. ラズパイxソラコム 植物観察キット2(ラズパイなし)8,300円
  3. ラズパイxソラコム 植物観察キット3(差分パーツのみ)2,100円

キャンペーンキットの中身

※キット3の差分は、過去のラズパイxソラコム 超音波センサーハンズオンキャンペーンにお申し込み頂いた方(すでにラズパイ・ドングル・ブレッドボードやジャンパワイヤをお持ちの方)を想定しています。 キットの詳細は、キャンペーンページよりご確認いただけます。

また、ハンズオンの資料は、7月15日頃に公開します。もう少々お待ちください!

お申し込み方法

ユーザーコンソール(ログインが必要です/アカウントをお持ちでない方はアカウントの作成が必要です)の発注画面から、「ラズパイ×ソラコムキャンペーンキット」を選択し、必要数を入力し注文してください。 詳しい発注手続きはこちらからご確認いただけます。

注意事項

  • ご用意している在庫数には限りがあります、先着順となりますため売り切れの際はご容赦ください。
  • 発送はキャンペーン期間終了後 2016年7月21日以降を予定しています。応募総数により遅れる場合がございます。
  • ご返品・初期不良等による交換をご希望のときは、商品到着後8日以内にお申し出ください。
  • なお、開封またはご使用後の商品の返品はお受けできませんので、あらかじめご了承下さい。
  • お届け商品が、申込内容と異なったり、汚損・破損・初期不良があった場合はお取り替え致します。
  • こちらの写真は見本で内容は変わる可能性がございます。
  • ご提供するSIMカード「SORACOM Air SIMカード データ通信のみ/ナノ」には登録期限が設定されています。
  • SORACOMのデータ通信基本料金(10円/日)は別途かかります。

IoTを始めてみたかったけど何から手をつけていいか分からなかった方は是非、この機会に電子工作を試してみてください😆

ソラコム 熊崎

SORACOM アイコンセット v1.1 を公開しました

SORACOM Conference Discovery 2016 での新サービス発表にあわせて、SORACOM アイコンセットを更新しました。

本日発表された新サービスの SORACOM Door, SORACOM Gate はもちろん、グローバル対応や LoRa® に関するものなど、計20種類のアイコンが追加されています。

New icons

SORACOM アイコンセットは、お客様やパートナーがプレゼンテーションや技術資料などを作成するときにご利用いただくことを目的に公開されています。

SORACOM アイコンセット

「SORACOMパートナースペース(SPS)」認定済パートナー13社追加で45社に拡大

200 社を超えるパートナーに参加いただいてる SORACOM パートナースペース(SPS)において、より強固な協業を図っていく SPS 認定済パートナーに 13 社が仲間入りし、合計で 45 社になりました。

プレスリリースはこちら

SPS 認定済パートナーは、SORACOM との連携により、特に高い価値をお客様に提供いただけるパートナー企業で、「デバイス」、「ソリューション」、「ネットワーク」、「インテグレーション」の4つのカテゴリーから構成されています。各社それぞれに特徴を持ち、SORACOM との連携や個別の製品・ソリューションの提供はもちろん、提案における連携や共同セミナーの開催など、SPS 認定済パートナー同士の協業も積極的に行われ、お客様のIoTへの取組みをあらゆる面から強力に支援しています。

各社の取組みや特徴はSPSサイトにまとめておりますので、ご興味のある方はソラコム、または各パートナーまで直接お問い合せください。

SORACOM のパートナー、デバイスを探す

なお、SPS に参加されたい企業の方は、上記SPSサイトの「SPSに参加」からパートナーの申請をお願いしています。登録は無償で、パートナー向け技術情報へのアクセスやパートナーイベントへの参加いただける特典をご用意しているので、是非ご参加ください。

SPS認定済パートナーと共に、ソラコムは新たな価値創造でお客様ビジネスへの貢献を目指します。ソリューションセットや新サービスなど、今後の展開にもご注目ください!

ソラコム 二神

「IoT アンバサダー・プログラム」を立ち上げ開始、5名の顧問が就任

7月13日のSORACOMイベント”Discovery”にて、IoT システム活用の利用啓発を目的とした、企業での IT 活用に精通した有識者による「IoT アンバサダー・プログラム」を発表いたしました。(プレスリリースはこちら

クラウドやデバイスなどによる技術革新により、企業における IoT/M2M 活用の障壁を下げ、様々な規模の会社、業界での IoT/M2M 活用の門戸を開きました。その中で、多くの企業が、IoT システムをどのようにビジネスプロセスに活かすか、製品・サービスに IoT を組み込むことにより顧客にどのような新たな価値を提供していくことができるかといったビジネスプランの検討段階にあります。

そこで、IoT 通信プラットフォーム「SORACOM」を提供する株式会社ソラコムは、「IoT アンバサダー・プログラム」を立ち上げ、ご就任いただく顧問の皆様と共に、業界ごとのユースケースやビジネスモデル、課題や技術といったテーマの情報収集し、議論を深め、課題の解決策を IoT プレイヤーの皆様と提案しながら、業界全体のより多くの IoT 活用創出に努めていきます。

アンバサダー・プログラムに就任する顧問のご紹介

堀田 一芙 (株)オフィスコロボックル代表取締役、(株)内田洋行顧問、(元IBM 常務取締役) 横塚 裕志  CeFIL理事長、情報サービス産業協会会長 (元東京海上日動CIO) 野口 雄志  グリットコンサルティング合同会社 代表 (元日本通運CIO) 寺嶋 一郎  TRRANET代表、ビジネスイニシアティブ協会理事 (元積水化学工業 情報システム部長) 安武 弘晃  カーディナル合同会社 代表 (元楽天常務執行役員)

ソラコムは、本取り組みにより、IoT システム活用をお考えの様々な業界のお客様とのコミュニケーションを通じ、ビジネスにおける活用を支援し、日本のIT 業界とお客様のビジネス発展に貢献していきます!

ソラコム 柿島

「SORACOMパートナースペース(SPS)」にネットワークパートナーを新設しました

2015年10月にパートナー企業との IoT エコシステム構築を目指して設立された SORACOM パートナースペース(SPS)は、インテグレーションパートナー、ソリューションパートナー、デバイスパートナーの 3 つのカテゴリーで運営してまいりました。本日、4 つ目のパートナーカテゴリーとして SPS ネットワークパートナーを新設し、Coltテクノロジーサービス様を第一号パートナーに認定したことを発表しました。

プレスリリース パートナープログラム「SORACOM パートナースペース(SPS)」に「SPS 認定済ネットワークパートナー」のカテゴリを新設 Colt テクノロジーサービスを初回認定し、パートナーシップを強化

2016年1月に専用線接続サービス「SORACOM Direct」を発表して以降、SORACOM Direct を利用したセキュアな通信環境を構築したいとのお問い合せも増えており、今回の SPS 認定済ネットワークパートナー設立により、お客様は実績のある認定済企業から SORACOM Direct での接続サービスやネットワーク敷設に関する支援を受けることができます。

SORACOM Direct をお考えの方、また SORACOM と合わせたネットワーク全体構成を検討の方は、是非 SPS 認定済ネットワークパートナーまでお問い合せください!

SPS 認定済ネットワークパートナー

ソラコム 二神

本日(7月6日)プレスリリース「未来創生ファンドより資金調達を実施」を発表しました。

本日(7月6日)、以下のプレスリリースを発表しました。 株式会社ソラコムが未来創生ファンドより資金調達を実施 トヨタと KDDI によるグローバル通信プラットフォームへの活用検証を推進

英文はこちらとなります。 SORACOM, Inc. receives investment from Mirai Creation Fund.Promotes demonstration test of global telecommunications platform with TOYOTA and KDDI

今回、このようなリリースを発表できたことをとてもうれしく思っています。 プレスリリースに、以下のようにあるとおり、トヨタ様、KDDI様と協議および技術検証を進めていきます!

ソラコムは未来創生ファンドに出資をしているトヨタ自動車株式会社(代表取締役社長:豊田 章男、以下、トヨタ)とのパートナーシップを構築していきます。トヨタと KDDI 株式会社(代表取締役社長:田中 孝司)が推進するコネクティッドカー向けグローバル通信プラットフォームへの「SORACOM」のサービス提供について、協議を進めていきます。なお、本年度から、グローバルの一部地域において、「SORACOM」の提供サービスを用いた技術検証を予定しています。

7月13日に予定されている SORACOM Conference 2016 “Discovery”もご期待ください。

ソラコム 江木