SORACOM Blog

ソラコムの最新情報をお届けします

SORACOM Air 初期費用の値下げと、請求書払いの手数料の廃止を実施

本日(2018年4月2日)、二つの料金についての大きなお知らせがあります。

  • 1つ目が 日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ です
  • 2つ目が、請求書払いをご選択いただいているお客様への 請求書発行手数料の廃止 です

日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ

日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) を、本日より 901 円(税別、送料別) でお求めいただけるようになりました。合わせてAmazon.co.jpでも 1,313円から 1,260円 に値下げします。

  • 日本向け SORACOM Air SIM カード (データ通信のみ) の初期費用の値下げ
    • 【改定前】 1 枚あたり 954 円 (税別、送料別)
    • 【改定後】 1 枚あたり 901 円 (〃)

※「データ通信/SMS」の SORACOM Air SIM は価格据え置きとなります

今回の改定で 53 円の値下げとなるわけですが、この金額は、例えばクラウドへ簡単にデータ転送が行えるサービス「 SORACOM Funnel 」のリクエスト数ならば 29,444 回のリクエストを投げることができる金額です。

日本向け SORACOM Air SIM の購入方法ですが、 SORACOM ユーザーコンソール の中の「発注」メニューからご注文いただけるほか、 Amazon.co.jp で1枚からお求めいただけます。

これを機に「 SORACOM 使ってみようかな?」と思った方には 各種デバイスで SORACOM Air を使用する というページをお奨めしております。 このページには Raspberry Pi という小型のコンピュータで利用する方法の他にも、スマートフォンやモバイル Wi-Fi ルータで SORACOM Air を使う方法が記載されていますので、気軽にお試しいただくことができます!

請求書発行手数料の廃止

SORACOM はサービス開始以降、開発者の方々だけでなく企業の IoT システムにもご利用いただいております。 2016 年 2 月には請求書によるお支払いをサポートするようになり、より一層、企業でお使いいただきやすい環境を作ってまいりました。

請求書払いをご選択いただくと毎月請求書が発行されます。 この時 500 円/月の発行手数料をいただいておりましたが、この毎月の手数料を廃止するものです。

  • 請求書発行手数料の廃止
    • 【改定前】 500 円/月 (税別)
    • 【改定後】 無料/月

※請求書払いへの切り替え手数料 (500 円/回)、ならびに郵送での請求書発行をご希望の方に対する郵送手数料 (200 円/通) については従来通りとなります

請求書払いのご申請方法

請求書払いへの切り替えは、こちらのリンクからご申請いただくことができます。 また、日本を含む欧米アジアで SORACOM Air for セルラーをお使いいただくことのできる「グローバルカバレッジ」においても請求書払いをご選択いただくことができます

おわりに

これまでにも SORACOM Beam の値下げSORACOM Canal の値下げ という値引きに加えて、SORACOM Air SIM のご契約期間をお約束いただくことで基本料金が割引となる 長期利用割引 (日本向け Air SIM) という仕組みをご提供しております。

これからも SORACOM は、テクノロジーイノベーションを背景に少しでも安価に、そして高品質で使いやすい IoT 向け通信を皆様にお届けできるよう頑張ってまいりますので、ご期待ください!

ソラコム “MAX” 松下

IoTエンジニア養成読本<設計編>発売!

IoTエンジニア養成読本

この4月から新しい部署やプロジェクトに配属され、IoTを始める方も多いのではないでしょうか?そんな方々におすすめの本が、技術評論社から出版されている「IoTエンジニア養成読本」です。

この本にはソラコムの社員も執筆を担当させていただいています。IoTシステム構築に必要な、デバイス、ファームウェア、通信、クラウド連携、セキュリティなどの技術要素を網羅的にご紹介していますので、これからIoTに関わる方、もうすでに始めているが全体知識が欲しい方の ニーズにも合いそうです。

すでに2冊でておりまして、入門編に該当する2017年に出版した「IoTエンジニア養成読本」につづき、この春「IoTエンジニア養成読本<設計編>」が発売になりました。

どっちを読めばよいの?

IoTシステムの全体像をつかむ IoT養成読本 1冊目

入門編に該当する1冊目は、IoTシステムに出てくる、デバイス・通信・インフラ・可視化・セキュリティといった技術要素について、その概要とどう考えていけばよいかが記載されています。「IoTシステムでモノとシステムをつなぐには?」といった部分を総合的に知りたい方におすすめです。

IoTシステム設計で求められる技術要素とその留意点 IoT養成読本<設計編>

<設計編>では、もう一歩踏み込んで、デバイス数が増えていくような、IoTシステムを本格展開するときに必要となるシステム設計の解説が中心になります。デバイス/ファームウェアの関係や、LPWAなども含むIoT通信の選択肢の解説、AWS,Azure,GCPといったメガクラウドのIoTサービスとの連携、セキュリティ設計、そして事例とともにアーキテクチャに関する解説が盛り込まれています。「IoTシステムでモノとシステムをつないだその後、システム構築や運用に際し、どんな課題が発生するのか、それに対する対処策はどういったやり方がよいのか」を知りたい方におすすめです。

SORACOMのサービスなら近道できる

「SORACOM」のサービスには、予めIoTシステム構築で必要となる機能がサービスとして提供されています。「SORACOM Air」はコネクティビティサービスですが、その後の「SORACOM Beam」以降のサービスは、「SORACOM」プラットフォーム上で提供される、IoTシステム構築・運用をスムーズに進めるためのサービスです。(アルファベット順に現在”J”まで、11個のサービスが出ています。)

これらのサービスを使うことで、今までは専門のインテグレーターに依頼していたようなネットワーク設定を、ウェブコンソールやAPIからユーザー自身が設定することができます。また、「SORACOM」は、お客様のフィードバックを受け、汎用的な機能はプラットフォームに取り入れ、サービスを継続的に開発、アップデートしています。最新の先駆者や専門家のノウハウを、「SORACOM」プラットフォームを通じて活用することができるというわけです。

「SORACOM」プラットフォームの全体像をもっと詳しく知りたい。もっと使いこなしたい。そんなユーザーのみなさまのお声に応えて最新のIoT技術を1日で!学ぶイベントをやります。 SORACOM Technology Camp

そろそろお申込み受付終了となりますので、早めにお申込みください。 このCampで、最新のIoTテクノロジーを先取りして、役立てていただけると嬉しいです。

ちなみに・・・こちらの本にもソラコム社員が執筆しています。関連技術として関心お持ちの方はぜひお手にとってみてください。 クラウドエンジニア養成読本  執筆参加:シニアエンジニア松井 アプリケーションエンジニアのためのApache Spark入門  執筆参加:ソリューションアーキテクト今井

ソラコム 田渕

【新サービス】SORACOM Kaleidoscope を発表

みなさまこんにちは、ソラコムでエンジニアをしております ogu です 🐻 16進ダンプや Wireshark のパケットキャプチャを解読するのが好きすぎて、社内では邪眼 👁 と呼ばれています。

さて、本日4月1日、新サービス SORACOM Kaleidoscope(カレイドスコープ)を発表しましたので皆様にお知らせしたいと思います。

SORACOM Kaleidoscope

SORACOM は、クラウド上にデータを簡単に蓄積し可視化できる SORACOM Harvest というサービスをこれまでご提供してまいりました。

SORACOM Harvest をお使いいただくと、どなたでも簡単に IoT デバイスからデータを収集し活用することができますので、サービス開始以来非常に大きな反響をいただいており、多くのユーザー様にすでにご活用いただいております。

しかしながら、実際にお使いいただいた皆様から以下のような叱咤の声が寄せられていたのも事実です。

  • データを収集してみたものの、うまい活用方法が思いつかない
  • IoT デバイスの状態がいい感じなのかどうかを雰囲気的に把握したい
  • 最近流行りの AI や機械学習的な何かをうまい具合に活用して、いい感じの分析をしてそれなりの結果を知りたい
  • 集めたビッグデータと向き合うと複雑な理論とか解析にかかる費用とかが頭をよぎって気が滅入るので、少しでも私の気持ちを盛り上げて欲しい
  • JSON 形式のデータは記号が多すぎて目が疲れるし温かみを感じない

他にも数多くのご要望をいただきまして、ソラコムでは忖度や神託などを組み合わせた独自の手法を用いてそれらのご要望の分析を行った結果、直感的に新たなサービスの必要性を導き出しました。

それは、蓄積した膨大なデジタルデータを、無機質な棒グラフや折れ線グラフなどではなく、 「このセンサーからのデータって、こんな感じの色や形だったんだ・・・」 「このデータを見ると、IoT デバイスの息遣いを感じられてほっこりする」 というように、どちらかと言うとアナログ的にデータのニュアンスを感じ取ることができるサービスです。

近年デジタルトランスフォーメーションが取り沙汰されており、現実世界のあらゆる情報がデジタル化されようとしています。 そのような風潮に一石を投じ、アナログの良さを見直そうとして私どもが今回発表したのが SORACOM Kaleidoscope です。

Kaleidoscope とは、日本語では万華鏡のことですが、SORACOM Kaleidoscope はその名の通り SORACOM Harvest で蓄積されたデジタルデータを元に、そのデータが織りなす、そのデータにしか生み出すことができない模様を可視化します。

使い方は簡単で、SORACOM Harvest でデータを蓄積したらあとはこちらの URL にアクセスするだけです。 https://console.soracom.io/#/data_kaleidoscope

SORACOM Kaleidoscope は Public Beta として本日よりサービスを提供開始しておりますので、さっそく皆様にお使いいただけます。

デジタルデータを温かみのある模様へと変換するためにソラコムの技術力を結集した新サービス、ぜひお試しいただいて、フィードバックをお寄せください!

そしてあなただけの Kaleidoscope をぜひ SNS でシェアしてくださいね。 ハッシュタグは #soracom #kaleidoscope でお願いします。

FAQ

Q1. SORACOM Kaleidoscope の料金体系はどのようになっていますか。 A1. SORACOM Kaleidoscope の料金体系は明確に決まっておりません。 サービスを利用された方が支払ってもいいなと思う金額をガッツフィーリングでお支払いください。

Q1. サービス利用料の支払い方法は? A2. お支払い方法は郵便小為替、もしくは手書きの小切手でお願い致します。 ソラコム社員へ心のこもった手渡しでも構いません。 なお領収書は発行いたしておりませんのでご了承ください。

Q3. SORACOM Kaleidoscope は SORACOM Harvest 以外のサービスとの連携は可能ですか? A3. お客様のご要望やフィードバックにもとづいて、他サービスとの連携をこれから進めて参ります。

Q4. SORACOM Kaleidoscope で生成される模様を見ても、データの良し悪しが分かりません。 A4. 深呼吸し、気持ちを落ち着けたあとに再度お試し下さい。見えないものを見ようとして、万華鏡を覗き込んでください。

Q5. SORACOM Kaleidoscope のサポートについて教えて下さい。 A5. 模様の解釈は利用者がどう感じるかに依存します。技術的なサポートは行いますが、気持ちのサポートまでは行っておりません。

Q6. 同じデータでも、異なる模様が表示される気がするのですが A6. 同じように見えても、すべての雲の形は異なるものです。

Q7. ただ単にデータのハッシュ値を色や形に適当にマッピングしているだけのように思いますが A7. 大切なことは、生成ロジックや模様自体ではなく、それを捉えるあなたの心です。

Q8. ソラコムのエンジニアはこんなことに工数を割いているんですか?もっと仕事してください。 A8. ソラコムには何事にも全力で取り組む文化があります。 SORACOM Kaleidoscope は1ヶ月以上前から社員一丸となって仕様の検討や設計、プロトタイピングしては「コレジャナイ」と捨てて作り直すという試行錯誤を行ってまいりました。 また実装には正社員のソフトウェアエンジニア複数名が関わったのみならず、インターンの福永君にも協力してもらいました。 彼の柔軟な感性が随所に光っていることを見ていただけることと思います。 SORACOM Kaleidoscope をより良いサービスとするため、みなさまからのフィードバックをお待ちしております。

まとめ

ソラコムは、「世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会へ」というビジョンのもと、今後もお客様の要望をもとに、IoT にも人間味のあるあたたかさを感じられるサービスを作り続けていきたいと思います!

ソラコム ogu 小熊 (Twitter: @bearmini)

「Impress DX Awards」総合準グランプリを受賞しました

[impressDXaward

IT系の老舗メディア、インプレスさんが主催する「Impress DX Awards」2017年度で、「SORACOM Air for LoRaWAN」が、ネットワーク部門グランプリと、総合準グランプリを受賞しました。

LoRaWAN™は、省電力消費、長距離通信の特徴からIoT用途で注目されているLPWAという通信方式の中でも、自分で基地局を敷設できるという特徴で注目されています。

「SORACOM Air for LoRaWAN」は、ソラコムが2017年の2月に、他に先駆け正式に提供開始したサービスです。基地局となるゲートウェイと、Aruduinoベースで使えるLoRaWANシールドを誰でもご購入いただけるよう提供しています。

ソラコムにとって、セルラーに続く「新たなIoT通信」への新たなチャレンジ、この度この取組みを表彰いただき、チームメンバー一同とても嬉しく思っています。

LoRaWANって何?どうやって使うの?と思われる方向けに、「SORACOM Air for LoRaWAN」についてまとめました。

「SORACOM Air for LoRaWAN」の特徴

SORACOM LoRaWAN

1)ネットワークサーバーの準備不要 「SORACOM」プラットフォーム側にネットワークサーバーを用意していますので、ユーザーはゲートウェイを設置し、LoRaWANデバイスを開発するだけで使い始めることができます。

2) SORACOMのサービスと組み合わせて、すぐサーバーにデータ送信できる 「SORACOM」プラットフォームまで上がってきたデータを、サーバーの準備なく可視化したい場合は「SORACOM Harvest」、特定のサーバーにデータを転送したい場合は「SORACOM Beam」、特定のクラウドサービスに連携したい場合は「SORACOM Funnel」と組合せて使っていただくことで、LoRaWANデバイスから上がってきたデータをすぐに可視化・蓄積・分析することができます。これらの設定は、ウェブコンソールで簡単に設定できます。

これは、すぐに使い始められるメリットのほかに、スケールしてデバイス台数が増えても「SORACOM」からサーバーまでの設定を、簡単に一括設定・変更できるというメリットもあります。

3) 開発者がデバイスだけ買って、アプリ開発しLoRaWANの通信を試すことができる 開発者や企業が、LoRaWANをちょっと試してみたい、でもゲートウェイを購入するのは少しハードルが高い、そんなお声を受け、ソラコムでは、LoRaWANの基地局をご利用いただける「共有ゲートウェイ」スポットを「SORACOM LoRa Space」で公開しています。

4) LoRaWANの通信は、非常に小さいデータ通信を想定しています。そのため、普段のセンサーデータの送信はLoRaWANを使い、ファームウェアの更新などはセルラー回線を使うといったハイブリッドなユースケースも考えられます。「SORACOM」のユーザーコンソールでは、セルラーとLoRaWANなどのLPWA回線を両方管理することができますので、こういったハイブリッドなユースケースもスムーズに管理が可能です。

 「SORACOM Air for LoRaWAN」の使い方

まず、「SORACOM」のユーザーコンソールからデバイスをお買い求めください。 お手元に届いたら、アプリを開発して、LoRaWANゲートウェイの通信圏内でご利用頂けます。

スタートガイド SORACOM Air for LoRaWAN Getting Started

SORACOM Air for LoRaWAN の説明 | Slideshare これだけ知っていれば LoRaWAN SORACOM Air for LoRaWAN

LoRaWANデバイス開発のTIPS| Slideshare IoT通信の選択肢とLoRaWANに見るデバイス開発のポイント

動画講座シリーズ |Youtube SORACOM Bootcamp LoRaWAN

ハンズオンテキスト |GitHub LoRaWANハンズオン

※ セルフラーニング用コンテンツです ※  LoRa Arduino 開発シールド AL-050 と Arduino UNO R3をお持ちであることを前提としています

ほかにも、ディベロッパーのみなさまの使ってみたBLOG記事なども多数あります。

LPWAは、LoRaWANのほかに、すでに「SORACOM」でも対応しているSigfox、ソニーが手がけるソニーのLPWA、通信キャリアがサービス参入を発表しているセルラーLPWAなどさまざまな規格があり、これから利用が増える分野です。

この機会に、「SORACOM Air for LoRaWAN 」を使って、LPWAを学んで見るのはいかがでしょうか?

ソラコム 田渕

SORACOM サービスの「料金見積もりツール」にPDF出力機能が追加されました!

桜の開花予想よりも、SORACOM の料金予想の方が得意な松下(max)です。

SORACOM は 2018年3月時点で 9000 を超える多くのお客様にご利用いただいております。また、現在ご検討いただいている方からのお声も日々増えており、大変感謝しております!

その中でも良くいただくご質問が「 SORACOM を利用する際の料金」についてです。

SORACOM は「使ったら使っただけ」の従量課金

少し解説しますと、 SORACOM はクラウドサービスと同様に、通信やサービスの利用に応じてご請求させていただく従量課金の仕組みとなっています。
従量課金の仕組みはスモールスタートをするためにはとても最適な方法なのですが、一方で社内で利用する際に必要となるのが「お見積り」です。

SORACOM では 料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) といった Web ページをご用意しており、皆様自身で色々なシミュレーションを基に料金を算出する仕組みをご利用いただくことができます。

また、このページで確認したシミュレーションの結果を「見積書 PDF 」として取得することができるため、皆様の社内での申請にご利用いただくことが可能です!

soracom-calc/est0.png

料金見積ツールを使ってみましょう

下記のような条件で 30 日運用した場合の費用を見積もりしてみましょう。

  • 1 デバイス(SIM) あたり、 1 回あたり 250 バイトを送信 (データ+プロトコルヘッダの合計値)
    • 送信に対するサーバ側のレスポンスで 100 バイトが発生
  • デバイス(SIM) の総数は 3 台で、データは昼夜関係なく 3 分に 1 回に送信 ( 1 日あたり 480 回の送信)
  • データ送信には SORACOM Funnel を使用
  • SIM の購入費用(契約手数料)は別とする

見積もりに必要な情報を算出

料金見積ツールでは、以下の情報が最低限必要となります。

  • 1 SIM あたり 1 日の 日中 における 上り通信量 (上り = デバイス → クラウド)
  • 日中 における 下り通信量 (下り = クラウド → デバイス)

※正確な料金見積を行う場合は、夜間における通信量も準備する必要があります。夜間の定義は日本時間における午前 2:00 - 午前 6:00 となっていますが、夜間に通信するかわからない場合は全ての通信を日中側に計上しておくことで目安の料金を得ることができます。本ブログでも目安を得る方法として全て日中の通信で計算しました

通信量の計算方法

今回の例では 1 SIM あたり 1 日の 日中 における通信量は以下の通りです。

  • 上り通信量 = 120,000 バイト/日/SIM = 250 バイト × 480 回/日
  • 下り通信量 = 48,000 バイト/日/SIM = 100 バイト × 480 回/日

料金見積ツールでは「全ての SIM を合算した 1 日あたりのデータ通信量」が必要です。また KB が必要ですので 1024 で割ります。

  • 総 上り通信量 = 約 351 KB /日 = 120,000 バイト/日/SIM × 3 SIM / 1024
  • 総 下り通信量 = 約 140 KB /日 = 48,000 バイト/日/SIM × 3 SIM / 1024

SORACOM Funnel のリクエスト数の計算方法

SORACOM Funnel を利用した際のリクエストは、日数や SIM 数に関係なく総リクエスト数を算出する必要があります。

今回の例では送信データのすべてを SORACOM Funnel 経由にすることにしましたので、リクエスト数は下記の通りです。

  • 総 リクエスト数 = 43,200 回/30日間 = 480 回/日/SIM × 3 SIM × 30 日

入力の手順

必要な情報が揃ったら見積もりをしてみましょう!
料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) にアクセスしてください。

表示された「データ通信」フォームに入力していきます。

  • SIM 枚数は 3 (枚)
  • 利用日数は 30 (日)
  • 速度クラスは s1.slow としました
  • 1 SIM あたりの日中における上り通信量は 351 KB
  • 〃 日中における下り通信量 140 KB

ここまで入力したら「アプリケーション連携」をクリックします。

soracom-calc/est1.png

表示された「アプリケーション連携」フォームに入力していきます。

  • SORACOM Funnel のリクエスト数は 43200

ここまで入力したら「データ通信」をクリックします。

soracom-calc/est2.png

表示された「データ通信」フォームの一番下を見ていただくと、見積総額が表示されています。
ここから条件を変更していくことができますので、いろいろなシミュレーションが可能です。

皆様の会社では「見積書」のフォーマットが必要になる場合があるかと思います。この画面から「見積書の作成」をクリックしてみましょう。すると、見積書に記載する必要事項を入力するフォームが出現します。

soracom-calc/est3.png

※注意: 見積書 PDF ファイルは 入力いただいたメールアドレスにダウンロードリンクが送付されます。そのためメールアドレスはお間違いなく入力ください

soracom-calc/est-form.png

「見積書を作成」すると、下記のようなメールがお手元に届きます。メール内の URL から PDF をダウンロードしてください。

soracom-calc/est-download.png

先ほど作成した見積もりの内容で PDF がダウンロードできます。

soracom-calc/ext-example

初期費用 (SIM の費用) だけの見積もりが欲しい場合

ご紹介している “料金見積もりツール” ですが、実は 初期費用 (SIM の購入費用) のお見積りツール としてもご利用いただくことができます。

「SIM カードの初期費用を含める」にチェックを入れ、そして「利用日数」を 0 日にすることで、 SIM カードのみのお見積書としてご利用いただくことができます。

より精度の高い利用料の見積もりをするために

より精度の高い利用料の見積もりには、測定が欠かせません。

Linux ベースの OS であれば pmacct を利用することで、特定のネットワークインターフェイスの通信量を計測することができます。使用方法は トラヒック計測ツール pmacct を使ってみる / Qiita をご覧ください。

想定外の通信量を防ぐには

検証の段階から想定通りの通信になるとは限りません。時には予想を超えた通信量になる可能性もあり得ます。

そこで SORACOM を使い始めたらご活用いただきたいのが 監視機能 です。
例えば「 2 GB を超えたら 32 Kbps へ強制切り替え」のような、本来だったら通信事業者しかできないようなプランを、みなさま自身で作り上げることができます。

soracom-calc/watching.png

この機能を活用いただくことで、社内決裁がされた費用の中に抑えることが可能となりますので、ぜひご活用ください。

夜間の通信を見積もる

また、定期的な通信が発生するデバイスからの夜間の通信量を見積もりたい場合は、総通信回数に対して割合を計算します。

今回の 3 分に 1 回の送信 = 480 回/日 の場合であれば下記の通りです。

  • 日中の回数 = 480 回 × ( 20 時間 / 24 時間 ) = 400 回/日中
  • 夜間の回数 = 480 回 × ( 4 時間 / 24 時間 ) = 80 回/夜間

これは、夜間の定義が「日本時間における午前 2:00 - 午前 6:00」= 4 時間分 という事から算出できる方法です。

おわりに

今回ご紹介した 料金見積もりツール、見積書作成(日本向け Air SIM) そして 監視機能 の活用で、みなさまの社内における IoT プロジェクトが円滑に進むことをサポートいたします。

また、見積もり機能で不足している部分がございましたらお気軽にご相談ください

ソラコム “MAX” 松下

4/26 SORACOM Technology Camp 開催

みなさんこんにちは。ソラコム熊崎です。桜満開🌸春は新しいことを始めたくなる季節ですね。

さて、既にご存知の方も多いかと思いますが。4月26日(木)に、IoT に携わる・今後携わる可能性のある技術者を対象としたデベロッパーカンファレンス SORACOM Technology Campを開催します!😆! technology-camp お申込み締め切りは4/10>>> https://technology-camp2018.soracom.jp/

IoTシステム全体像と、SORACOMのサービス・機能・利用方法を1日でまとめてご紹介するイベントです。IoTへの取り組んでいる、これから開始しようとお考えの技術者の方にピッタリなカンファレンスとなっています。 IoTはデバイス・通信・アプリケーションと専門分野の塊で、すべてをカバーしながらシステムを構築することに困難を感じるデベロッパーの皆さんも多いのではないでしょうか?

本カンファレンスは、通信プラットフォーム SORACOM を軸に、モノを通信に繋げる時に必要となるサービス・機能と、IoTシステムを構築する際に考えるべき周辺技術や、モノを繋いだ後、スケールさせる際に必要なサービスや機能、考え方などを2セッションに分けてSORACOMのエンジニアよりご紹介します。

これからIoTを始めるデベロッパーの皆さん

これから IoT の仕組みを構築するデベロッパーの方は、特にトラックAをお勧めします。 トラックAでは、まずIoT通信プラットフォーム SORACOM のエコシステムを各種サービスを交えてご紹介します。デバイスを使った簡単なIoTシステムの構築をその場で披露し、多くの方が興味をお持ちのLPWAを使ったIoTプロトタイピング製作もカバーします。IoTと相性のいいクラウドのシステム連携の方法や、ベストプラクティスの紹介、気になる通信のセキュリティ対策の様々な方法をご紹介します。

多くのセッションでデモを交えてご紹介しますので、見て聞いてすぐ始めていただける情報をお持ち帰り頂けます。

IoT システムを既に始めているデベロッパーの皆さん

既にIoTシステムの構築を始めている方、取り掛かっている方はトラックBがオススメです。 トラックBでは、既に実装を始めているデベロッパーの皆さんを対象とし、デバイスを繋げた先に課題となる点や、スケールアップする際に考えるべき項目をカバーしています。 例えば、SORACOMが提供するAPIを使いこなした自動化方法、IoTのプロトタイプから量産へ移行する際のノウハウ、多数のデバイスを管理する方法や状態の確認、IoTセキュリティに必要な情報をお届けします。 最後にグローバル展開の際に役立つ、SORACOMのグローバルSIMや、実際の機器に組み込むことが可能なチップ型のeSIMの最新動向、利用事例をご紹介します。

そしてなんと夜はSORACOM User Group Tokyo の記念すべき10回目が開催されます。1日どっぷりとIoTの最新技術に浸る日となってます。

SORACOM UG Tokyo #10 / SORACOM Technology Camp 夜の部!!

春から IoT に関わる仕事を始めるエンジニアの方も是非お越し下さい。皆さんにお会いできるのを楽しみにしてます。

お申込みは>>> https://technology-camp2018.soracom.jp/ 申し込み締め切り4月10日、抽選となっています。

ソラコム nao

前払いクーポンをはじめました。

みなさん、こんにちは。都内では桜が満開ですね。

前払いでソラコムのサービス料金のお支払に適用できるクーポンの提供を始めたのでお知らせします!

前払いクーポン

前払いクーポンは AirSIM の基本料金、データ通信量、Beam、Canalといったサービス料のお支払に適用できます。前払いですので、プロジェクトの予算や年度の予算などを利用してまとめて購入することができます。 有効期間は13ヶ月となっています。たとえば、2018年3月28日に購入すると、2018年3月1日からの2018年3月分から2019年4月分までのお支払に適用できます。

ご注意点

当クーポンの対象は日本カバレッジとなります。単位は日本円となります。 クーポンはすべてのソラコムサービスを対象に適用できます。ただし、SIMカードやデバイスといった物品の購入には適用されませんのでご注意ください。 クーポンの利用期限は13ヶ月となります。残高が残っていても、13ヶ月を過ぎたクーポンは利用できません。 購入後のキャンセル、払い戻しはお受けできませんのでご注意ください。

購入方法

購入方法は簡単です。ユーザーコンソールからご購入ください アカウント名のプルダウンから「クーポン登録・一覧」をクリックします。 クーポンの購入

「クーポンを購入」を選択します。 クーポンの購入

注意事項を確認して、金額を入力します。1000円以上1円単位で購入可能です。 クーポンの購入

なお、クーポン残額もこの画面から確認できます。 更新されるのは、各月の締め処理の完了後となります。月初の数営業日後に残高は更新されます。 クーポンの購入

どうぞご活用ください!!

ソラコム “nori” 江木

新機能: SORACOM Harvest のデータ表示リソースの設定方法が強化されました

昨今の気温の変化とクラウドの進化についていくのが精一杯のソラコム 松下(max)です。

先月末に SORACOM Harvest の新機能「複数リソースの同時表示」 をご紹介いたしました。

「複数リソースの同時表示」とは?

例えば SIM の一覧画面からデータ表示を行いたい SIM にチェックを付けたあと「データを表示」と進めると、グラフやデータテーブルに複数の SIM のデータの表示ができる機能です。

これによって、リソース間の相関関係やトレンドを簡単に見ることができるようになりました。

harvest_new_feature/console.png

今回の新機能は、この便利な「複数リソースの同時表示」において、データの表示を行うリソースの指定方法が強化されました!

リソースの指定方法

まずは「データを表示」してみてください。すると左上のリソースのところに「+リソース追加」のアイコンが増えています。これが新機能です。

harvest_new_feature/harvest-console.png

「+リソース追加」をクリックすると、新たにデータを表示するリソースを指定出来るようになります。テキストボックスにカーソルを合わせると、すでに持っているリソースを名前付きで一覧表示されます。 IMSI などのリソース ID を覚えておく必要がありません!

harvest_new_feature/add-item.png

SIM だけではなく LoRa デバイスや Sigfox デバイスを混在したデータ表示がより簡単になりました

SIM だけではなく、 LoRa デバイスや Sigfox デバイスのデータを混在して表示する機能は前回の新機能で実現済みだったのですが、今回のリソース設定方法の強化によって、表示したいリソースをプルダウンで選択、そしてその中のデバイスもプルダウンで選ぶだけの簡単操作に進化しました。

例えばドアの開閉を記録している LoRa デバイスと、温湿度を記録している SIM の入ったデバイスのデータの同時表示をとても簡単に実現することができます。

リソースの名前の指定の方法

今回の新機能はリソースに名前がついていると、一覧表示で対象のリソースを探しやすくなります。 そこでリソースの名前の設定方法をご紹介します。

名前を付けることができるリソースは SIM / LoRa デバイス / Sigfox デバイス、全てで行うことができます。

使い始めの SIM 等には名前がついていません。名前を付けたいリソースにチェックを付け [詳細] の画面を開きます。
その後「名前」のえんぴつアイコンをクリックし、テキストボックスに名前を入力した後 [保存] をクリックすれば完了です。

harvest_new_feature/rename-op.png

その他の方法1:一覧画面から

SIM 等の一覧表示の画面から「名前」にカーソルを近づけると、えんぴつアイコンが表示されます。クリックするとテキストボックスが表示されますので入力します。保存ボタンがありませんが、エンターキーで保存することができます。
( LoRa デバイス、 Sigfox デバイスは、この方法での名前変更機能をサポートしています)

その他の方法2: API (CLI) から

SORACOM ではリソースに「タグ」を付けることができます。これにより、例えば契約情報やお客様に紐づいた情報を保管し、管理を便利に行うことができるのですが、実は「名前」は name というタグで管理されています。(タグの機能の一部なんですね)

そのため name を更新することで API から名前を更新することができます。
例えば CLI ツールでは、下記のように実行します。

1
$ soracom subscribers put-tags --imsi $RESOURCE_ID  --body '[{"tagName":"name","tagValue":"New SIM Name"}]'

※ CLI ツールの利用方法は soracom-cli をご覧ください

そして、今回はなんとあと2つ、機能追加があります!

「グラフに描画しない項目」の設定が追加されました

SORACOM Harvest は数値である項目を自動的に描画しますが、項目が多くなりすぎることがありました。 この新機能は、timestamp や緯度経度のデータなどのグラフに描画しなくていい項目をあらかじめ取り除くことができます。

利用するには、グラフ下部の「高度な設定」タブにある「グラフに描画しない項目」に無視したい項目のキーを指定して「適用」ボタンを押してください。カンマ区切りで複数指定できます。

harvest_new_feature/ignore-key.png

この設定はブラウザに保存され、どのリソースを表示するときにも反映されます。もちろん、複数リソースを描画しているときも有効です。

グラフ上でクリックしたデータを確認できる「プレビュー」タブが追加されました

新たに「プレビュー」タブが追加されました。 グラフ上に表示されている要素をクリックすることで、そのデータの詳細が表示されます。 この機能によってグラフに描画されていない項目もあわせて確認いただけるようになりました。

harvest_new_feature/preview.png

おわりに

昨今 SORACOM では「セルラー通信だろうが LoRaWAN や Sigfox といった LPWA 通信だろうが、無線通信の種類に依存することなく使うことができるよ」という Wireless Agnostic という考え方の下で開発をしており、今回はまさにリソースを超えたデータ表示を「簡単に」実現するという Wireless Agnostic そのものの新機能です。

これからも新機能・新サービスでみなさんの IoT システム開発のお手伝いができればと思います。

ソラコム “MAX” 松下

SORACOMを利用したハンズオンをご紹介!

みなさんこんにちは。少しずつ暖かくなり、春らしくなってきましたね😊

今年に入ってから SORACOM を使ったハンズオンのコンテンツが増えてきたのでみなさまに一気におしらせします。

MESH × SORACOM × Raspberry Piを使ったハンズオン

まず最初に、SONY さんが出している MESH とSORACOMを使ったハンズオンコンテンツです。 既にご存知の方も多いと思いますが、MESHはボタンや人感センサー、照度センサーなど7つのセンサーブロックを繋げ、誰でも簡単にIoTを実現できる仕組みです。 SORACOM と Raspberry Piと繋げることにより、どこでもMESHの仕組みを動かすことを可能になり、MESHのタグから得たデータをSORACOM Harvestを利用して可視化や、SORACOM Beam や SORACOM Funnelを利用する事で、お客様の送りたい先にデータを送る事を可能にします。

今回のハンズオンでは、Harvestで可視化をするまでを体験いただきました。

handson

MESHやSORACOMを実際に体験する事が初めてだった参加者も多く、みなさんいろんなセンサーを組み合わせながらアイディアを形にしていました。

MESH、Raspberry Pi、SORACOMを使う事で、とても気軽にIoTを始めることが可能になり、更には屋外やiPadを常時置いておく事が出来ない場所でも利用できます。また、SORACOM サービスに連携する事で、取得したデータをクラウドへ転送し活用いただけるようになりました。

MESHとSORACOMを使ったハンズオンコンテンツは公開してますので、もし興味をお持ちの方は是非お試しください。 MESHは、スイッチサイエンスAmazonでも取り扱っているようです。

マイクロソフト × Seeed × SORACOM ハンズオン

1月25日に、SORACOM Beam が Azure IoT Hubに対応の発表をさせていただきましたが、先日実際にこの発表を試していただくハンズオンを開催しました。 handson

4月6日に、上記の内容にてハンズオンを開催します。機材は全てこちらで用意します。 このハンズオンでは、実際に Wio LTEデバイスとGroveのセンサーから得られるデータを SORACOM を経由してAzureにデータを送り、IoTに役立つクラウド側の様々な機能を体験いただきます。 4月6日(金)IoT ハンズオントレーニング 〜初めの一歩 モノの接続からデータ分析まで〜

デバイス側、ネットワーク側、クラウド側のコンテンツが盛りだくさんな内容となっていますので、IoTの仕組みをもっと知りたいとお考えの方はぜひご参加ください^^

今年に入ってからQiitaにもいろいろと使ってみたネタが満載です。特に12月にキットの販売を開始したGrove IoT スターターキット for SORACOMを活用して電子工作試して見てる方が多いようです。 こちらのキットはSORACOMのコンソール画面からご購入いただけます。

IoTをやる上でみなさんの課題に上がるであろう電力問題について、こちらのkuronyankotanのQiitaの記事では、マグネットケーブルを使ってみたりモバイルバッテリーの過充電防止機能を使ってみたりと色々と試していただいてます。

そして、IoTに関わる技術者の皆さん必見のイベントを4月26日(木)に開催します!SORACOM の各サービス、機能を全網羅し、さらにはディープに学び活用に活かしていただきます。 実際の機能の使い方を、デモを交えて解説するので、聞いたその時から使ってみようと思ってもらえるはず!ぜひIoTの世界を切り開く技術者の皆さんの参加をお待ちしてます! technology-camp お申し込みはこちらから >> 4月26日(木)SORACOM Technology Conference 2018

ソラコム nao

プライベート接続サービス「SORACOM Canal」でAWSリージョン間ピアリングのサポートを開始しました!

SORACOM Canalに新機能が追加されました! これまで大変多くのお客様からご要望をいただいていた機能です。 SORACOM Canal が AWS リージョン間のピアリングをサポートしました。

SORACOM Canal は、Amazon Web Services(AWS)上に構築したお客様の仮想プライベートクラウド環境と SORACOM プラットフォームを直接接続するプライベート接続サービスです。

これまでのピアリング接続の対象は、以下のとおりでした。

日本向け Air SIM をご利用の場合 → ピアリング接続対象の VPC は AWS アジアパシフィック(東京)リージョン上の VPC

グローバル向け Air SIM の場合 → ピアリング接続対象の VPC は AWS EU(フランクフルト)リージョン上の VPC

このたびの AWS リージョン間ピアリングのサポートにより、お客様はリージョン間ピアリングをサポートしているすべての AWS リージョンでプライベート接続サービスをご利用いただくことができます。 なお、現在、AWS はほとんどのリージョンでリージョン間ピアリングをサポートしていますので、同様にほとんどのリージョンで Canal のピアリングが利用できます。

Inter-region VPC peering connections are supported in all public regions except Asia Pacific (Osaka-Local) and Asia Pacific (Seoul).

VPC Peering Basicsより

例えば、東京リージョンにサーバーをお持ちのお客様は、世界中で使用できるグローバル向け Air SIM を利用して、グローバルに配置したデバイスから東京リージョンの VPC と閉域接続することができます。

また、日本向け Air SIMをお使いのお客様も、例えば US リージョンの VPC のサーバーに閉域網接続をすることが可能になります。

使用方法は簡単です。これまでの ピアリング接続の設定時に対象のリージョンを指定します。

ピアリング接続

このように 一つの VPG から複数の別のリージョンの VPC にピアリング接続することも可能です!

ピアリング接続

SORACOM Canal は、IoTのシステムのセキュリティの課題を解決します。 ソラコムのパケット交換機能が AWS にあるという特徴から、お客様のサーバーが AWS にある場合、インターネットを介すことなく通信し、機密性の高いデータでもセキュアにデバイスからサーバーにアップロードすることができます。 専用線や VPN を設定することもなく、モバイル通信網を利用して安価に閉域網を実現することができます。

ぜひご活用いただき、みなさまのIoTシステム開発のスピードアップにお役立てください!

ソラコム 江木